Scala (Scala Archive・スカラ)

Tuning関係はこちらも参考のこと「Scala, SCL, KBM, TUN, MTS

世界の調律ファイル形式のデファクトスタンダードを築いた調律ソフトウェア。

Scala: The musical instrument intonation analysis and microtuning format file creation application by Manuel Op de Coul, https://www.midi.org/articles/microtuning-and-alternative-intonation-systems

Stichting Huygens-Fokkerによって運営されている。開発者はManuel Op de Coul。

微分音のリアルタイムチューニングや、音響生成を可能とする。

http://www.huygens-fokker.org/scala/

この調律ソフトウェアとは別に、ソフトウェア用の大量の調律データが保管されている。

これをScala Archiveと呼ぶ。

.sclと.kbmという形式で調律をチューニングするのだが、.sclは幅広いソフトウェアで使われ始めているファイル形式のため

様々な音楽ソフトで多くの調律を扱うことができる。

本来はkbmファイルが必要であるが、kbm詳細説明ページで述べているようにReference FrequencyとReference Keyなりの音を調整する技術が統一されていないという問題があり、kbmファイルを使わずsclファイルのみを使用することが一般的。

下記ホームページの、Archive Dwonloadから入手可能。

http://www.huygens-fokker.org/scala/downloads.html

別ページでより詳細な使用方法を解説している。

同名のプログラム言語があるため、検索をしてもそちらばかり出てしまう。

リチューニングの実演デモ動画は下記でも公開されている。

Retune for Live Scala File Tutorial:https://www.youtube.com/watch?v=I2PXnoDX1ns