日本語では純正調や純正律と呼ばれる。
あらゆる音程をPure・Just Intervalで構成しようとする試みであるが、固定されたピアノのような調律では、現状演奏ができていない。
一方で、Adaptive Tuningの楽器やソフトならば、比較的容易である。
一般的なJIの音程値の一例は次のようになる。音楽家や理論家によって異なる。通常以下の音程を指す場合、その直前に英語ならPure、日本語なら純正を付ける。
なお、有名な音程がいくつかある。上記と重複するものもある。
周波数比7/4は、5-limitではなく7-limitの音楽になった際、頻繁に取り上げられる値である。
純正の響きを聴くのならば、下記の動画がよいだろう。
Michael Harrison – Just Constellations, https://www.youtube.com/watch?v=pvYiHLHoe2g&feature=youtu.be
動画の説明にはハーモニック・シリーズについて記載されているが、ハーモニック・シリーズについては別ページ参照のこと。
純正調の移調に関する資料があったので、参考として下記にリンクを張っておく。
Transposition of Notations in Just Intonation：https://arxiv.org/ftp/arxiv/papers/1508/1508.07739.pdf
周波数比に興味があるならば、一覧があるので参考にしていただきたい。
http://www.kylegann.com/Octave.html
なお、ジェイコブ・コリアー(JACOB COLLIER)というアーティストが、自身の音楽理論の中でJIを使っているという旨を述べている。
Music Theory Interview: Jacob Collier (Part 2)
https://www.youtube.com/watch?v=b78NoobJNEo&t=335s
解説動画
Barnaby Martin, How Jacob Collier Uses Microtonality, Pitch and Temperament, https://www.youtube.com/watch?v=NHC2XNGerW4
Jacobは他にも27音のJust IntonationコードのTシャツも所持している。
Jacob Collier's 27-NOTE MEGA CHORD but it's MICROTONAL!?, https://www.youtube.com/watch?v=7_AGYcKRSx4
演奏, Michael Harrison “Revelation” Live in Rome (complete performance), https://www.youtube.com/watch?v=C_BXZefZp14&feature=youtu.be&fbclid=IwAR0kJcTaXllbwYUdhQfdmiJbDVpO4r5I-WYZciVEN8DHIHPCgf97TdqgdVo