女子作文新法

女子作文新法

今回の教材は明治十三年出版の手紙文の書方の書を取上げた。 古文書と言えるかどうか疑問だが、内容は江戸時代の手紙文の手法を示している。 特筆すべき事はこの書の序文が非常に読み難く(崩し、内容共に)、生活の手引書であるはずだが、誰を対象に書いたのか良く分らない文章である。 解読の正解はないが、古文書を解読すると言うより、クイズを解くという方が近いという感じさえする。 こんな文もあるというひとつの参考にはなると思われる。

但し実際の手紙例文の解読は難しくない。