落穂集巻之七
落穂集巻七
落穂集は享保十ニ年(1727年)に大道寺友山によって著された徳川家康及び江戸初期の事柄の聞書きである。
落穂集十六巻は徳川家康出生から大坂夏の陣(豊臣家の滅亡)迄の事柄、同追加十巻は江戸幕府初期三代の間の幕臣や制度、社会についての挿話を収めている。 ここでは追加十巻の中の第七巻を読む。 第七巻は次の三つの話題が問答形式で書かれている。
・乗輿御制禁の事
・島原切支丹御成敗の事
・慶長五年以後天下御統一の事
尚落葉集追加十巻について全巻の翻刻、脚注、現代語訳が当会会員HP大船庵に掲載されている。 こちら