養生訓 貝原益軒
養生訓は貝原益軒の著で発表は1713年、益軒は八十五歳で死去しているので、その一年前である。 老境に入ってからの著作のためか、かなり繰りかえしが多い。 第八巻は養老という事であるが、養老のみならず育幼も少し及び鍼灸の事が多く述べられている。 板本にもなり江戸時代の医学書として有名。