古文書を楽しむ会の皆さま
2020年4月20日 自主運営委員会 高橋駿雄
五月中旬からの開講と予定しておりましたが、その後コロナの感染拡大は収まらず、対応も長引く見通しから県の施設は八月末迄全て閉鎖となりました。 他の施設での早期開講も現状では見込めない状況であり、当会も休講とせざるを得ません。 今のところ九月ないし十月からは従来通り開講できる予定ですが確実とは言えません。 その間無為に過ごすのも如何なものかと思い、従来の教室講座の流れを踏襲した通信講座を計画しております。
具体的には
1. 短い1-2ページの教材を一週間前にメールで教材の背景などと共に添付(写真)で配布します。
(教材は 天保雑記、嘉永雑記、安政雑記、視聴草など、何れも公文書館のデジタルアーカイブからピックアップします)
https://www.digital.archives.go.jp/DAS/meta/default
2. 次の週には解読、解説、現代文解釈を小生よりメール添付で配布。
3. 御質問・ご意見は2のメール対して「全員に返信」メールでお願いします。 基本的には小生が回答しますが、回答できないケースは他の分かる方(先生を含めて)にお手伝いをお願いします。 尚個別の質問は小生宛てにして戴いて結構です。
4. 古文書を新しく始めた人のための補講を各回テーマを決めて解説します。各回のタイトルの後に補講としてあります。
第一回の講座に先んじて通信テストを兼ねたアマビエの解読文 4月27日
第一回 4月30日 文政宝島事件 補講 変体仮名、漢文スタイル、暦
第二回 5月7日 蝦夷地異国人上陸 補講 候文について
第三回 5月14日 文化九年関東地震 補講 時間、方位について
第四回 5月21日 文化六江戸の大雪・安政四風邪流行 補講 貨幣について
第六回 6月4日 崎陽大荒之沙汰 補講 異体字と音通
古文書を楽しむ会各位
通信講座第六回の解読、解説及び第七回の資料添付します。
昨日お知らせしたように教室会場が6月から開く事になりましたので、6月11日(木)より教室講座を再開します。
随って本通信講座は第七回を以て終了致します。
七回は教室講座で引き続き解読する落穂集と同じ作者(大道寺友山)による家康に関する咄です。
解読、解説は古文書楽しむ会のHPに今週末迄に掲載します。
一ヶ月余の通信講座にお付き合いありがとうございました。 多少でもお役に立ちましたら幸甚です。
高橋