満男と泉の秋葉原
2023年10月
第43作 「男はつらいよ 寅次郎の休日」
1990年12月22日公開
今回は短いシーンですが、秋葉原でのロケ地をご紹介します。
母親との復縁を懇願するために、泉の父親の職場へと向かう満男と泉。
父親の働いている場所は秋葉原のヤマギワリビナ本館4階でした。(高羽さんの台本より)
「ヤマギワリビナ」ビルは、東京都千代田区外神田1丁目5-10に
かつて存在した商業施設ビル。
できれば行ってみたかったのですが、残念ながらそのビルは
現在はもう取り壊されて存在しません・・・。
それでは、ここから映画のシーンと現在を比較してのご紹介となります。
ごゆっくりとお楽しみください。
秋葉原の導入シーン。
「タイガー無線」さんの入るビルは
現在も変わっておりません。
ここは秋葉原駅そばの総武線高架下。
電気街を歩く二人。
二人は矢印方向に歩いていました。
向こう側にサトームセンさんの看板が見えますね。
撮影時は電気店「ロケット」さん。現在は「富士そば」さん。
ここは先ほど満男と泉が歩いていた場所と同じ歩道です。
後ろに見えているのは「ヒロセムセン本店」さんの看板。
この看板が目印となり特定できました。
少し悩んでいるような素振りの泉。
もしかして、父親の働く店の場所を忘れたのでしょうか。
二人はこの道を入って行きました。
二人が歩いたルート。
そして撮影は↓黄色内で行われていました。狭い範囲です。
秋葉原に行った際には、ほんの少しだけ満男と泉の秋葉原を思い出してやってください。
おしまい。