26作「かもめ歌」の舞台2

2018/7/5

「26作「かもめ歌」の舞台?A」  男はつらいよ

第26作

男はつらいよ

寅次郎かもめ歌

1980年12月公開


マドンナは伊藤蘭演じる「水島すみれ」


この作品のロケ地のひとつが

綾瀬駅近くの「五兵衛橋」


このロケ地には2010年9月に訪れていたが

なぜか当ブログへのアップを忘れていた。

それに気が付いたのは10円もんじゃさんから頂いた

コメントからだった。


当時の写真が行方不明だったため

もうご紹介できないと諦めていたが

今回偶然発見できたので

約8年の年月を超えてのご紹介となる。



このロケ地に行くまでのプロローグがこちら!

26作「かもめ歌」の舞台

↑クリックでジャンプ!



今でこそここは色んな方が訪れ

定番のロケ地となっているが

2010年当時はまだ不明ロケ地だったため

映画のシーンから橋の名前を何とか読み取り

この場所に到達することができた

思い出のロケ地でもある。

寅仲間と発見を喜び合ったことを

とても懐かしく思う。


このシーンで橋の名前を読み取った。

今はHD画質なので文字が簡単に読み取れるが

当時はDVDでのSD画質だったため読み取りは非常に困難だった。



当時も色々と検証はしたが今回改めてまとめてみた。

五兵衛橋からみる綾瀬川は右側にある

首都高速6号三郷線以外は撮影当時とほぼ同じ景色である。


五兵衛橋が当時より高い位置に架け替えられたので

映画とは高低差がある。


左側に見える校舎は東京都立江北高等学校。

まだまだロケ地慣れしていない頃に撮影した写真なので

いわゆる「高羽アングル」からはどれもズレている。


川下を眺めるとまだ建設途中のスカイツリーが見えていた。

1979年の航空写真である。

緑の印がさくらがいた位置。

すみれと一緒に五兵衛橋を渡るシーンだが

反対側にある建物は現在もしっかりとある。

現在はさくらが電話していたお店は無くなっている。



すみれの後ろに映る白っぽい色の建物も健在。

村田雄浩(むらた たけひろ)さん演じる

菊地貞夫がいた場所が黄色印

後ろに見える赤い屋根の建物が赤い印

すみれが歩いてきた位置が水色印

今もブロックの色が違っているので

当時の橋を何となく想像できる。


当時は今のようにキャプチャー画像を

持っていくことは無かったので

記憶の中で狙った高羽アングル。

丸で囲った建物が当時と同じ。



恐らくこの位置の奥に立っていたと思われる。

東京都足立区綾瀬4丁目-13付近



この時には南葛飾高校にも行っていた。

これもまだまだ高羽アングルになっていない。



前回の投稿が2010年6月

しかもワールドカップの時期。

そして今回の続編投稿が2018年6月で

同じくワールドカップの時期。


この偶然…

不思議なものである。




おしまい。