静岡県ロケ地
でのラスト約1分20秒のシーン。
ウィーンから帰ってきた寅はまた旅に出る。
ラストのシーンは
カメラ位置を特定するために
目印になるものに印をつけてみる。
・画面中央に緑点線
・目立つ屋根をそれぞれ色分け。
当時の航空写真で確認。
それぞれの色分けした屋根が見つかる。
カメラのセンターを緑点線で表すと
予想されるカメラ位置はこの辺り。
そこを目指し今回撮影した写真がこちらである。
映画と比較してみる。
<映画>
<現在>
ほぼ高羽アングルではあるが微妙に違う。
詳細を検証
<映画>
<現在>
緑点線の家の位置がずれている。
本当はもう少し左から撮影したかったが
道路がブッシュで覆われていて
先に進めなかったため断念。
現地を荒らしたりしない、を撮影する時に注意しているので
無理はしない。
今回の微妙なズレは現場でも気が付いていたが
そういった理由により少しだけずれて撮影している事は
ご容赦頂きたい。
<全体>
このシーンも富士山が見えなければ
魅力半減の場所であったが
映画と同じように見事に富士山がしっかりと撮影できたことは
本当に満足のいく結果となった。
続いて静岡県沼津市内浦三津にある氣多神社にて
バイをしている寅とポンシュウ。
寅とポンシュウのバイ
<映画>
<現在>
<全体>
当時あった木は切られてスッキリし
後ろの建物がよく見えるようになっていた。
<映画>
<現在>
<全体>
神社の鳥居付近でのカット
<映画>
<現在>
<全体>
<映画>
<現在>
<全体>
少し角度が足りなかった。。。
そしてラスト「終」の文字の出るシーン
場所は少し離れたココ
<現在>
<全体>
見えているお椀をひっくり返いしたような島は
先ほど見えていた「淡島」。非常に特徴的な島である。
反対側には「あわしまマリンパーク」があり
観光スポットにもなっている。
この場所はとてもロケーション良く富士山をバックにした
撮影ポイントとして多くの方に人気のようである。