第17作での疑問を・・・

2008/11/1

「第17作での疑問を・・・」  旧ブログより

第17作『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』


1976(昭和51)年7月24日公開された

言わずと知れたシリーズ屈指の名作。


その中で以前より疑問に思っていたことがあるのだ。


本当に些細な事である。


この作品のエンディングで寅次郎が

宇野重吉演じる池ノ内青観への御礼のために

東京方面を向いて拝むシーンがある。


ところが寅次郎はどっちが東京なのか方角がわからない。


そこで芸者・ぼたん(太地喜和子)に

東京方面はどっちかと聞く。


画面向かって左をぼたんは指差す。


寅次郎、左の方角に向かって手を合わせるのだが・・・


引きの画↓

その後、近くにいた(小道具の露木幸次さん演じる)

ヒガシマル醤油の従業員に東京方面はどっちかと聞くと

反対方面を指差される。


それを見て寅次郎は反対を向き直すが

いやまてよ、あっちだ、こっちだとなって

どっちが東京なのかわからなくなる。


そして東京方面が本当はどっちなのか

結局わからないまま終わりになってしまう。


で、東京はどっちなの?  


・・・気になる。


というわけで調べてみた。



Googleマップでの写真である。↓

エンディングの引きの画と見比べてもらいたい。

ピンクの円で囲んだ「B」地点がエンディングで見える

ヒガシマル醤油の第二工場である。(煙突が目印)



エンディングではその他に揖保川が見え、

その先には龍野新大橋(多分)が見える。


そしてカメラ目線が緑の矢印。


赤い点の「A」地点が寅次郎がいた場所と推測される。


そしてピンクの矢印が東京方面である。


つまり・・・・


映画のシーンでは北が画面下で

Googleマップでは北は画面上・・・



と言う事は・・・・



最初にぼたんが言った方向が東京!!!



と言う事になるのではないだろうか????




この推理、正しいのか間違えているのか少々不安だが。。。。

一応自己解決できたような気がする。チャンチャン。(^^;)