疑問の解明①

2020/11/15

「第3作 疑問の解明①」  男はつらいよ

第3作

男はつらいよ フーテンの寅

1970年1月15日公開


この作品はまだまだ未解決のロケ地が

いくつか残る作品なのだが、

その中でもこれまで謎となっていた部分が

今回吉川孝昭さんのご友人からの情報で

一気に解明されたのでご紹介したいと思う。


尚、今回の解明は本編をストーリーに沿って

そのまま楽しんで鑑賞したい、という方には

少し意に反する内容になるかもしれないので、

お読みになられる場合は

自己責任でお願い

したいと思う。










ご承知頂いた方のみ、下部へお進みください。








それではどうぞ。











10月某日



三重県菰野町(こものちょう)「湯の山温泉」に新しく

『寅さんの映画撮影シーンを展示した記念館』が

オープンしたことはネットニュースで知っていた。 

出典:三重県観光連盟公式サイト

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ここは第3作のロケ地でもあるので

いつかは行ってみたいと思っていた場所なのだが

その「寅さん記念館」に行かれた吉川孝昭さんの

ご友人がとても貴重な写真を発見されたのである!



それがこちら。 

出典:Livedoorニュース「三重テレビNEWS」


注目は右の写真。

「菰野町広幡神社で夜店を出す」


これは⁉



賢明なる寅ファンの皆様であれば

この右側の写真が第3作のどのシーンであるかは

すぐにお分かりになられるであろう。


そうこのシーンは映画の最後、

年越しの番組(おそらく「ゆく年くる年」)で

寅がインタビューを受けるシーンである。 


劇中では鹿児島県霧島神社となっているのだが

撮影場所は実は三重県廣幡(ひろはた)神社だったのである。



まー、違う場所をあたかもその場所のようにするのは

映画の撮影手法としては至極当たり前なので

そのこと自体は特に驚くことではないのだが…





私達一部の寅仲間の間では以前より謎の部分であった。


それは寅仲間の吉川孝昭さんの言葉からである。


「最初のスタッフロールで、アナウンサー

中部日本放送の山内光男さん、と出るが

そんな方がわざわざ撮影で鹿児島まで行くだろうか」と。 

(写真内左 赤枠)



確かにその通りと思った。

このシーンの撮影のために中部日本放送の方が

わざわざ鹿児島まで行くだろうか… 

疑問には思ったが、如何せんこの場所が分からない。

調べるにしても画面からの手掛かりが少ない。

さすがにこのシーンだけでは何もわからない。


これは永遠にわからないだろう、とそう思っていた。



それが今回の発見で一気に解明されたのである!

長年の疑問がようやく解明されたのだ!




その経緯と真実は吉川孝昭さんのサイトで是非!

ご覧頂きたい!

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