Point 21. 時制の一致の適用範囲を知る。●時制の一致のルールをまず学ぶ。●実際にはこのルールが必ずしも守られていないことを正しく理解する。●話者[筆者]が特に現在もそうであることを強調したいときに現在形を使う。●時制の一致も文脈次第であることを知る。
"no": 291, "point_no": 21, "japanese": "彼女は弁護士と結婚していたと言った。", "english": "She said that she had been married to a lawyer.", "note": "She says that she was married to a lawyer. という文は,彼女は今は結婚していないと言っていることになる。\nこの says を said と過去形にした場合,was をそのままにしておくと,その時点で,彼女は弁護士と結婚しているということになり,正しい訳ではなくなる。時制の一致が絶対に必要な場合の例である(→p.510)。" }, { "no": 292, "point_no": 21, "japanese": "彼は今度は絶対に遅れないと言った。", "english": "He said that he would definitely not be late next time.", "note": "過去のある時から見た未来のことであるから,助動詞の will も would と過去形にすればよい。\nまた,ここでは「今度」を next time と,慣用的に the をつけずに表現しているのだが,the next time と定冠詞をつけてもよい。「絶対に」を表す副詞としては,definitely 以外に absolutely を使っても自然な表現になる。" }, { "no": 293, "point_no": 21, "japanese": "私は警察に自分は英国人だと言った。", "english": "I told the police I was British.", "note": "よく『時制の一致の例外』などといって覚えているが,仮定法は変化せず,歴史上の事実は常に過去形という以外にはあまり意味がない。要は,話し手が自分の伝えようとしていることの一部が,不変の真理であるとか,今でもそうであるということを強調したいときに,現在形のままにしておいて目立たせるというだけの話なのである。だから,話し手に特にそういう意図がなければ,国籍なども過去に一致させるのがふつうである(→p.513)。"