マルツェン: マーク、調子はどう?
ウェインハー ト: いいよ、全国大会の決勝戦まで来られたっていう意味でね。
マルツェン: そうだね、調子よさそうだなあと思っていたよ。それでは、項目1で秘密事項取り扱い許可を正式に認可するんだね。
ウェインハート: そうだ。
マルツェン: 委員全員にかい?
ウェインハート: そうだけど、秘密事項取り扱い許可をすべてのものに対して合法化するということじゃない。たとえば、アメリカの情報をソビエトの委員には許可しない。
マルツェン: ちょっと待てよ。だけど、すくなくともPALシ ステムと被攻撃性に対する技術を示すのだろう?
ウェインハー ト: そうとも。このプランを援助する者には秘密事項取り扱い許可が認められる。
マルツェン: なるほど。だから、ソビエトと中国は、す くなくとも秘密事項取り扱いについて入手権を持つことになるのだろう。
ウェインハート: その逆も真だよ。
マルツェン: 分かった。えっ、その逆も真なの? まあいいや。でも、ソビエ トが協力するにはこのプランを受け入れることが条件だね。
ウェインハー ト: そのとおりだ。プランで述べた国ぐにが協力しないのであれば、アメリカは単独で継続 していく。
マルツェン: 分かった。では、もしソビエ トがわれわれの国のC3などは十分ではないから、アメリカのを使わせてくれといったらどうなるんだい?
ウェインハー ト: アメリカはソビエトに対して、ほかの国に与えていると同様の技術的援助や物理的安全保障措置は与えないけれど、ソビエ トには情報の入手権があるのだから、それを使って自分の国のC3を 改善することができ……。
マルツェン: それで結構。それでは核拡散安全保障措置やその他もろもろを、マルクス主義諸国を含め、核兵器を開発する第三世界の国ぐににも与えるつもりなの?
ウェインハー ト: 核拡散安全委員会に核兵器能力を実証した国なら、どこの国にも。
マルツェン: ということは、核兵器 を開発 しな くてもいいわけだね。ただ開発する能力があれば?
ウェインハー ト: 核兵器 を使用する能力であって、核爆弾 を製造する能力 じゃな
マルツェン: よし、分かった。では、 C3が被攻撃性 を減少 させることに関 して、どのような特殊な装置を使 うつもり?
ウェインハー ト: C3が 被攻撃性 を減少させる、つ まり核防補強のことをいってるσ)。
マルツェン: そうだ。
ウェインハー ト: プランで提示 したものと同様の装置だよ。分散配備 とか隠蔽 とか。
マルツェン: いまアメリカで採用 しているようなもの?
ウェインハー ト: アメリカで現在採用 しているの と同種類のものもそ うだ し、電磁気 (妨 害)に 対抗で きるようなものとか・・…・。
マルツェン: いいよ。どの安全保障措置を使うかを決めるのはだれなの? 項目の2の Aで、すくなくともPALシ ステムが含まれると明言したよね。
ウェインハート: そのとおり。
マルツェン: なにを使うか、だれが選定する の?
ウェインハー ト: 発展途上国、つまり援助被 供与国はなにも受け入れなくていいんだ。こ ういった国ぐにには最終的な選択権が認めら れているから、だから……。
マルツェン: いいかえれば、なにが使えるの かを自分たちで決めるようになる、というこ と?
ウェインハー ト: そのとおり。これも委員会 によって認められている。
マルツェン: なるほど。さて、第二世界諸国 に関してだけど、第三世界の国は通常なにを 求めているのですか。安価で粗末なものなの か、それとも鉄鋼プラントのように大きくて 華ばなしいものを受け入れる傾向にあるので すか? 歴史的に見てどうですか。
ウェインハー ト: よく分からない。それぞれ の傾向に関する証拠力れヽくつかあるけど。そ れはどのように産業化とかを望んでいるかに よるでしょうね。
マルツェン: なかなかうまいね、しっぽを出 さない。分かった。では、被攻撃性について 話そう。
ウェインハー ト: われわれには、新規核保有 国が将来どのような類の安全保障措置を受け 入れるのか予測できない。だから……。
マルツェン: それでいい。ぼくが確信してい るこは……・。
ウェインハート: いい類推ではないね。
マルツェン: 核兵器の被攻撃性に関してだけ ど、第二世界のうち何ヵ国が ICBM(大陸弾 道弾)を持っている。
ウェインハート: 現在の時点で?
マルツェン: そうだよ。それほど多くはない でしょう。
ウェインハー ト: 中国を第三世界と考えない なら、1国 もない。
マルツェン: じっさいゼロですよね。
ウェインハート: ええ、そうですね。
マルツェン: さて、爆撃機が飛んできて爆弾 を投下するまでに長時間かかるものなんです 力、
ウェインハート: ICBMに 比べたら、かかり ますね。
マルツェン: いいかえると、もし爆撃機が飛 んできたら……・。
ウェインハート: 30分間しか必要としないカ ウンター・フオーネ・ アタックではないです ね、超大国 (の ような)¨ `・・・。
マルツェン: そうすると、第二世界諸国には カウンター・ フォース・アタックを察知し、 対空防御 システムを発射する余裕があるとい うことですね。
ウェインハート: 考えられることです。
マルツェン: なるほど。ところで千プスタイ ンのいう被攻撃性とは、だれに対する被攻撃 性を指しているの?
ウェインハー ト 先制攻撃の被攻撃性? あ あ、きみのいっているのはつまりだれが攻撃 しかけてくるかってこと?
マルツェン: そう。
ウェインハー ト 競合する核保有国ならどの 国で'も 。
マJレジェン: どこでも? いいだろう。プラ ンを書いたカードを貸してくれ どうも。