Think different: the merits of unconscious thought in preference development and decision making

投稿日: Nov 17, 2015 3:13:36 AM

Dijksterhuis, A. (2004).

Think different: the merits of unconscious thought in preference development and decision making.

Journal of personality and social psychology, 87(5), 586.

abstract: 意思決定における非意識と意識の役割について5つの実験を行った。意識的に処理を行う容量が小さいので、意識的思考は複雑的な意思決定を行う際は、適応的でないという仮説を立てた。その反対に、非意識的思考は非常に効果的な役割を果たすと予測した。実験1から3では、参加者は複数の選択肢から1つを選ぶという複雑な意思決定課題を行った。意識的思考条件では、参加者は数分その意思決定について考え、非意識的思考条件では、参加者は数分間のディストラクタを行い、その後判断課題を行った。実験の結果、非意識的条件のほうがより判断の正確さが高かった。さらに実験4と5では、非意識的思考のほうが明確で、より分極化(ポジのものにはポジ情報をネガのものにはネガ情報を覚えておくこと)していて、記憶の表象が統合的であった。