04/07

投稿日: May 26, 2014 1:48:2 PM

Listenersinfluence speakers’ perceived communication effectiveness

Nicolas Fay , Andrew C Page, Crystal Serfaty(2010)

Journal of Experimental Social Psychology, 46,689–692.

ヘッドライン:聞き手がいることで、意思疎通がうまくいったと過大評価してしまう。

【要約】人は誇張した自己効力感をもっている。本研究では、コミュニケーション効力を過大評価する話し手の傾向のメカニズムを検討した。そこで、2つの対立するメカニズムを検証した。それは、個人内と個人間(対人)である。話し手は、聞き手がいる、もしくは聞き手がいない状況で一連のあいまいな文章を読んだ。それから、成功度(どれだけ、相手が曖昧な文章の意図を理解しているかという評価)を推定した。聞き手がいる時、話し手は、意図したメッセージを伝える能力を過大評価したが(聞き手のメッセージの実際の理解度と比較して)、聞き手がいない場合は過大評価が生じなった。本研究の知見は、話し手の知覚されたコミュニケーション効力の対人的説明を支持するものである。