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投稿日: Jun 03, 2014 5:10:29 AM

Language Switching Makes Pronunciation Less Nativelike.

Goldrick, M., Runnqvist, E., and Costa, A.(2014).

Psychological Science, 25, 1031–1036. DOI: 10.1177/0956797613520014

ヘッドライン:母国語の辞書アクセスが活性化するため、マルチリンガルでも母国語のアクセントに近くなる。

【要約】マルチリンガル(多数の言語を話せる人)が母国語以外をしゃべる時にアクセントをつけることはよく知られています。これらの単一言語からの逸脱は、非母語の音声を単に間違って学習したことなのか、発音の過程の難しさによるのだろうか?そのような難しさは発言することの相互作用理論によって予測され、それは、母国語でない言葉(辞書アクセスの間に部分的に活性化する)が音声的過程に影響することを示す理論である。本研究では、多言語で話すことを妨害させるのによく知られている言語スイッチング課題を使用して、この可能性を検討した。本研究はこれらの妨害が個人の発話の明確な発音(この研究ではVOT)に影響することが明らかになった。母国語がスペイン語のネイティブ・スピーカーはがスペイン語と英語で言語産出を予想外に切り替えることを要求された時、言語を切り替えなかったときよりもアクセントがつけられた(特に語源が同じ語の時)。これらの発見は、アクセントが第2外国語の発話で求められるむずかしさだけでなく、話しているの処理の間、部分的に活性化された表現の影響があることを示唆する。