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投稿日: Sep 03, 2015 4:25:50 AM

Loersch, C., Durso, G. R. O., & Petty. R. E. (2012).

Vicissitudes of Desire: A Matching Mechanism for Subliminal Persuasion

Social Psychological and Personality Science, 4(5), 624-631.

ヘッドライン:答えさせる時に考えていることとマッチする方向にサブリミナル説得が生じる

【要約】 サブリミナル説得の近年の研究は、主に人がターゲットに関連する事前の欲求を持っているときに生じるという。プライミング効果における状態推論モデル (Loersch & Payne, 2011) に基づき、本研究は新たにマッチングのメカニズムを提案する。このマッチングメカニズムは、サブリミナルプライムが説得の効果を生じさせる時に、事前の欲求状態を考慮することなしに、答える時の状況と適する方向へ説得の効果が生じると説明する。本研究は2つ研究を行い、参加者が製品の望ましさを判断する間に考慮する質問(状況を想像させる質問か、その製品のみを想像させる質問か)によって、サブリミナルプライムがさまざまな製品の望ましさに及ぼす影響の方向が異なることを示す。その結果、サブリミナル説得はサブリミナルプライムと考慮する際の質問との正確な適合に基づいていることが示された(研究1)。質問の仕方を直接的に変えることで、参加者が答える際の状況を操作した時でも、判断される製品のタイプによって、参加者が考慮する状況が自然に変わる場合(研究2)でもこの結果は明白である。

※うまく和訳ができなかったので、表現を変えたり、書き足したりしています。