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投稿日: Jul 24, 2014 1:23:50 AM

Yaniv, I., & Choshen-Hillel, S. (2012).

When guessing what another person would say is better than giving your own opinion: Using perspective-taking to improve advice-taking.

Journal of Experimental Social Psychology, 48, 1022-1028.

ヘッドライン:他者の視点で回答させることは、自己中心的な判断を回避させるのに有効な手続きである。

【要約】本研究は、他視点取得がどのようにバイアスに打ち勝つために使われるのか、そして助言ベースを改善するのかを検討した。意思決定者は、しばしば、自分の意見と比較して他者の意見を軽視する傾向があり、したがって、他者の賢明さを有効利用することに失敗してします。本研究では、他者の視点を取得した意思決定者が助言的意見の過程での自己中心的なモードを減少し、それによって、意思決定者が正確に改善されるという仮説を検証した。研究1と2では、参加者は2条件に振り分けられ、初期態度とそれからの助言的意見のサンプルを考慮させられた。1つ目の条件(自己視点条件)では、彼らは自身の最も助言ベースの推測させるように尋ねた。2つ目の条件(他視点条件)では、彼らは他者の視点から最も助言ベースの推測させられるように尋ねた。従属変数は、参加者の正確さと判断基準の依存であった。自己視点条件では、参加者は初期態度に固着したままであるが、その一方で、他視点条件では、彼らは自己中心的判断がかなり減少し、より平等に意見を取り入れて利用するようになり、より正確に判断されていた。研究3では、初期態度を削除したが、データパターンは、これらの結果と一貫していた。これら研究から、視点を切り替えることは、意思決定者の助言ベースの判断を一般化する。本研究は、バイアスを修正する手続きとして、他視点取得のメリットを議論し、理論的正しいのか、実用的なのか、効果があるのかを示唆する。