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投稿日: Nov 16, 2015 7:34:34 AM

Mussweiler, T., & Posten, A. C. (2012).

Relatively certain! Comparative thinking reduces uncertainty.

Cognition, 122(2), 236-240. doi:10.1016/j.cognition.2011.10.005

ヘッドライン:比べて考えることが、自分の判断の確信度を増加させる

【要約】 比較は人間の情報処理において、もっとも遍在し、多目的に使用できるメカニズムの一つである。先行研究は比較して考えることが判断の効率を上げることを示している。つまり、比較することで正確さを欠くことなしに素早い判断が可能になる。本研究は比較して考えることが判断の不確実さを減らすという仮説を立てた。この仮説を検証するために、それぞれ異なる判断課題と不確実性の測定の仕方で、3つの実験を行った。結果は一貫して、判断課題の最中に比較して考えるようにするための手続的プライミングを受けた参加者は、判断において確信度が増加した。