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投稿日: Dec 01, 2015 9:54:13 AM

Bjälkebring, P., Västfjäll, D., Svenson, O., & Slovic, P. (2015).

Regulation of Experienced and Anticipated Regret in Daily Decision Making.

Emotion, in press. doi:10.1037/a0039861

ヘッドライン：日常的な決定についても、これから行う決定に対する後悔の方が，すでに決定したことに対する後悔よりも大きい。

【要約】 本研究は108名の参加者に8日間webベースの日誌法を用いて、日常的な決定についてのサンプルをとった。参加者は毎日、これからなされる決定の後悔の予測とその日になされた決定に対する後悔の程度について回答した。参加者は後悔を防ぐor制御する方略を使う程度についても回答した。参加者はその日になされた決定の30%に後悔したと報告し、これからなされる決定の70%に後悔するだろうと報告した。これは、予期的後悔の方が経験した後悔よりも大きいということが、実験的に操作した後悔だけでなく、日常的な決定における後悔でも一般化できることを示す。さらに、決定に対する制御と予防方略は日常的の出来事の後悔やネガティブ感情を最小化するためによく用いられていた。これらの結果は、全体的に後悔の制御と予防が日常生活における決定に重要な方略となることを示唆する。