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投稿日: May 18, 2015 7:8:7 AM

Hirsh, J. B., Kang, S. K. & Bodenhausen, G. V. (2012).

Personalized Persuasion: Tailoring Persuasive Appeals to Recipients’ Personality Traits

Psychological Science, 23, 578-581.

ヘッドライン:自分の性格と合致したメッセージの広告は説得力がある

【要約】 説得的メッセージは,その人の関心や興味に合致した時により効果的である。メッセージのフレーミングの研究の多くは,ターゲットとなる集団の動機づけの方向性に基づいて,ゲインフレームとロスフレームのどちらかの有利なほうに焦点が当てられていた。本研究では,説得的アピールの効果が受け手のパーソナリティのメッセージフレームに合わせることによって増加するかどうかを検討した。本研究は,1つの製品について5つの広告を作成し,それぞれがパーソナリティの5つの主要特性のうちの1つを記述していた。324人の調査回答者サンプルでは,広告は参加者の動機づけの傾向とより一致したものを,より説得力があると評価していた。これらの結果は,パーソナリティ特性に合致した説得的メッセージがメッセージの影響力を増加させる効果的な方法であり,パーソナリティベースのコミュニケーション方略の潜在的価値を強調する。