投稿日: Apr 06, 2015 6:26:52 AM
Cacioppo, J. T., Sandy, C. A., & Walker, B. B. (1978)
The Effects of Operant Heart Rate Conditioning on Cognitive Elaboration and Attitude Change
Psychophysiology, 15, 330-338..
ヘッドライン:説得と心拍の関連を検討
【要約】
生理心理学的調査は,心拍,感情を伴う思考過程,態度の間の関連を評価するために行われた。20名の被験者は,弁別オペラント条件付け手続きを用いて心拍の上げ下げをするために5日間訓練した。5日目,大学生が一致しない立場を主張した時のコミュニケーションは,上げ下げと基準(不変の)が心拍数の試行の間提示された。結果は,心拍条件付けの手続きは,心拍に特定の変化を生じさせ,そして説得的コミュニケーションへの反対や受容に影響していることが明らかになった。すなわち,説得への反論や抵抗は心拍を下げる試行よりも心拍を上げる試行により反応していた。これらの発見は,心臓の活動と認知的精緻化に関するLacey’s の仮説の拡大を一貫して主張し,評価的反応における感情を伴う思考過程の証拠を提供する。
検索用キーワード:説得/認知的資源/生理指標/心拍