Multiple Motives and Persuasive Communication: Creative Elaboration as a Result of Impression Motivation and Accuracy Motivation

投稿日: Nov 09, 2015 8:35:17 AM

Nienhuis, A. E., Manstead, A. S. R., & Spears, R. (2001).

Multiple Motives and Persuasive Communication: Creative Elaboration as a Result of Impression Motivation and Accuracy Motivation

Personality and Social Psychology Bulletin, 27(1), 118-132

本研究は印象志向動機(実験1と2)と正確性志向動機と印象志向動機の複合的な効果(実験3)態度変容と認知的反応をを反映する説得的メッセージのelaborationに及ぼす影響について検討した。印象志向動機が中程度の場合はメッセージの論拠のelaborationが行われるが、印象志向動機が高い場合メッセージの論拠の精査が行われなかった。本研究は、受け手が自身の論拠に頼ることによって、メッセージの創造的処理の活動を反映することを示した。しかしながら、この結果のパターンは、個人が妥当性の態度を持つように動機づけられているとき(正確性志向動機が高いときにのみ)にのみに生じる。すなわち、正確志向動機と印象志向動機の高さの複合的な効果が、与えられた情報を超えるように刺激されていることを示す。これらの結果について考察する。

→正確志向動機が低い時は、印象志向動機が高いときにのみシステマティックで、正確志向動機が高いときには、印象志向が中程度の時にのみシステマティックになるという結果だった。