投稿日: Nov 11, 2015 7:37:17 AM
Chen, S., Shechter, D., & Chaiken, S. (1996).
Getting at the Truth or Getting Along: Accuracy- Versus Impression-Motivated Heuristic and Systematic Processing
Journal of Personality and Social Psychology, 71(2), 262-275.
2つの研究は、ディスカッションするトピックについて好ましいor好ましくない他者と議論することを予期した場合に、正確志向動機vs印象志向動機に動機づけられた時のヒューリスティック処理とシステマティク処理を検討する。よい相互作用を持つことが目標として与えられるのであれば、2つの研究両方ともで、印象志向に動機づけられた参加者は(正確志向に動機づけられた参加者よりも)、一緒に議論する相手の意見と一致した態度に変容すると考えられる。これは、「うまくやっていくために寄り添う」というヒューリスティックを使用したと考えられる。研究2では正確志向目標vs印象志向目標を受けることによって、ヒューリスティックとシステマティック処理の特性を区別する強い証拠を得た。本研究では、印象志向を動機づけられた参加者の「うまくやっていくために寄り添う」という努力しないヒューリスティックを適用した評価は、パートナーと一貫した態度を導くより努力した処理、つまりシステマティック処理に基づいていると考えられる。一方で、問題の正確性で決定するように言われたのであれば、パートナーの意見に揺るがず、正確に判断するように動機づけられた参加者は比較的にシステマティック処理を高める。動機づけられた認知を理解するために、この結果は2過程モデルのアプローチの有用性を強調する。