Post date: Feb 19, 2012 12:59:54 PM
家庭内LANとインターネット利用
通常の家庭で利用するLAN環境の場合を考えよう。
まず、IPアドレスの話から。注意するのは以下のようなポイント。
1) ルータのLAN側には固定IPアドレスが設定してある。
2) ルータに組み込んであるDHCPサーバーによりIPアドレスを各接続機器に振り出す。
3)インターネット側(WAN側)はDHCPクライアントにより、各プロバイダのDHCPサーバーからIPアドレスがセットされる。
実例として、あるメーカーのルータでは次のような設定になっている。
ルータ自身のLAN側IPアドレス:192.168.11.1
サブネットマスク:255.255.255.0
DHCPサーバー:利用する
割り当てIPアドレス 192.168.11.2 から 64台
意味は以下の通り。
● DHCPサーバーを使う設定として、接続してきたDHCPクライアントに対してIPアドレスはじめ必要な情報を自動的にセットする。
必要な情報の中には、サブネットマスク、DNSサーバー、Default Gate Way等 情報が含まれるが、自動的にセットされるのでユーザーは全く意識しなくてよい。
● DHCP機能を利用して接続できる機器は64台まで。
● DHCPクライアントにセットするIPアドレスは192.168.11.2 から192.168.11.65まで順次発行してゆく。
● ルータ自身のIPアドレスは192.168.11.1とし、この番号で各器材と通信する。
(下の図では192.168.1.1にルータが設定してある場合の例)