06 とにかく作るファイルサーバー ～NAS4FREE編 ハードディスクを準備する（未完）

いよいよ、ファイルサーバを構築していくわけですが、外部からファイルを保存するためのハードディスクが必要となります。

もし、実験で試してみるのなら、サーバーに使おうとしているマシンの中に１台HDDが入っているはずなので、それを使うことが出来ます。ただしその場合、もともとあったWindows OSやデータは消えてしまいます。

また、古いパソコンのHDDは小さい場合が多いので、実験程度にしか使えないというのが正しいでしょう。

実用に耐えるファイルサーバを作りたいなら、ある程度の容量（５００GBとか１TB又はそれ以上）の内蔵用HDD、或はUSB外付けHDDなどが必要です。この場合も、中にデータがある場合全部消えてしまいます。さらにフォーマット形式も変わってしまい、Windowsで使えなくなってしまいます。（再使用するためにはWindows用にフォーマットし直す必要があります。）

注意点をまとめると以下のようになります。

• パソコンにすでに入っているHDDを使うことが出来る。この場合、データは全て消えてしまい、windowsで使えない形式でフォーマットされる。
• 再度そのパソコンをWindowsで使いたければ、最初にWindowsをインストールしなくてはならなくなる。
• USB外付けHDD（2.5inch、3.5inch何でも可）、や内蔵用HDDを増設して使うことが出来る。これもフォーマットが変更され中にデータがあればすべて消えるので、結局この用途専用にハードディスクを別途用意するのが一番良い。
• 外付けHDDなども、Windowsで使うためには再フォーマットが必要となる。

今回は私は外付けUSBハードディスクを用意して構築を始めます。