Post date: Aug 14, 2013 5:38:52 PM
知人に頂いた古いパソコンの中にMPG600と書いてあるキャプチャボードが入っていましたので使ってみます。
まずWindowsXP用のドライバを探してみましたが、製造元には、ドライバもソフトも何もありません。
で、Ubuntu 13.04でつかってみます。
さて、このボード、ハードウェアエンコード出来るものらしいのですが、Linuxで動かすための情報がかなり古く、新しい情報がほとんどありません。
古い情報が山ほどあって新しい情報がないのは簡単に動く証拠かも。ということで手順を忘れないように書いておきます。
ボードをインストールしたら、ubuntu13.04をインストール。ドライバが入っているのかどうかチェックします。このボードのドライバはivtvのはずですので端末から
$ dmesg | grep ivtv
出て来た情報を見ると
ivtv:start initialization, version 1.4.3
ivtv0:Version: 1.4.3 Card: Yuan Mpeg600GR Kuroutoshikou cx23416 GYC-STVLP
となっているので、ubuntu13.04ではそのまま使えそう。
NETの情報ではivtv-utilsを使えばよさそうですが、ubuntu13.04ではv4l-utilsに置き換えられている模様。
そこで端末から
$ sudo apt-get install v4l-utils でインストール。ついでにmplayerも入れておく。
$ sudo apt-get install mplayer
これで準備は完了。
まずは、入力ソースを設定。
$ v4l2-ctl -d /dev/video0 -i 1 0:TVチューナー 停波してますのでこれはなし。 1:S-video 2:コンポジット
mplayerで入力ソースを見るには
$ mplayer /dev/video0 -cache 8192 画面が出ました。
録画するには
$ cat /dev/video0 > hogehoge.mpg なんてやると、hogehoge.mpg が出来ました。
すこぶる簡単になっているようです。