Linuxを使ったプリントサーバーの設定1でローカルにUSBプリンタをインストールし、利用できるようにしました。
次に、この回では、LAN内のWindowsマシンからアクセスしやすいように、Lubuntuマシンを固定IPアドレスにセットします。
【 固定IPアドレスの設定】
LubuntuマシンのIPアドレスを固定にしておくと、Windowsからの設定がとても楽になりますので挑戦してみましょう。
【注意事項】
ネットワークの設定を行う際は自分が管理しているネットワークに限って慎重に設定してください。
管理者が別にいる場合は、手を出してはいけません。管理者に依頼しましょう。
この話は、自分でルータを購入して設置したとかこのレベル内で収めてください。
では、いざ設定開始です。
● 固定IPアドレスの決定
ルータの設定を調べてDHCPサーバーに割り当てられていない番号を探します。
Windowsマシンでコマンドプロンプトを開き、ipconfig /all と命令を打ち込みます。
例えば、192.168.41.10とかであったら、100台もネットワーク機器をつないでないのなら、(多分)192.168.41.251とか192.168.41.211とか192.168.41.213とかは大丈夫でしょう。(無茶を言うねぇ。)
いずれにしても、解らなければ情報機器をセットした人なんかに相談する必要があります。
あと、コマンドプロンプトから、ping 192.168.41.251 とかして、TTL=64とか数値が帰ってこなければ、192.168.41.251 は使える可能性はさらに大です。
まぁ生兵法は大怪我の基なので、その辺はしっかり勉強してください。
自分のLANが192.168.41.0で構成されており、192.168.41.200が空いていたとして話を進めます。
● ネットワークの設定
右下隅のネットワークアイコンをクリックし、接続を編集[Edit Connections...] をクリック
有線接続されているネットワーク[Wired connection2] 等があるので、クリックして選択。
編集[Edit]ボタンをクリック。
[IPv4 Settings] → 自動設定[Automatic(DHCP)] となっているリストをクリック。リストから
手動 [Manual] をクリックして選択。
追加[+Add] ボタンをクリックし、先ほど決めたIPアドレスを入力。
NetMaskは必ず、255.255.255.0 Gateway は大抵の場合4つ目の項目を1 にしたもの。
192.168.41.200なら、192.168.41.1 DNSServers は通常 Gateway と同じ
すべて入力が終わったら保存[Save] をクリックする。
以上で、Libintuマシンに固定IPアドレスをセットすることが出来た。