Post date: May 29, 2012 3:36:23 AM
昨日質問のあったCPRM対応Diskの話ですが、あいにくDVDレコーダを持っていない(TVすら持っていない)身の上なので、不勉強で失礼しました。
そこでちょっと調べてみました。
まず私は、PCでDiskを作ることのみ実践しているのですが、もう一つ、DVDレコーダーで作成されたものの話を勉強しなきゃいけないんでしたね。
● DVDレコーダーの話だった
DVDレコーダーで録画されるデータ形式は通常使われるものでは
1.ビデオモード
2.VRモード の2つ
1.は従来のDVD Videoの規格に準拠したもの。PCだとDVDメーカーなどで作るものと同じ。
2.はCPRMなどの著作権保護技術等に対応した新しい規格で、追記や削除・編集が自由にできるように作ってある。
さて、DVDレコーダーでこれらのDiskを作成するとき、著作権保護が必須となっているデジタル放送の録画はCPRMに対応したVRモードでしか作成できない。
DVDモードではデジタル放送の録画を記録することはできない仕組みになっている。だから、すべての録画がDVDモードでDVDディスクを作成できるわけではない。
● ファイナライズ
PCでDVDを作るときにはそもそもWrite at one で作成するのでファイナライズを意識することはない。
DVDレコーダーの場合はビデオモードで作成したものは必ずファイナライズ処理を意識的にする必要がある。でないと、制作に使用した以外の他の機器で読めなくなる。
● 録画内容の再生
1.のビデオモードの場合
どのDVDプレーヤーでも再生できる。
パソコンの場合はDVDドライブがついていて、VLCなんかのソフトがあれば再生できる。
2.のVRモードの場合
昔ながらのDVDプレーヤーやパソコンのDVDドライブでは対応できない。
手持ちのものが運悪く非対応のものだったら再生はできない。(昨日の状態ですね。)ということで、VRモード再生には対応の機器が必要。(機器がCPRM対応となっていればVRモード対応でさらにCPRM対応なのでさらに良いかな。)どうせならCPRM対応の機器を持っておくのが良い。
パソコンの場合はDVDドライブの対応だけじゃなくて、VR(CPRM)対応の再生ソフトも必要(フリーソフトはないらしい)。 power DVD, WinDVD, Roxio CinePlayer 5 など。。。ハード、ソフト共に対応していないといけないので、powerDVDの最新版が入っているのに再生できない場合などはDVDドライブが対応していない場合が考えられる。
● 再生機器を調べる。
で、ちょっとアマゾンで DVDプレーヤー CPRM対応 で検索してみたら、
CPRM対応のDVDプレーヤーは2500円位からある。パソコン用では再生だけなら、Roxio CinePlayer 5ソフト付きで3500円位からある。
書き込み付、Blue-Ray対応、ムービー制作・再生ソフトと一通りついているものでも9000円程度であるので、それを利用するのが得策みたい。
まぁ、DVDプレーヤーが2500円ほどだったら、ごちゃごちゃせずにそれを買えば済むのかなぁと、ソフトより安い中国製品の驚異的な低価格ぶりに改めて感心させられたり。。。
作る方は手元にDVDレコーダがないので自分で調べてね。
簡単に調べたところによると、
VRモードは DVD-RAMかDVD-RWを使って作成する。 DVD-Rを使って記録するレコーダもあるが、記録側、再生側ともに対応している必要がある。
デジタル放送の録画にはCPRM対応のDVDーRメディアを使う。