この回では、今回の目的の要、プリントサーバー「CUPSサーバー」の設定をする。
● FireFoxの言語を日本語にする。
Lubuntuではブラウザfirefoxの既定の言語がen(英語)のままなので、ja(日本語)に変更しておきます。
こうすることで設定画面にアクセス時、日本語表示が出来るようになります。(英語のままで構わなければ飛ばしてください。)
Firefoxを、起動します。 左下隅スタートボタン → Internet → Firefox Web Browser
右上設定用のハンバーガーボタン → Preference
左側Contensボタン → Choose...
Selecta language to add...リスト → 少しスクロールして Japanese [ja]
Add ボタンをクリック
Japanese[ja] が English より上に表示されればOK (一番上にする。なっていなければ、Move Upボタンをクリックして上げる。)
OKをクリック
● CUPSの設定~今回で最も重要なところ
CUPSとはオープンソースの印刷システム。開発元はApple。UNIX系OS全般の標準システムとなっている。 Linuxもすべてこのシステムを使っている。もちろんBSD系のMacOSでも使われている。パソコンに直接つなぐローカルプリンタからの印刷はもとより、ネット上でのプリントサービスを実施するサーバー機能もある。
通常のブラウザの画面に戻ったら、アドレスバーに localhost:631 と入力し、[ENTER]。 (ローカルホスト「:コロン」631)
CUPSの管理画面になったら、画面を少し下にスクロールして、[このシステムに接続・・・] にチェックを入れる。
[所有者以外のユーザー・・・] にもチェックを入れると、誰でも他人のプリントをキャンセルできるようになるので操作がわからない人だけの場合パニックが防げるような気がします。逆に誰の印刷でもキャンセルできるので、間違いがあるかもしれませんが。。。まぁ大丈夫でしょう。
出来たら、[設定の変更] をクリックして、上にスクロールして戻ります。
CPUSの設定画面最上部に戻ったら [プリンターとクラスの追加] をクリック
管理画面になったら、[プリンターの追加] をクリック
先ほど設定したUSB接続のプリンタがローカルプリンターに表示されているので、選択 → [続ける] をクリック。
新しいプリンタの追加画面で、
名前 半角でプリンタの製品名 例では PM-4000PX を記入。(分かれば何でも良い)
場所 全角可 プリンタの設置場所や、lubuntuパソコンの名前でよい。 例 大会議室 など
[このプリンタを共有する] にチェックを入れる。(最重要)
[続ける] をクリック
下にスクロールしてプリンタのモデルを選択する。
Canonなんかの場合はMP600シリーズとかになっている場合もある。
[プリンターの追加] ボタンをクリックする
必要ならここで、プリンタの基本設定(初期値設定)を行う。
[デフォルトオプションの設定] をクリック
最後にFirefoxを閉じて、CUPSの設定は一先ず完了です。
お疲れさまでした。あと一息で、Windowsマシンからプリンタにアクセスできます。