Post date: Jun 8, 2012 4:02:29 PM
あるとき、急にマシンパワーががっくんと落ちました。
マイコンピュータすら満足に開きません。正確に言うと、ウィンドウは開きますが、中のアイコンが待てど暮らせど出てきません。再起動しても同じ。
そこで、タスクマネージャーを起動してパフォーマンスタブで調べてみると、50~80%位にCPU使用率が上がっています。すわウィルスにやられたかと思い、今度はプロセスタグでどのプロセスがCPUに負担をかけているのか調べます。
結果、dllhost.exeが以上に負荷をかけています。
さて、ここまでわかったら、どうするか。そうです、Google先生に聞きまくります。でわかったこと。
1)その昔dllhost.exeを名乗るウィルスがあったこと。でも使用しているwindows7では対策済みで感染しないということ。(真偽はチェックしていない)また、XPなんかでウィルスとして確認されたものはsystem32フォルダ以外の場所にあるということ。system32フォルダに入っているものはwindowsが利用する正規のプログラムであること。
2)本来のdllhost.exeは、WMV形式の動画のサムネイルを作成して表示するプログラムであること。
1)、2)がわかったらあとは簡単です。wmv動画のサムネイル表示用のプログラムが暴走するということは、サムネイルができない破損したwmv動画データがあるということです。
ですから、ドライブ全体を*.wmvで検索して、サムネイルのできないデータをなんとかすればいいはず。
さてさて、やってみると案の定デスクトップにサムネイルのできていないデータが何個かあります。(実験用に変換しようとしたデータでした。)このデータが壊れているために暴走している模様。
またまたGoogle先生に聞いてみると壊れた動画データを修復するソフトもあるようです。が、今回は面倒なのでそのまま削除。これだけで、ウソのように元に戻りました。
ありがたや、ありがたや。
ディスクの中に何個か見つかったので、これも必要なさそうなので削除しておきます。未処理の状態で残しておくと、そのファイルのあるフォルダを開いたときまた暴走するかもしれませんのでね。
今回の問題をまとめると次のようになります。
● パソコン上に壊れたWMV形式のデータがあった。(サムネイルが表示されないものがあった)
●そのデータのあるフォルダを開こうとすると、dllhost.exeが、表示用のサムネイルを作ろうとして暴走する。(ファイルが壊れてたからといってすべて暴走するわけではないでしょうが。。。もしそうならとっくにMicrosoftが対策をしているでしょう。)
●そのためCPU使用率が跳ね上がりパソコンがまともに動かなくなる。
●結果フォルダの内容も、なかなか表示されない。
と、こんな感じ。さらに私のケースではそれが、デスクトップ上にあったので、起動のたびごとに暴走してパソコンが遅くなったと予想されます。
パソコン使ってると、色々な問題が起こって、その都度Google先生が居なかったら解決できないようなことばかり。ありがたいですね。
ついでですが、この間ISDN回線しかない状態で、結構知識のいるサポートをする羽目になりました。
回線が遅くて、最近のホームページのほとんどが満足に見れません。
ネットがほぼない状態で、Off Lineになった自分の非力さを思い知らされました。