Post date: Apr 3, 2014 3:06:39 PM
またしてもXPネタです。今日のお題は2014/04/08のXPサポート終了に合わせて、Bodhiにプリンタ共有をセットし、ネットワーク上のWindowsマシンからプリント出来るようにします。
マシンは、メモリ1GB、Pen4 3GHz?程度のたぶん東芝EQUIUM S6000ベースの MintWave Thinclient にHDDを追加したマシン。(かなり古いです)
◆ Bodhi Linuxをインストールする。
DistroWatchから検索して、Bodhi2.4.0 32bit版isoをダウンロードし、CDに焼いておきます。
通常はこのままCDを入れてCDドライブから起動・インストールします。
■ 今回のマシンの特殊事情
このマシンにはCDドライブがついてないので外付けのUSB DVDをつないで、Bios設定をいじりCD起動できるようにします。
具体的には:
Advanced BIOS Features メニューで Hard Disk Boot priority メニューのHDDの項目の最上部にBootable_Add_in_Cardを持ってくる。
First Boot Device -> Hard Disk
2nd. 3rd Boot Device -> Disabled
Boot Other Device -> Enabled とする。
起動したら、Live CDからHDDにインストールしておきます。
最後にBiosの設定を戻してから起動することを忘れずに。でないとHDDから起動しません。
インストールするときのコツ
【1】日本語フォント
普通にやっちゃうと、インストール時の言語選択で文字化けして日本語が選べません。そこで、先に日本語フォントをインストールしておきます。端末(terminology)から
$ sudo synaptic
synapticが起動したら、IPAで検索して IPAゴシック フォントをインストールします。
これで、インストール時に日本語を選択しても読めるようになります。
【2】XPとデュアルブートにする時エラーが。。。
当環境の問題のみかもしれませんが、2.4.0でインストール時、インストール方法をその他を選び、新しくパーティションを作成または既存のパーティションを変更した場合エラーを起こして進めなくまります。そこで以下の方法で切り抜けました。
インストールを開始する前にgpartedを導入。端末から
$ sudo apt-get install gparted
インストールできたら、起動して未フォーマットのパーティションを作成。一緒にスワップ領域も作成しておきます。
こうして作成した未フォーマットのパーティションをインストーラから設定変更し利用してやればすんなりインストールは進みました。
【3】ちょっぴり日本語化
インストールしたBodhi2.4.0はubuntu12.04LTSをベースにしているので http://www.ubuntulinux.jp/japanese の日本語版のリポジトリを追加して japanese Teamの素晴らしい成果を利用させていただくこともできます。
ubuntuチームの解説ページよりubuntu12.04の部分を参考にしてください。
MainMenuより Settings→All→Language→Language Settings
Language Settingsで日本語に変更します。所々日本語になりましたね(^0^)ちょっとぶちゃいくですが。。。
・日本語IME mozc をインストール・設定
端末より
$ sudo apt-get install ibus-mozc
・日本語入力をibusに変更
メインメニューより 設定→すべて→言語→入力方式の設定
ibusを設定します。
通知領域にIMEのアイコンがでましたので、これをクリック→Preference→input Method
Customize active ....にチェックを入れ、日本語 - Mozcを選択。Preferrenceボタンをクリックしてから、好みの状態にカスタマイズする。
これで、日本語入力が出来るようになりました。
・端末(Terminology) のフォントを変更
このままでは端末で盛大に文字化けするので、フォントを変更しておきます。
端末画面の右寄りで右クリック→setting
フォントをDejaVu Sans Mono フォントサイズを12位にしました。
この程度で十分使えるかと思いますのでこれで完了とします。