Post date: Apr 3, 2014 4:55:05 PM
◆ BodhiにプリンタシステムCUPSをインストールする。
BodhiがHDDにインストールできたらHDDから起動して、いよいよCupsをインストールしますが、Bodhi App Center というめちゃ簡単にソフトをインストールする環境がありますのでこれを使いましょう。
Bodhi Linux App Center (一般的なソフトのインストール)
http://appcenter.bodhilinux.com/index.php
プリントシステムをインストールしたい今回はここ!
Midoriを起動して、次のページを表示します。
http://appcenter.bodhilinux.com/software/showDesc/Printing
あとは、Install Nowをクリックしてユーザーのパスワードを入力。プリントシステムをインストールするか聞いてくるので、install をクリック、もう一度ユーザーのパスワードを入れてあとは自動でCUPSがインストールされます。超簡単ですね!
さあこれで、プリンタをつなぐ準備が完了しました。Epson PM4000PXと Canon MP490を設定します。
◆ プリンタをセットする。
1)Canon MP490プリンタを設定する。
USBポートにプリンタを接続して電源を入れる。
デスクトップをクリックしメインメニューを表示→設定→すべて→システム→printingをクリック。
印刷ウィンドウにアイコンが出ていれば設定は終わっている。
アイコンがなければAddボタンまたは+ボタンをクリック、接続されたMP490を選択して次へ(Forward)
自動選択されたCanonのドライバを使うことにするので次へ(Forward)
同様にMP490が選択されているので次へ(Forward)
プリンタ名をMP490などと短く訂正しておくとよいでしょう。
これで適用(Apply)をクリック後、テストページを印刷してみる。うまくいけば完了となる。
手持ちのPM-4000PXもきちんと認識しました。
windowsからじかに印刷するようにきめ細かい設定はできませんが、一応印刷には困らなくなりました。
◆ プリンタ共有の準備をする。
デスクトップをクリックしメインメニューを表示→設定→すべて→システム→printingをクリック
server→settingsとクリック
Publish shared printers connected to this computer にチェックを入れる。
◆ プリンタを共有する。
プリンタ共有の方法はCupsから設定したりいろいろあるようですが、今回はLAN内のWindowsマシンから印刷することを前提に一番簡単なSambaでの共有方法を試してみました。Sambaでプリンタ共有した場合、Windows側からはとても簡単にプリンタが設定できます。(ただし、双方向の通信は期待しないでね。
Sambaのプリンタ共有の仕組みはシンプルで、Windows側で作成したプリントデータをそのままプリンタに渡すだけです。
つまりLinux側でプリンタを認識してさえいればLinux側にドライバとかなくても印刷できるという結構豪快な仕組みなんです。
ではでは。
1)sambaのインストール
32bit版はBodhi Appcenterから samba で検索をかけると見つかりますのでそのほうが確実。
プリンタの共有はデフォルトで有効になっているので、これでプリンタ共有の準備はできているはず。
Windows8.1からプリンタの追加で追加出来るようになりました。
もしsambaの設定をGUIで行いたい場合は
$ sudo apt-get install system-config-samba
でsambaをインストールします。
Main→Applications→Preferences→Samba で設定用GUIで起動できます。こちらからは、sambaユーザーの登録、共有フォルダの設定等GUIで設定可能です。
◆ 最終チェック
Printing (system-config-printer)のチェック
プリンターが有効、共有になっている。
サーバーの設定でPublish shared printers connected to this computer にチェックを入れている。
Samba (system-config-samba)のチェック
/var/lib/samba/printers のプロパティのAccessタブでユーザーが正しく設定されている。誰でも印刷できるにはAllow sccess everyoneを選択
BasicタブではWritable、Visibleにチェックが入っている。