音声データ変換を有名ソフトで行う。
Post date: Nov 7, 2014 2:36:06 AM
音声データの形式変換には、専用のコンバータやコーデックをインストールして利用するのが一般的です。
しかし、フリーソフトなどでは特許問題等グレーなままで組み込みされているものもあり、気軽に使えません。
そこで、よく皆さんが使っている有名ソフトだけを利用してデータ形式変換をしてみることにします。
(ただし、デジタル著作権管理「DRM」を使う楽曲は除きます。)
■ itunes を使う。
aiff、aac、mp3、wav ⇔ aiff、aac、mp3、wav で相互変換できる。
itunesを便利に使うために以下の設定を変更する。
itunesを起動したらALTキーを押してメニュー出し、表示 → 表示オプション ファイルの左の三角マーク → 種類にチェックを入れる。
これで、データ形式が表示されるようになる。
例えば、WAV形式のデータをMP3に変換する場合
- 下準備
- itunesが起動したらALT キーを押してメニューを表示する。 編集 → 設定 とクリックして進み
- インポート設定ボタンをクリック → インポート方法 のドロップダウンリストから、MP3エンコーダを選択 → OK。 ダイアログボックスもOKで閉じる。
- itunes でライブラリ・曲 画面を開き、そこに変換したいデータをドラッグ&ドロップする。
- ドロップした曲を右クリックして、MP3バージョンを作成 をクリックし新しくコンバートされたデータを得る。
- 作成できたデータは、ドラッグしてデスクトップにでもコピーしておこう。
- ドラッグ&ドロップして追加した行の削除
- 右クリックして、削除する。この時、itunesが管理していないデータならばデータそのものは削除されない。itunes管理下のデータならばデータそのものも削除するかどうか聞いてくるので必要なら残しておこう。同様に、変換後のデータもリストから削除する。(変換後のデータはitunes media のフォルダに保存されるので、不要なら削除する。通常デスクトップはitunes管理下にないはずなので、削除しても、デスクトップのデータは残る。)
- 最後に必要ならば1.で変更した設定を元に戻しておく。
- 他のデータ形式への変換も同様にする。
■ Windows Movie Maker を使う。
asf、wm、wma、aif、aiff、wav、m4a、mp3 ⇒ wma、m4a に変換可能。
動画を編集するソフトなので手順がトリッキーになります。
- 下準備。
- 何でもよいので写真(画像)を1枚用意しておく。ムービーメーカーは音声ファイルのみを扱うことが出来ないので、写真を入れてスライドショーを作る形で作業を進める必要がある。
- ムービー(スライド)の作成
- ムービーメーカーを起動したら、用意した画像をドラッグ&ドロップして読み込む。
- その後、音声ファイルをドラッグ&ドロップして読み込ます。音声ファイルの頭はスライドの頭と合わせておく。
- プロジェクトをクリックし、音楽に合わせる をクリックする。
- ファイル → ムービーの保存 と進み出てきたリストの最下部 オーディオのみ をクリックし、ファイルの種類を、m4a、wma いずれかに切換える。
- 保存する場所とファイル名を指定して保存ボタンをクリックしデータを保存する。
何れもひと手間かかりますが、多くの方がインストールしているソフトでデータ変換が可能となります。
また、ムービーメーカの方では(やろうと思えば)音声の編集も可能かも・・・しれない・・・です。まぁ普通はしませんが。。。