Post date: Feb 24, 2014 3:03:31 PM
Windows8を8.1にバージョンアップしようとして嵌ってしまいました。
ネットでエラーを調べて、ほぼ書いてあることは試しましたが全滅。あまり時間がないこともあってWindows8を再インストールし、それからアップデートをかけました。
そのときに一応元に戻せるようにClonezilla でバックアップを取っておきました。
さて、Windows8環境で、USB Live Linuxをブートするには少しコツが要りますので順を追って説明します。
(1)USB LIVE Diskの作成(Windowsの場合)
UNetbootinというソフトを使って起動USBメモリを作成します。
http://unetbootin.sourceforge.net/
必要なLinux ディストリビューションのisoファイルを入手します。DistroWatchから入手すれば簡単でしょう。
http://distrowatch.com/
空のUSBメモリを挿して(1GB~4GB程度必要に応じて)UNetbootinを起動し、ディスクイメージにチェック、isoファイルを指定して、ドライブを指定[OK]をクリックします。
しばらく待てば出来上がり。
(2)USBメモリでブートする。
起動用USBメモリが準備できたら、Biosを変更してBoot出来るようにするのですがWindows8では、そもそもBios設定の画面が出ませんねぇ・・・
この問題は、以下のように回避します。
1)セキュアブートを一時的に切る。
【状態を確認する】
[WINキー]+[R] でファイル名を指定して実行を開く。
名前に msinfo32.exe を入力して[OK]をクリック
セキュアブートの状態 の項目をチェックする。「有効」ならばBiosの変更が必要。「無効」あるいは「サポートされていません」ならばUSB起動可能。
Biosの変更が必要ならば以下の通り
【重要】
通常では、Windows8終了時に[Shistキー]を押しっぱなしにしてシャットダウンすると、Bios画面に入ることができるようになります。
(そのままシャットダウンするとBios設定に入るための画面がスキップされて、Windows8が立ち上がります。)
2)Biosで、USBメモリの起動設定をする。
上記のようにしてシャットダウンし、電源をONして、[DEL]、[F2]、或は[F1]の指示されたキーを押すことで、Bios画面に入れます。
Security項目でセキュアブートをOFFにし、Boot項目で最初のブートデバイスをUSBメモリにします。
これで、Shiftキーを押しながら終了し、USBメモリーをさして電源を入れてやればUSBメモリから起動するようになります。
【補足】
ubuntu 等 メジャーなLinux でセキュアブートへの対応が進みました。
上記のClonezillaも、ubuntuベースの以下のバージョンはセキュアブート対応となりました。
alternative stable releases - 20150608-vivid (amd64版) ~2015.07.28追加
【補足】色々なLIVE LINUXを試してみる。
(isoファイルの入手先)
DistoroWatch Linuxディストリビューションの人気や情報を提供しているサイト(多くのLinuxが入手可能)
http://distrowatch.com/
LiveCDの部屋 日本語版のLiveLinuxを作成して提供されているサイト
http://simosnet.com/livecdroom/
理研のミラーページ LiveCDの部屋のミラーを提供されている。サーバーは早いのでLiveCDの部屋からダウンロードするより楽。
http://ftp.riken.go.jp/Linux/simosnet-livecd