突然ですが、せっかくubuntu Linuxをインストールした皆さんは、Gnupgを体験してみましょう。(私はLinux Mintを使っていますので、似たようなもんです。)
端末を開いて、鍵を生成します。
$ gpg --gen-key
本名:
メールアドレス:
パスフレーズ: ←秘密キーを使うときのパスワード
を入力するとあっという間に完成します。
ではでは早速、「公開キー」なるものを表示してみます。
$ gpg -a --export
下のように公開キーが表示されます。何だかワクワクしますね♪
やってみるとこんな感じに出て来ました。
-----BEGIN PGP PUBLIC KEY BLOCK-----
mDMEZ2AewRYJKwYBBAHaRw8BAQdAk1/4I1ixxs6Q0GoGyZiGgW7PQMDWpfOcm5XP
LgOYDGy0I0tlaXNoaSBGdWt1aSA8ZnVndXphZW1vbkBnbWFpbC5jb20+iJkEExYK
AEEWIQQGOxOpp2p148AC+tdevCQNY8bHBgUCZ2AewQIbAwUJBaOagAULCQgHAgIi
AgYVCgkICwIEFgIDAQIeBwIXgAAKCRBevCQNY8bHBtaUAQDRGG33S/tozxrb9Ocq
wrMcHc8bfrEzOy/ajkC7KR2edwD5AcMrLvt9zSg7HEyjYhJVx0MqWtJKSwqzfjUK
O95OhQO4OARnYB7BEgorBgEEAZdVAQUBAQdAB9pboC+mkRhOU1f0YRoWr/f8TyKQ
GG9U1GFgvAkXJ38DAQgHiH4EGBYKACYWIQQGOxOpp2p148AC+tdevCQNY8bHBgUC
Z2AewQIbDAUJBaOagAAKCRBevCQNY8bHBjIDAPoDxyhOIzsWvRomq3AjSmu8ANko
6I1iUiJMbLt/SVHLXwD/fc1tLEpiF5DZwsCCkyIJ1F9VYSu1MqZ5mQuObv0khg0=
=7TTw
-----END PGP PUBLIC KEY BLOCK-----
実際には、以下のようにしてファイルを作ることになります。
(例)
$ gpg -a --export > fuguzaemon.asc
たとえば、上のような私の公開キーがわかれば、-----BEGIN からKEY BLOCK-----までをコピーして、fuguzaemon.asc などというテキストファイルを作ります。
あるいは、相手から fuguzaemon.asc などのファイルを入手しておきます。
その後
gpg --import fuguzaemon.asc とすれば、キーリングに登録できます。
次回は公開キーを使った暗号化に挑戦します。
GnuPGを使って、公開キーと秘密キーという2つのペアになった暗号用の鍵を作る。
公開キーは文字通り公開しておき、通信相手等はこの公開キーを使って暗号化する。
暗号化されたデータは使った公開キーのペアの秘密キーでだけ復号化できる。