最小限の操作でまずは立ち上げてみる。
インストールDVDを使用してubuntu server 18.04 をインストールする。
この時ネットワーク設定は固定IPにしておく。
サーバーコンポーネントのインストールで、nextcloud をインストールしておく。とりあえずこれで完成する。なんと!!
別のマシンからブラウザ経由でIPアドレスにアクセスし管理者を設定すれば、WEB GUIに管理者以外アクセスできなくなる。
firewall関連の命令まとめ(firewallを有効にしよう!)
$ sudo ufw status ufwの状態を調べる。
$ sudo ufw app list OpenSSHがUFWに登録されているか確認する。
$ sudo ufw allow OpenSSH SSH接続を許可する。
$ sudo ufw enable
これで、firewallを有効にしてSSH接続できるようになる。(その他の接続はブロックされる。)
nextcloudの状態を調べる
$ snap info nextcloud nextcloudの情報を得る
$ sudo nextcloud.occ config:system:get trusted_domains 信頼するドメインの列挙
信頼するドメインの追加ファイル
/var/snap/nextcloud/current/nextcloud/config/config.php
例)設定
'trusted_domains' =>
array(
0 => 'localhost', などと記述
1 => '192.168.11.*', (%, * 使用可)
),
自己署名証明書によるSSLの設定
$ sudo snap set nextcloud ports.http=80 ports.https=443 ポートを80と443に設定(既定値)
$ sudo nextcloud.enable-https self-signed 自己署名証明書を作成
$ sudo ufw allow 80,443/tcp firewallのWeb用ポートを開く
自己署名なので、ブラウザでは https で不明な署名となるが通信は暗号化される。ドメイン名を取得しているものであれば Let'sEncrypt などで無料で署名証明書を取得できる。
NextCloud Clientの導入
右上のアカウントアイコンをクリック → 設定 → 左側 同期クライアント
Desktop app をクリック
Windowsの場合 windows7,8.x.10 をクリックインストーラーをダウンロードしてダブルクリックしてインストール
Ubuntuの場合 in this PPAをクリックして以下説明通りにインストール
以上で準備完了
適当な場所にフォルダを作成する
Nextcloud 同期クライアントを起動してアカウントを新規作成する。
同期するフォルダの容量が大きいとチェックが外れているので下のボタンで選択する。
Windowsではボタンが細くて読めないので以下を参考に
左から「全て同期」「 同期しない」「手動で動機」なので全て同期でOK
PHPメモリ制限を変更する
sudo snap set nextcloud php.memory-limit=512M 等