金剛堂山 白山と北アルプスの展望
富山県 中金剛1,650m、前金剛1,638m、奥金剛1,616m 2006年10月9日
日本二百名山
154
さらさらと
落ち葉が落ちる
ざくざくと
落ち葉を踏むと
すっかり秋の中にいる
(落葉の音)
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車で橋を渡り、砂利道を直進したところに登山口と駐車場を発見。車が並び、団体さんが出発しようとしている。
小さな橋で川を渡り、九十九折の登山道を登る。登山道は立派に整備されているが、上に進むに従い、赤土のつるつる道などが現れる。下りが大変そうだ。相当大勢が登っているのだろう。
次第に視界が開けてきて、金剛堂らしき山頂部が見え、紅葉が進んでるなあと、ふと右手を見ると白山が見えている。雪をかぶった美しい姿。まさに白山である。
前日からは想像できないものすごい快晴になってきた。左手を見ると、今度は剣が見えている。この後は北アルプスの大パノラマを見ながらの尾根歩きとなる。
前金剛に着く前に、剣の右手に立山、図体の大きい薬師、更に槍・穂高まで見える。その間に野口五郎やら双六やらがあるはずだが、まだ同定できない。
前金剛に着くと、大きな方位盤にコンクリの社まである。誰もいない頂上でひとしきりデジカメを撮り、社の後に登って北アルプスを撮る。穂高の右手にやや離れて乗鞍、更に右手に御岳らしいのが雲に隠れている(やがて姿を現す)。南には紅葉の中に登山道がくっきりと続いており、その先に中金剛らしきピーク、その先にもピークが並んでいる。まったく平坦な山頂部である。
中金剛の手前の小ピークに石碑があったが、中金剛の頂上には木に掛けられた小さな頂上標識以外何もなし。最高点の割には質素である。登山道は更に続いており、少し先に一段低いピークがあり、それが奥金剛だった。
利賀川水源地の標識に、金剛堂山(奥金剛)の頂上標識あり。さえない頂上の割には立派な標識である。ここまで来ると、御岳や乗鞍、北アルプスがずいぶん大きく見える。奥金剛の先にも登山道は続いている。
前金剛から下りながら最後の白山、最後の北アルプスを見る。最高の山旅だった。
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車で橋を渡り、砂利道を直進したところに登山口と駐車場を発見。車が並び、団体さんが出発しようとしている。着替えをし雨の後の朝露が残ってるかなと思って下はレインウェア。団体さんが出かける前に出発。小さな橋で川を渡り、九十九折の登山道を登る。調子よし。時計を見ないでどんどん進む。登山道は立派に整備されているが、上に進むに従い、赤土のつるつる道などが現れる。下りが大変そうだ。相当大勢が登っているのだろう。ガイドにあった1,346mピーク、1,451mピークは標識などはなし。アップダウンのみ。
次第に視界が開けてきて、1,346mピークの先では金剛堂らしき山頂部が見えてきた。そして、1,451mピークを過ぎ、このあたりは紅葉が進んでるなあと、ふと右手を見ると白山が見えている。雪をかぶった美しい姿。まさに白山である。その手前の笠みたいのが最初、登り損ねた大笠かなあと思ったが、どうやら人形山のようである。前日からは想像できないものすごい快晴になってきた。さっき追い抜いた人が追いついてきたようなので先を急ぎ、左手を見ると、今度は剣が見えている。北を振り返るとまだ雪のないスキー場が見えているが、この後は北アルプスの大パノラマを見ながらの尾根歩きとなる。前金剛に着く前に、剣の右手に立山、図体の大きい薬師、更に槍・穂高まで見える。その間に野口五郎やら双六やらがあるはずだが、まだ同定できない。前金剛に着くと、大きな方位盤にコンクリの社まである。誰もいない。頂上でひとしきりデジカメを撮り、社の後に登って北アルプスを撮る。穂高の右手にやや離れて乗鞍、更に右手に御岳らしいのが雲に隠れている(やがて姿を現す)。南には紅葉の中に登山道がくっきりと続いており、その先に中金剛らしきピーク、その先にもピークが並んでいる。まったく平坦な山頂部である。他の登山者が登ってきたのを機に、中金剛に向かう。
中金剛の手前の小ピークに石碑があったが、中金剛の頂上には木に掛けられた小さな頂上標識以外何もなし。最高点の割には質素である。登山道は更に続いており、少し先に一段低いピークがあり、それが奥金剛だった。奥金剛に向かう。鞍部に駆け下りてぬかるんだ黒土の道を登る。誰かが先行してるな、と思っていたが、やはり三人が奥金剛の頂上にいた。利賀川水源地の標識に、金剛堂山(奥金剛)の頂上標識あり。さえない頂上の割には立派な標識である。少し先までいって腰を下ろす。ここまで来ると、御岳や乗鞍、北アルプスがずいぶん大きく見える。奥金剛の先にも登山道は続いている。ここを巡って大きく西に下り、登山口に戻るルートも行ってみたかった。時計を見るともう11時を回っていたので、食事をしてから早々に出発する。
中金剛の頂上あたりから昼食中の登山者に会う。前金剛は予想どおり団体さんで埋まっていた。通り過ぎる。白山と北アルプスを眺めてばかりだが、人形山を写していて、反対側にあるはずの白木峰はどれかな、と気づく。どうやら、剣のすぐ下に見えている、ジグザグの林道が頂上近くまで来ている山が白木峰なのだろう。ずんぐりしたさえない山に見える。白木の手前の一段低い丸ピークが小白木なんだろう。頂上が湿地帯になってうように見える。前金剛から下りながら最後の白山、最後の北アルプスを見る。どうやら北アルプスは1,346mピークのあたりから見えていたようだ。気づかなかっただけ。正面に見えるスキー場は、中腹部は緩斜面だが、頂上付近のスロープが骨がありそう。いつか来てみたい。14時過ぎに登山口に着。最高の山旅だった。
駐車場から小さな橋で川を渡る
車で橋を渡り、砂利道を直進したところに登山口と駐車場を発見。車が並び、団体さんが出発しようとしている。
歩きやすい登山道
小さな橋で川を渡り、九十九折の登山道を登る。登山道は立派に整備されているが、上に進むに従い、赤土のつるつる道などが現れる。下りが大変そうだ。相当大勢が登っているのだろう。
前金剛頂上・・・・・三角点、方位盤に石造りの社
次第に視界が開けてきて、金剛堂らしき山頂部が見え、紅葉が進んでるなあと、ふと右手を見ると白山が見えている。雪をかぶった美しい姿。まさに白山である。
前日からは想像できないものすごい快晴になってきた。左手を見ると、今度は剣が見えている。この後は北アルプスの大パノラマを見ながらの尾根歩きとなる。
前金剛に着く前に、剣の右手に立山、図体の大きい薬師、更に槍・穂高まで見える。その間に野口五郎やら双六やらがあるはずだが、まだ同定できない。
前金剛・・・・・中金剛付近より
前金剛に着くと、大きな方位盤にコンクリの社まである。誰もいない頂上でひとしきりデジカメを撮り、社の後に登って北アルプスを撮る。穂高の右手にやや離れて乗鞍、更に右手に御岳らしいのが雲に隠れている(やがて姿を現す)。南には紅葉の中に登山道がくっきりと続いており、その先に中金剛らしきピーク、その先にもピークが並んでいる。まったく平坦な山頂部である。他の登山者が登ってきたのを機に、中金剛に向かう。
石碑・・・・・中金剛の手前の小ピーク
中金剛の手前の小ピークに石碑があったが、中金剛の頂上には木に掛けられた小さな頂上標識以外何もなし。最高点の割には質素である。登山道は更に続いており、少し先に一段低いピークがあり、それが奥金剛だった。
中金剛の頂上標識・・・・・最高点の割に質素
中金剛・・・・・奥金剛への途上より
奥金剛・・・・・中金剛付近より
鞍部に駆け下りてぬかるんだ黒土の道を登る。誰かが先行してるな、と思っていたが、やはり三人が奥金剛の頂上にいた。利賀川水源地の標識に、金剛堂山(奥金剛)の頂上標識あり。さえない頂上の割には立派な標識である。少し先までいって腰を下ろす。ここまで来ると、御岳や乗鞍、北アルプスがずいぶん大きく見える。奥金剛の先にも登山道は続いている。ここを巡って大きく西に下り、登山口に戻るルートも行ってみたかった。時計を見るともう11時を回っていたので、食事をしてから早々に帰路につく。
奥金剛の頂上・・・・・利賀川水源地の標識に、金剛堂山(奥金剛)の頂上標識。さえない頂上の割には立派な標識
中金剛の頂上あたりから昼食中の登山者に会う。前金剛は予想どおり団体さんで埋まっていた。通り過ぎる。白山と北アルプスを眺めてばかりだが、人形山を写していて、反対側にあるはずの白木峰はどれかな、と気づく。どうやら、剣のすぐ下に見えている、ジグザグの林道が頂上近くまで来ている山が白木峰なのだろう。ずんぐりしたさえない山に見える。白木の手前の一段低い丸ピークが小白木なんだろう。頂上が湿地帯になってうように見える。
前金剛から下りながら最後の白山、最後の北アルプスを見る。最高の山旅だった。
白山
三ヶ辻山(左)と人形山(右)
毛勝三山・・・・・釜谷山(左の白峰)と猫又山(右の白峰)、および白木峰(左手前)
剱岳
立山・・・・・左・剱岳、中央・別山、右・立山
薬師岳
北ノ俣岳(中央左)と黒部五郎岳(中央右)
槍ヶ岳(左)、笠ヶ岳(中央右)、穂高岳(右)・・・・・笠ヶ岳の後に穂高岳がかぶさっている)
乗鞍岳
御岳・・・・・美しい裾野カーブ