虚空蔵山、秋葉山、大平山     山形県上山市(かみのやま)の散策路

山形県  虚空蔵山354m、秋葉山279m、大平山714m  2016年5月4日

山形県の山

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林道の先を登り、古い祠に展望台とタムシバの大平山。

遊歩道を歩き、鐘撞堂と大きな社のある虚空蔵山。

そして茂吉の歌碑の脇を通り、ツツジの花咲く道を登って秋葉山。

歴史の跡を辿り、雨に濡れた花々が美しい山形の里山の散策。

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連休の雨の日、山形県上山(かみのやま)で登り残していた山に登る。

西の奥にある大平山へは舗装路から林道が通じていて、林道の途中から歩いて頂上に着くと三角点と祠と展望台があった。曇り空に葉山と瀧山が見えていた。タムシバの大きな白い花。

虚空蔵山への道は分かりにくく、住宅街からでなく北東の遊歩道から歩く。歩きやすい遊歩道で、頂上には鐘撞堂と大きな社があった。高楯城跡とあるので、城があったらしい。歴史の案内標識多数。

虚空蔵から駐車地点に戻り、車に乗らず、そのまま秋葉山へ。斉藤茂吉の歌碑を見て、いったん市街地に下り、そこから歩きやすい緩い道を登って頂上到達。ヒメサユリの群落もあるらしいが、このときはピンクのツツジが満開だった。

 虚空蔵山頂上の鐘撞堂と高楯城跡
 秋葉山頂上の祠
 上山市街から見る大平山
斎藤茂吉歌碑
  6:09 林道路肩発  6:37 大平山・・・・・・・・・・登り28分  6:39 大平山発  7:00 林道路肩・・・・・・・・往復51分  7:40 県道104発  8:17 虚空蔵山・・・・・・・・登り37分  8:21 虚空蔵山発  9:00 県道104・・・・・・・・周回1時間20分  9:00 県道104発  9:39 秋葉山・・・・・・・・・登り39分10:05 県道104・・・・・・・・周回1時間5分

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雨予報なので夏山に向かうが、朝はまだそれほど降っていなかった。マップにあった大平山への車道は舗装路で、下の登山口は見当たらなかったが、もっと上に道標があり、林道を更に車で登る。未舗装林道は荒れていたので、途中で駐車し、歩く。それほど降っておらず、ザックとウェストバッグにカバーをかけて歩いたと思う。林道終点に駐車場広場。トイレもある。頂上は広い林で、祠あり。展望台があり、その脇に三等三角点があった。展望台からは葉山と瀧山が見えた。蔵王は雲をかぶっている。タムシバの大きな白い花。

虚空蔵山への道標があり、そちらに向かうが、狭い道になって結局分からず、前回と同じ県道104に入り、駐車スペースから歩く。今回はザックもウェストバッグもなし。雨はだいぶ降っていて、中まで濡れる。車道を北上し、橋を渡って遊歩道。遊歩道は曲がり、下り、登り、たくさん分岐があり、そして頂上に着く。鐘撞堂に大きな社があったが、高楯城址とあるので、城があったらしい。歴史の案内標識多数。裏に弁慶水という小さな池。社の表に山頂標識。国道に出る周回路に下ると鳥居があり、分岐を左に進むと、往路に合流してしまった。遊歩道入口から駐車地点に戻る途中にあった滝不動に寄ってみる。滝が御神体の神社。

ずぶぬれなので車に入らず、そのまま秋葉山に向かう。斉藤茂吉の歌碑がある経塚山駐車場まで登り、そこから秋葉山への遊歩道を下る。雨で水たまりができ、靴の中まで濡れている。農地脇を通り、住宅街に出て、国道まで下る。住宅街の中に道標があり、その方角に進み、「秋葉神社」の鳥居をくぐって緩い登り。ヒメサユリ苗床というのがあったが、咲いていたのはツツジ。広場と祠のある秋葉山頂上に着く。住宅街の中で紫色の花(ミヤマオダマキ)。国道に下る道がなく、いったん弧道橋を渡り、国道を渡り返して県道104に入る。

大平山の白い花(キイチゴ?)

大平山の林道終点広場・・・・・林道が荒れていたのでこの手前に駐車して歩いた

大平山頂上の祠

大平山頂上の展望台・・・・・上山市街、葉山、瀧山が見えた

大平山の三角点・・・・・展望台の近く

葉山・・・・・大平山頂上より

瀧山・・・・・大平山頂上より

大平山のタムシバ

虚空蔵山頂上の高楯城跡・・・・・階段の上に頂上標識がある

虚空蔵山の頂上標識

斉藤茂吉歌碑・・・・・虚空蔵山から秋葉山への途上、経塚山駐車場にある

「たましひを 育みますと 聳えたつ 蔵王のやまの 朝雪けむり」

秋葉神社の鳥居・・・・・頂上手前にある

秋葉山のツツジ

上山市街地で見た紫の花(ミヤマオダマキ)

上山市街地で見た赤い花(これはサツキ?)