大麻部山(おおまぶ) 北遠野の奥深き山
仕事が終わった週末に
車に乗って山に出かける
遠くの手ごたえのある山もいいが
近場の里山にふらりと登りたい
岩手県の山150
80
岩手県 1,044m
2015年7月26日
荒廃した林道を登り、展望広場に出ると、初めて大麻部山の丸い頂上が見えた。この先の林道分岐はいずれの道もヤブで覆われ、分岐を右に進むと、「遠野市天然記念物、大森の大谷地」という標柱の立つ湿原に出る。
背の高いネマガリタケの密生地に突入し、突然ヤブを抜けて頂上広場に到達。根元がむき出しになった二等三角点、その上の木の幹に頂上標識が二つ。一つはトライアングルポイントの標識。
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遠野市の北にある白石地区が近付くと、前山の上に丸い頂上が見えていたが、それが大麻部山だったようだ。前回確認しておいた林道駐車スペースに駐車し、レインウェアの下を履き、スパッツを付け、ヘルメットをかぶって出発。荒廃した林道はつづら折りとなり、えぐれていて、とても車で通れそうもない。
荒廃した林道を登り、展望広場に出ると、初めて大麻部山の丸い頂上が見えた。この先の林道分岐はいずれの道もヤブで覆われ、分岐を右に進むと、「遠野市天然記念物、大森の大谷地」という標柱の立つ湿原に出る。花はなし。ここで踏み跡は途切れてしまい、レイングローグとリストバンドを付けてヤブに突入する。(分岐を左に進むのが正解だった)
踏み跡を見つけてそれを辿るが、背の高いネマガリタケが踏み跡に覆いかぶさって極めて進みにくい。左の斜面に上がり、更に進むと、突然、ネマガリタケ密生地を抜け、ヤブの薄い林となり、頂上広場に到達した。根元がむき出しになった二等三角点、その上の木の幹に頂上標識が二つ。一つはトライアングルポイントの標識。
帰りは頂上から北に踏み跡を辿るが、かっての刈り払い跡はヤブに覆われ、背の高いネマガリタケ密生地が数十メートルの間、覆いかぶさっていた。そこを抜けると林道分岐に出た。(最初は林道分岐に気づかず、大森の大谷地まで行き、引き返す)
下山してから、白石地区にある稲荷神社に寄り、稲荷穴という小さな穴を見る。この周辺はカルスト台地であり、稲荷穴も長さ1kmの鍾乳洞とのこと(人が入れるようにはなっていなかった)。
白石地区から見る大麻部山
林道駐車地点
荒廃した林道
大森の大谷地・・・・・展望広場の先の分岐を右(西)に行くと湿原に出た
この先に道はなく、ここからヤブに入った。
この手前の分岐を左(東)に進めば頂上まで踏跡があり、帰りはそれを辿る。ただし、ネマガリタケが覆いかぶさっていた。
頂上広場・・・・背の高いネマガリタケ密生地を抜けると頂上広場に出た
頂上標識と三角点・・・・・根元がむきだしになった二等三角点、頂上標識は二つ。一つはトライアングルポイント
稲守穴・・・・・下山してから白石地区の稲守神社に寄って見たもの。(小さな入口が見えるのみだが、長さ1kmの鍾乳洞とのこと)