燧堀山(かどほり) 西盛岡の里山冒険巡り、道端の花
岩手県 燧堀山458m、石ヶ森446m、烏泊山389m、宰郷山368m 2016年9月3日
岩手の山150
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登山道不明瞭な里山冒険巡り。麓の道端には可憐な花。
燧掘山の周囲には民家が建ち、メイプルカントリークラブというゴルフ場も近く、たくさん車が通っている。民家から少し離れた自動販売機の駐車場に停めて歩く。
別荘のようなモダンな家が並び、道端にツユクサがたくさん咲いていて、その他にも黄色いオオハンゴウソウやマツヨイグサ。野生ではないが、白いムクゲや赤い大きなフヨウ。空家らしい最終人家の先で道は終わり、そこからヤブに突入。しばらく薄ヤブを登って尾根に上がると、踏み跡があった。
辿りついた頂上には三角点の他に頂上標識が3つほど。帰りは尾根の踏み跡の途中にあった分岐を北西に下ってみる。それが正しい登山道だったようで、小さな小屋のある小さな広場に出る。ただし、登山口表示はなく、登山口はヤブに覆われていた。
駐車地点に戻り、そのまま鬼古里山に向かう。こちらも車道から最短距離のヤブ斜面を登る。ここも薄ヤブで、三角点は無いが、頂上標識が2つほどあった。どちらの頂上も視界なし。車道に戻ると白地に薄紫の筋のゲンノショウコ。
石ヶ森へは、ヒバ観察林の駐車場からまっすぐな林道を果てしなく歩く。ここにもツユクサ。最後の部分で大きな岩の脇を登り、頂上到達。三角点に頂上標識。正面に岩手山が見えるが、青空なのに岩手山は雲をかぶっていた。
烏泊山への登路のある八幡館山には、登山口から頂上まで十二支の小さな像を乗せた合目表示が楽しい。
その頂上から鉄塔巡視路の踏み跡をたどり、少し道を間違えたが、三角点と複数の頂上標識のある烏泊山頂上に着く。
宰郷山へは麓の太田スポーツセンターの駐車場から歩く。登山道が東ピークの電波塔についているかもしれなかったが、最短距離500mくらいなので、急な尾根に取り付き、延々と尾根の薄ヤブを登り、三角点と複数の頂上標識に到達。ここも視界はなし。
西端にある大欠山まで行こうとしたが、道が荒れているので引き返す。
7:31 車道からヤブ斜面 7:44 鬼古里山・・・・・・・・・・・・・・・・登り20分 7:55 車道 8:04 駐車スペース(自動販売機前)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・往復40分
13:43 スポーツセンター駐車場発13:51 尾根取付き14:25 宰郷山(西に向かう)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・登り42分14:32 林道15:00 引き返し15:30 林道から斜面下降16:07 スポーツセンター駐車場・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・周回2時間24分
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燧掘山には民家が近く、駐車場所や登山口をうまく見つけられるかが問題。メイプルカントリークラブというゴルフ場も近く、たくさん車が通っている。民家から少し離れた自動販売機の駐車場に停め、歩く。民家の方向に行ってみるが、別荘のようなモダンな家が並び、空家らしいのもある。自動販売機のところから道端にツユクサがたくさん咲いていて、その他にも黄色いオオハンゴウソウやヨイマツグサ。野生ではないが、民家の前には白いムクゲや赤い大きなフヨウ。民家の間の道を登り、空家らしい最終人家の先で道は終わり、そこからヤブに突入。しばらく薄ヤブを登って尾根に上がると、踏み跡があった。
辿りついた頂上には三角点の他に頂上標識が3つほど。帰りは尾根の踏み跡の途中にあった分岐を北西に下ってみる。それが正しい登山道だったようで、小さな小屋のある小さな広場に出る。ただし、登山口表示はなく、登山口はヤブに覆われていた。
駐車地点に戻り、そのまま鬼古里山に向かう。こちらも車道から最短距離のヤブ斜面を登る。ここも薄ヤブで、三角点は無いが、頂上標識が2つほどあった。どちらの頂上も視界なし。山の中ではなく、麓の道端でたくさん花を見つけた。
石ヶ森へは脇道への左折点に案内があり、ヒバ観察林の小さな駐車場から歩く。ここにもツユクサ。まっすぐな林道を果てしなく歩き、最後の部分で大きな岩の脇を登り、頂上到達。三角点に頂上標識。正面に岩手山が見えるが、青空なのに岩手山は雲をかぶっていた。帰りは西側の登山道を下るが、麓の最後のところで道が途切れ、沢を渡って狭い舗装路に出る。その舗装路を辿ると車道に出て、ヒバ観察林の駐車場に戻る。
烏泊山への登路のある八幡館山の登山口は車道にあり、交通量が多いので少し離れたスペースに駐車して歩く。八幡館山登山口から頂上まで、十二支の小さな像を乗せた合目表示がかわいい。八幡館山の頂上には大きな鉄塔があり、その頂上から鉄塔巡視路の踏み跡をたどるが、鉄塔2から巡視路を外れ、ヤブ尾根に上がる。最初は薄ヤブだったが、最後は濃いヤブをかき分け、反射板、次いで鉄塔3に遭遇。この鉄塔3の下から再び巡視路を歩き、烏泊山の頂上に到達。ここにも三角点と複数の頂上標識。
宰郷山へは麓の太田スポーツセンターの駐車場から歩く。登山道が東ピークの電波塔についているかもしれなかったが、最短距離500mくらいなので、急な尾根に取り付く。枝を掴んでの強引な登り。しばらくして傾斜が緩むが、そこから延々と尾根の薄ヤブを登り、三角点と複数の頂上標識に到達。ここも視界はなし。宰郷山頂上から西へ、大欠山に向かうが、道が荒れていて途中で断念。
標高も低く、距離もそれほどない里山巡りだったが、歩きやすい登山道はない、ミニ冒険ツアー。燧堀山周辺ではたくさん花も見れた。
燧堀山
野生でない花だが、ムクゲとフヨウ
燧堀山頂上・・・・・三等三角点とトライアングル・ポイントの頂上標識
ヨメナ
小さな広場の小さな小屋・・・・・燧堀山頂上の北側
オオハンゴンソウ
ツユクサ
アカツメクサ
鬼古里山
鬼古里山頂上
ゲンノショウコ
マツヨイグサ
ヒメジオン
イヌタデ
石ヶ森
石ヶ森頂上手前の大きな石
石ヶ森頂上・・・・・三等三角点にトライアングル・ポイントの頂上標識
烏泊山
八幡館山
三合目:兎の小像
七合目:羊の小像
頂上:猪の小像
烏泊山頂上・・・・・欠けているがたぶん二等三角点。
またまたトライアングル・ポイントの頂上標識
宰郷山・・・・・右ピークが頂上
宰郷山頂上・・・・・三等三角点に木の頂上標識