岩岳、夫婦岩(めおと)     北阿武隈の散策路

仕事が終わった週末に

車に乗って山に出かける

遠くの手ごたえのある山もいいが

近場の里山にふらりと登りたい

岩岳: 東北百名山、宮城県の山

夫婦岩: 宮城県の山

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宮城県 2009年5月5日

岩岳 430m、夫婦岩 572m

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宮城県の南端、北阿武隈の田園風景と渓谷の中にある二つの山を訪ねる。

夫婦岩(めおと)と岩岳の散策路は短いながら林間、岩場、尾根歩きと変化に富み、岩峰や渓谷の景観、古い祠や咲き誇る花々を楽しむ。

 ブナの林のなかに赤いヤマツツジと黄色い花(ヤマブキ?)。やがて階段が現れ、ゆっくり登る。尾根にでて鎖場を越え、三等三角点のある頂上に着く。古い祠もあるが眺望なし。右・夫婦岩、左・見晴岩の標識。まず右に向かう。尾根をだいぶ下った所に岩場があり、標識がなかったが、その岩場が夫婦岩のようだった。

頂上に戻り、今度は見晴岩の方へ向かう。北には眺めの良い岩場の尾根が続いており、まわりには山が連なっていた(後で調べると、歩道終点が女岩、更に続く岩尾根が男岩らしい)。

車道を下って振り返ると、頂上近くの山腹に夫婦岩(立ち寄った東側の大岩)を見分けることができた。満開の八重桜。山奥の静かな里山。

岩岳には登山口が三つあり、頂上に一番近い第三登山口から登る。最初は松林、それからブナ林となり、尾根まで登ると第三登山口分岐。アップダウンの尾根を行くと、古い祠がいくつもある。ピンク(ミツバツツジ)に赤いヤマツツジ。そして、丸い岩の重なる岩岳の頂上に着く。標識はなく、岩の間に大きな祠がある。まわりは似たような緑の山また山だが、遠くは霞んでいる。

東の第一展望所に向かおうとしたが、ルートがよく分からず、結局、往路を引き返す。白いツツジ(シロヤシオ?)。

短いながら変化に富み、歩きやすく、見所も多い阿武隈渓谷の散策の山だった。

岩岳
車道を下って振り返ると、頂上近くの山腹に夫婦岩を見分けることができた。写真を拡大してみると、二つの岩が寄り添っているように見える。
ヤマブキ
白ツツジ(シロヤシオ?)
ミツバツツジ
八重桜
  8:12 夫婦岩・駐車場発  8:50 三角点ピーク  8:58 夫婦岩・・・・・・・・・・登り46分  9:09 三角点ピーク  9:17 見晴岩  9:30 三角点ピーク  9:51 夫婦岩・駐車場・・・・・往復1時間39分10:29 岩岳・第三駐車場発10:56 岩岳・・・・・・・・・・登り27分11:11 岩岳・第三駐車場・・・・・往復42分

(駐車場から三角点、夫婦岩、見晴岩)

  8:12 夫婦岩・駐車場発  8:50 三角点ピーク  8:58 夫婦岩・・・・・・・・・・登り46分  9:09 三角点ピーク  9:17 見晴岩  9:30 三角点ピーク  9:51 夫婦岩・駐車場・・・・・往復1時間39分

(第3駐車場から岩岳)

10:29 岩岳・第三駐車場発10:56 岩岳・・・・・・・・・・登り27分11:11 岩岳・第三駐車場・・・・・往復42分

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宮城県の南端、北阿武隈の田園風景と渓谷の中にある二つの山を訪ねる。夫婦岩(めおと)と岩岳の散策路は短いながら林間、岩場、尾根歩きと変化に富み、岩峰や渓谷の景観、古い祠や咲き誇る花々を楽しむ。

郡山を6時半に出発。昨日と同じ薄曇。国見インターで降りるのは初めて。宮城南部の山間に入って行き、「うつくしま百名山、羽山458m」という立派な標識を見る。その後も狭い舗装路のアップダウンを進み、松坂峠を過ぎ、松森町に入るが、目指す夫婦岩の標識はなし。少し行ったり来たりし、左折してだいぶ登った所に夫婦岩の駐車場発見。ここもトイレのある立派な駐車場。準備していると車が一台やってきて、すぐに帰って行ってしまった(この車はその後またやってきて、夫婦が登ってきた)。

ブナの林のなかに赤いヤマツツジと黄色い花(ヤマブキ)。やがて階段が現れ、ゆっくり登る。尾根にでて鎖場を越え、三等三角点のある頂上に着く。古い祠もあるが眺望なし。右・夫婦岩、左・見晴らし岩の標識。まず右に向かう。尾根をだいぶ下った所に岩場があり、標識がなかったが、その岩場が夫婦岩のようだった。眼下の家屋や田畑が見えているが、眺望は東側のみ。どうやら車で登ってきた車道が見えているようだ。ならば下からここが見えるのだろう(後で見たが、余り見えなかった)。

頂上に戻り、今度は見晴らし岩の方へ向かう。青森を出た時に一束500円で購入した軍手をはめる。スティックがないので手を使う場面が多い。北には眺めの良い岩場の尾根が続いており、アップダウンを右に回り込めば夫婦岩が見えるかも、と進んでみたが、結局見えなかった。まわりには山が連なっていたが、方位盤がないので同定できず。「羽山」というのが見えているんだろうか。頂上に戻り、帰路につくと、階段の最後のところで夫婦に出会う。車に戻り、車道を下って振り返ると、頂上近くの山腹に夫婦岩を見分けることができた。写真を拡大してみると、二つの岩が寄り添っているように見える。満開の八重桜。山奥の静かな里山。

夫婦岩は阿武隈峡谷に近く、川沿いに走ってキャンプ場に着く。かなり賑わっていて、そこに駐車しそうになったが、川を渡った南側であると気づき、狭い舗装路を走る。最初に岩岳の第二登山口というのがあったが、駐車スペースが無かったので前進。第一登山口の駐車場は大きく、先客も数台だった。さっそく出発。案内板によると、岩岳本峰から第一見晴台、第二登山口に周回できるようだ。最初は松林、それからブナ林となり、尾根まで登ると第三登山口分岐。アップダウンの尾根を行くと、古い祠がいくつもある。ピンクのツツジ(ミツバツツジ)に赤いツツジ(ヤマツツジ)。そして、丸い岩の重なる岩岳の頂上に着く。標識はなく、岩の間に大きな祠がある。まわりは似たような緑の山また山だが、遠くは霞んでいて見えない・・・が北東のあの山は何だろう。眼下の谷間には舗装路とキャンプ場・・・じゃなくて工事現場だ。

東の第一展望所に向かおうとしたが、ルートがよく分からず、結局、往路を引き返す。白いツツジ(シロヤシオ?)。駐車場に戻ると、出かけようとしている人たちがいた。舗装路を北に向かうと、後ろに緑の岩岳が見えている。大きい山ではない。インターネットのマップで探したときに山名で出てこなかったが、阿武隈渓谷の一部ということなのだろう。一山越えると田畑が広がる田園風景となり、阿武隈川沿いに北に向かう。コンビニの駐車場で休憩。車道はだんだん広く、交通量も増えるが、阿武隈川はどんどん巨大になっていく。でかい川だ。阿武隈渓谷の散策の山。

短いながら変化に富み、歩きやすく、見所も多い阿武隈渓谷の散策の山だった。

 夫婦岩・駐車場

夫婦岩・案内


花1:ヤマブキ?


階段

 

花2・・・・・ヤマツツジ


三角点と分岐標識


花3・・・・・ツツジ(シロヤシオ?)


大岩(夫婦岩?)・・・・・分岐表示を東、「夫婦岩」方面に進むと、大岩があり、東側の展望所になっている(「奥御殿」と呼ばれる岩らしいが、このあたりに「夫婦岩」と書かれた立て札があるらしい)

 

男岩・・・・・分岐表示を西、「見晴岩」方面に進むと奇岩の西尾根歩きとなり、その歩道終点が女岩、更に続く岩尾根が男岩らしい


夫婦岩

車道を下って振り返ると、頂上近くの山腹に夫婦岩を見分けることができた。写真を拡大してみると、二つの岩が寄り添っているように見える。

上記の拡大(夫婦岩?)

 

花4・・・・・八重桜

 

岩岳・案内


花5・・・・・ヤマツツジ


ブナの道


花6・・・・・ミツバツツジ


岩岳・本峰


花7・・・・・ツツジ(シロヤシオ?)