蒲生岳(がもう) 只見の小マッターホルン
仕事が終わった週末に
車に乗って山に出かける
遠くの手ごたえのある山もいいが
近場の里山にふらりと登りたい
東北百名山、日本の山1,000、福島県の山
86
福島県 828m
2009年5月6日
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只見の小マッターホルン、蒲生岳の麓にはカタクリ畑とキクザキイチゲ。道沿いにはユキツバキやタムシバ。
国道252号(沼田街道)を南西に下ると、やがて行く手に蒲生岳の三角形が見えてくる。小さいがなかなかの迫力。行く手には残雪の浅草岳。橋を渡った右手に蒲生岳の案内板を発見。そこを右折すると、小さな踏切。踏切のすぐ手前が駅になっている。
踏切の少し手前に登山案内の標識があり、踏切を越えた先に「蒲生岳登山道」の旗が立ててあり、奥に「蒲生カタクリ公園」という大きな看板があった。
高度が上がると眼下に田園風景が広がり、岩場の鎖を伝って頂上に到達。
頂上からは会津の大展望。残雪の浅草岳と守門岳の雄姿。会津のマッターホルン兄弟、笠倉山と鷲ヶ倉山。
カタクリ公園に下り、車に乗り込んで出発。何台か車が来ており、カタクリ散策のようだ。川沿いの「川の駅」という温泉に寄っていく。昔に一回入ったことがあるような覚えがある。400円だったが、つまみをおみやげに買う。
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只見の小マッターホルン、蒲生岳の麓にはカタクリ畑とキクザキイチゲ。道沿いにはユキツバキやタムシバ。
国道252号(沼田街道)を南西に下ると、やがて行く手に蒲生岳の三角形が見えてくる。小さいがなかなかの迫力。行く手には残雪の浅草岳。橋を渡った右手に蒲生岳の案内板を発見。そこを右折すると、小さな踏切。踏切のすぐ手前が駅になっている。
踏切の少し手前に登山案内の標識があり、踏切を越えた先に「蒲生岳登山道」の旗が立ててあり、その道端に車を停めて出発する。他にも車が一台。正面には蒲生岳の三角形が近いが、斜面手前が平坦な原っぱになっており、そこがカタクリ畑になっている。カタクリに交じって白いキクザキイチゲ。山登りでなく、カタクリ散策の家族連れもいる。奥に「蒲生カタクリ公園」という大きな看板があった。
更に登ると、東にもう一つのマッターホルン、鷲ヶ倉山、南に残雪の山々の手前に要害山が見えてくる。浅草岳の左奥にはやや雪の融けた鬼ヶ面山が見えてきた。その先で学生の団体とすれ違う。登りの途中なのか下りの途中なのか分からなかったが、休憩していたようだ。その先、夫婦松を経て、頂上まで300mの地点に分岐表示。右が「鼻毛通し」のある道で、左が「けわしい道」。下りに「鼻毛通し」を通ることにし、「けわしい道」に踏み込む。最初から岩場のトラバースで、軍手をはめて鎖を伝っていく。
尾根に上がり、松の急な尾根を登る。やや傾斜が緩くなり、潅木の道となる。高度が上がると眼下に田園風景が広がり、地上の街並が小さく見えている。潅木の中に白い大きな花、タムシバだろうか、がたくさん咲いている。道は北側に回っていき、浅草岳の北側が見えてくる。守門岳だろうか。そして、岩場の鎖を伝って頂上に到達。
意外に広い頂上で、新旧の頂上標識に祠に小蒲生コースの案内。祠には「二荒山神」とある。頂上からは会津の大展望。残雪の浅草岳と守門岳の雄姿。会津のマッターホルン兄弟、笠倉山と鷲ヶ倉山。
(頂上からの風景)
北側: 「小蒲生コース」の表示の先にの屏風尾根は戸屋山で、東にカーブしている。その向こうのマッターホルンは笠倉山、その右奥、遠くに見える白い山は貉ヶ森山だろうか。それらの右下(東)には只見川が流れている
南側: 「宮原登山口」と「200m下に風穴」の表示。それに写真の方位盤。左(東)のマッターホルンが鷲ヶ倉山、正面の遠景が会津朝日、その右手前が柴倉山、その右手に只見町、只見ダム、田子倉ダム、が縦に並び、背景にある白い山が横山、毛猛岳(ほとんど見えていない)、鬼ヶ面山、浅草岳で、毛猛の手前のが要害岳。会津朝日は柴倉山の向こうで下からは見えず、今も雲に隠れているようだ。
さて、帰ろうとして、鼻毛通しのルートがどれなのか分からない。たぶん「宮原登山口」だったと思うが、全然違うところに出てもこまる。結局、往路の「けわしい道」を下ることにする。松の尾根を下っていると、登っているときは気付かなかった「家族松」の標識に気付く。木々の合間からははるか下の町に田畑の景色。分岐に達し、岩場を下っていくと、上のほうから話し声が聞こえる。団体学生がまだ登っているのだろうか。ポツリポツリ雨粒が落ちてきて、浅草岳の頂上が今にも隠れそう。
カタクリ公園に下り、車に乗り込んで出発。何台か車が来ており、カタクリ散策のようだ。川沿いの「川の駅」という温泉に寄っていく。昔に一回入ったことがあるような覚えがある。400円だったが、つまみをおみやげに買う。
浅草岳
案内板・・・・・ここを右折。実はこの左側(R252の南側)に専用駐車場がある。そこに駐車すべきだったが、このときは気付かなかった
登山口の旗・・・・・奥に踏み切りと小さな駅「会津蒲生駅」
かたくり公園
花1・・・・・カタクリ
花2・・・・・キクザキイチゲ?とカタクリ
花3・・・・・ユキツバキ
鷲ヶ倉山
要害山・・・・・中央の山
夫婦松
分岐表示
花4・・・・・タムシバ
浅草岳・・・・・左奥が鬼ヶ面山の稜線
守門岳
蒲生岳頂上
パノラマ図
タムシバと只見川
笠倉山・・・・・北の情景
北の情景