⑱デイサービス

48号 2016年11月発行 ・・・一部加筆

今日は、1月からお世話になっている「デイサービス」の日である。

昨年末に、体験・見学会に行ってきている。その後、市の係の方が2人、家にお見えになった。

色々と日頃の生活や体調などについて質問された。その結果、毎週1日のデイサービス日が木曜日に決まった。

我が家から10丁ほど東にある街中にある、NTTグループの「Tデイサービスセンター」である。

正月7日が初めての「デイサービス」の日になった。

8時半すぎに迎えの車が来る時刻を伝えてくれた。風呂に入ることができるので着替えの用意をして、マンションの3階から玄関に下りて待った。

雪の積もっていない所に居たら、まもなくTデイサービスセンターの車が到着した。

その日は14・5名の利用者があり、センターに到着したあと紹介された。

まずテーブルについてお茶を頂きながら、書類を読んだり記入したりする。

その後、椅子に座ったままで体操した。体操は午後にもあったが内容は違っていた。

昼食は和食で、ご飯とみそ汁とおかず3品が付いていた。味は老人向きでうす味でも美味しかった。

午後、お正月だけの事と後から判ったことだが、「百人一首」を2回した。3人ほど居た男性の中の1人が読み手になり、皆大騒ぎで取り札を取った。

2回目には、図々しくも私が読み手になった。私はマージャンは苦手だが百人一首は一番得手である。

その後、風呂に入る事になった。看護師さんが手を引いてくれたり、背中を洗ってくれたりしてくれる。大きな浴場で気持ち良かった。

3時頃におやつとお茶が出た。同じ年頃の人達とは、すぐに仲良くなり話も通じて楽しかった。

4時過ぎになり送ってくれる車の順番が黒板に書き出され、4台ほどの車で同方向の人と同乗してあちこちと廻り、日常、車で通った事のない所だったのでドライブ気分で楽しかった。

後で聞いた友人達の話によると区によってサービスの内容が違うらしく、午前中に体操をしてお茶とおやつだけで、午後早くに帰宅になるらしい。「中央区はいいわね」「うらやましい」と友人は言う。

同じ札幌市内でも区によって「デイサービス」も様々なことを知った。