本ページで検証するサイトはいずれも金融庁のサイトで公表されている金融商品取引業者の登録リストに該当が見つかりません。日本居住者に対して勧誘が行われれば違法な無登録業者ということになります。
▼本サイトでの検証は名誉棄損に当たらないと考えます。→ 雑記1
本ページでは以下を検証します。尚、本ページで検証しているサイトは「検証13」以降で検証してきた多数の詐欺サイトに関与していると思われる中国系のグループによるサイトではなく、「検証4」で検証したエックスプロマーケッツ~Azelisファイナンス (https://azelisfinance.world/) までの21個のFXサイトや「検証83」、「検証84」、「検証87」、「検証92」、「検証98」で検証しているサイト、さらには姉妹サイトの「検証151」、同じく姉妹サイトの「検証152」、姉妹サイトの「検証162」で検証した仮想通貨投資のサイトなどを運営している海外の詐欺グループによるサイトである可能性が極めて高いです。そして問題の詐欺グループは有名人の名前や画像を盗用し、ネットニュースの記事のフォーマットを模倣したニセ記事広告で勧誘を行っていることが分かっています。本ページで検証対象としているサイトについてもニセ記事広告で勧誘が行われる可能性が高いです。検証対象は順次追加の予定です。
●AXWEL (https://www.axwel.com/ja/)
●FxVerge (https://www.fxverge.com/ja/)
●783fx (https://www.783fx.com/ja/)
●VestoFX (https://www.vestofx.net/ja/)
●VestoFX (https://vesto-fx.live/jp/)
●BitVanta (https://bitvanta.sbs/jp/)
●Meltriona (https://meltriona.org/jp/)
●Evorax (https://evorax.company/jp/)
●Envessa Markets (Envessaマーケッツ https://www.envessamarkets.com/ja/)
●SPOVA (https://www.spova.com/ja/)
●Mizora Trade (ミゾラトレード https://mizoratrade.com/ja/)
●APEX WEALTH (APEXウェルス https://apexwealthcorp.com/)
●Hellsten Capital (Hellstenキャピタル https://hellstencapital.org/)
まず以下を検証します。
●AXWEL (https://www.axwel.com/ja/)
このサイトは「検証4」、「検証83」、「検証84」、「検証87」、「検証92」、「検証98」で検証してきた同じグループによると思われるサイトでコモロ諸島のMwali International Services Authority (ムワリ国際サービス局) で金融ライセンスを取得しているという主張がしばしば繰り返されてきたことから改めてムワリ国際サービス局のサイト (https://mwaliregistrar.com/) にあるBrokerage Companies のリスト を調べ直すことで見つけてきたサイトです。以下はこれまでに検証してきたサイトの中でムワリ国際サービス局で金融ライセンスを取得しているとされていたサイトのリストです。 尚、理由は不明ですが一部のサイトのライセンスはSuspended Companiesのリストに移管されています。つまりライセンスが停止処分を受けています。またライセンス対象のサイトが変更されてライセンス対象から外れたサイトもあります。
検証ページ サイト名 (URLアドレス) [ライセンス番号]
「検証4」 ビッグマーケッツ (www.bigmarkets.com) [T2023167: ライセンス停止中]
「検証4」 Ventorus (www.ventorus.com) [T2023290 :ライセンス停止中]
「検証83」 Maunto (www.maunto.com) [T2023409]
「検証83」 ブルマーケッツ (www.bullmarkets.com) [T2023380]
「検証83」 キャッププレイス (www.capplace.com) [T2023294]
「検証83」 KROXIO (www.kroxio.com) [T2023427] → ライセンス対象がNeerixに変更
「検証83」 ファーストECN (www.firstecn.com) [BFX2024050]
「検証84」 Emarlado (www.emarlado.com) [T2023397]
「検証84」 fxonet (www.fxonet.com) [BFX2024049: ライセンス停止中]
「検証84」 Fxonet (www.fxonet.my) [BFX2024049: ライセンス停止中]
「検証84」 サベクサ (www.savexa.com) [BFX2024065]
「検証87」 Berrypax (berrypax.com) [T2023427] → ライセンス対象がNeerixに変更
「検証87」 ブル・オントレード (www.bullontrade.com) [BFX2024061: ライセンス停止中]
「検証87」 BXBマーケット www.bxbmarket.com) [BFX2025065]
「検証92」 Bullfxo (www.bullfxo.com) [BFX2024046]
「検証92」 Skadeva (wwv.skadeva.com) [BFX2024063]
「検証92」 Neerix (neerix.com) [T2023427]
「検証101」 AXWEL (www.axwel.com) [BFX2025069]
「検証101」 FxVerge (www.fxverge.com) [BFX2025073]
「検証101」 783fx (https://www.783fx.com/ja/) [BFX2025102]
FxVerge、783fxについては以下で検証しています。
これらのサイトの内、例えばビックマーケッツやブルマーケッツのサイトでは被害報告が確認されていますし、既に何の告知もなくアクセス出来なくなっているサイトも複数含まれています。
そして表題のAXWELというサイトを調べてみるとこれらのサイトと同様、ムワリ国際サービス局で共通のライセンスを得ているというだけでなく、多くの共通点が見つかり、同じグループによるサイトである可能性が高いと考えて検証対象とすることにしました。
まず以下がムワリ国際サービス局のサイト (https://mwaliregistrar.com/) にあるBrokerage Companies のリストの抜粋です。ここで検証するAXWELというサイトの運営会社はFlux Ltd、ライセンス番号はBFX2025069、ライセンスの日付は2025年6月17日となっています。
ちなみにこの表でFlux Ltdの1つ前にあるDynamix Ltdという運営会社 (登録番号:BFX2025065) は「検証87」で検証したBXBマーケット https://www.bxbmarket.com/ja/) の運営会社です。
そして上の表で「Verify Licenses」という項目の「Verify」をクリックすると出てくるライセンス内容は以下のようになっています。
記述内容を日本語訳して以下に書き出します。
運営会社名: Flux Ltd
会社番号: HT00625055
ライセンス番号: BFX2025069
ライセンス日付: 2025年6月17日
ライセンス有効期限: 2027年6月17日
最高経営責任者氏名: ANA-MARIA CIORNEI
住所: Dancu, Romania (ルーマニア)
実質的支配者: ANA-MARIA CIORNEI
住所: Dancu, Romania (ルーマニア)
ウエブサイト: https://axwel.com/
日付: 2026年5月20日
最高経営責任者はルーマニア在住のANA-MARIA CIORNEIというおそらく女性とされています。経営者情報は一部のサイトについてしか開示されていないのですがムワリ国際サービス局でライセンスを得て、登録情報で経営者開示されているケースを以下にまとめます。
▼「検証4」 Ventorus (https://www.ventorus.com/ja)
CEO (最高経営責任者): KEITH HEMANT DHANRAJ
住所: Durban, South Africa (ダーバン、南アフリカ)
▼「検証84」 Emarlado (https://www.emarlado.com/ja/)
CEO (最高経営責任者)氏名: IVANA PEJOVIC
住所: Budva, Montenegro (ブドヴァ、モンテネグロ)
▼「検証84」 FXONET (https://www.fxonetltd.com/)
CEO (最高経営責任者)氏名: MUHAMMED SAIT KILICARSLAN
住所: Istanbul, TURKEY (イスタンブール、トルコ)
▼「検証92」 Bullfxo (https://www.bullfxo.com/international/ja/)
CEO (最高経営責任者)氏名: ADRIAN ANCUTE
住所: lasi, Romania (ヤシ 、ルーマニア)
▼「検証101」 AXWEL (https://www.axwel.com/ja/)
CEO (最高経営責任者)氏名: ANA-MARIA CIORNEI
住所: Dancu, Romania (ダンク、ルーマニア)
▼「検証101」 FxVerge (https://www.fxverge.com/ja/)
CEO (最高経営責任者)氏名: Viktoriia Vainshtein
住所: Kyiv, Ukraine (キーウ、ウクライナ)
▼「検証101」 783fx (https://www.783fx.com/ja/)
CEO (最高経営責任者)氏名: Ancuta Adrian
住所: Iasi, Romania (ヤシ 、ルーマニア)
「検証92」で検証しているBullfxoと以下で検証している783fxの登録上の経営者が同じルーマニアのヤシという町に在住のADRIAN ANCUTEという人物になっていますがそれ以外の同じグループによるとしか思えないサイトの経営者は在住が南アフリカ、モンテネグロ、トルコ、ウクライナとかなり多くの国に分かれており、どこにグループの本拠が存在しているのか分かりません。
AXWELの登録情報の最後に記されている「日付:2026年5月20日」の意味が分からないのですが、何らかの情報が直近で改訂された日付という意味かもしれません。
ともかくこのライセンス情報に書かれているウエブサイトのURLアドレスにアクセスしてみました。以下にまずサイト冒頭部の画像を示します。
▼AXWEL (https://www.axwel.com/ja/) [表示言語: 英語、ヒンディー語、ポルトガル語、日本語]
このサイト冒頭部はこれまで検証してきたサイトと特に似ているようには思えません。
次に上の画像に見える「はじめる」というリンクボタンから繋がっている口座開設画面 (https://www.axwel.com/onboarding/personal-details-register) の画像を左下に、「サインイン」と書かれているリンクボタンから繋がっているサインイン (ログイン) 画面 (https://www.axwel.com/client-area/login) の画像を右下に示します。
この口座開設画面、サインイン (ログイン) 画面に既視感を感じたので調べてみると以前に検証した以下のサイトの口座開設画面、サインイン (ログイン) 画面に酷似していることが分かりました。
「検証83」 Maunto (https://www.maunto.com/ja)
「検証83」 BullMarkets (ブルマーケッツ https://www.bullmarkets.com/international/ja/)
「検証83」 CapPlace (キャッププレイス https://www.capplace.com/ja)
「検証83」 FirstECN (ファーストECN https://www.firstecn.com/ja/)
「検証84」 Emarlado (https://www.emarlado.com/ja/)
「検証84」 Fxonet (https://www.fxonet.my/ja/)
「検証84」 Savexa (サベクサ https://www.savexa.com/ja/)
「検証87」 BXB Market (BXBマーケット https://www.bxbmarket.com/ja/)
「検証92」 Skadeva (https://wwv.skadeva.com/ja/)
「検証101」FxVerge (https://www.fxverge.com/ja/)
「検証101」783fx (https://www.783fx.com/ja/)
「検証101」VestoFX (https://www.vestofx.net/ja/)
「検証101」Envessa Markets (Envessaマーケッツ https://www.envessamarkets.com/ja/)
「検証101」SPOVA (https://www.spova.com/ja/)
[Fxverge、783fx、VestoFX、Envessaマーケッツ、SPOVAについては次項以降で検証しているので参照してください。]
まず「検証83」で検証したMaunto、BullMarkets (ブルマーケッツ) の口座開設画面、サインイン (ログイン) 画面の画像を以下に順に示します。Mauntoとブルマーケッツの口座開設画面、サインイン (ログイン) 画面は最初に検証を書いた時と現在では変わっており、以下に示すのはこの検証を書いている2026年7月下旬で表示される口座開設画面、サインイン (ログイン) 画面の画像です。
次に同じく、「検証83」で検証しているCapPlace (キャッププレイス) とFirstECN (ファーストECN) の口座開設画面、サインイン (ログイン) 画面の画像を以下に順に示します。CapPlace (キャッププレイス) の口座開設画面、サインイン (ログイン) 画面についても最初に検証を書いた時と現在では変わっており、以下に示すのはこの検証を書いている2026年7月下旬で表示される口座開設画面、サインイン (ログイン) 画面の画像です。
次に「検証84」で検証したEmarlado、Fxonet (https://www.fxonet.my/ja/)、Savexa (サベクサ) の口座開設画面、サインイン (ログイン) 画面の画像を順に示します。
同様にBXBマーケットとSkadevaの口座開設画面、サインイン (ログイン) 画面の画像を順に示します。
互いに明らかに似ています。これらのサイトが同じグループによるサイトであることを強く示唆するものと考えます。さらに以下で検証しているFxVerge、783fx、VestoFXというサイトの口座開設画面、サインイン (ログイン) 画面もこれらのサイトの口座開設画面、サインイン (ログイン) 画面と明らかに似ています。以下に書いたそれらのサイトの検証を参照してください。
AXWELのサイトのトップページに戻って冒頭部に続いて出てくるのは以下に示すサイトの特長を4項目にまとめて説明している部分です。
>スマートなリスク管理ツール
>リアルタイム市場データとアラート
>すべてのトレーダーのための直感的インターフェース
>柔軟な口座オプション
という4項目が列挙されています。4番目の「柔軟な口座オプション」という項目についてはまた後述します。
次に出てくるのはマルチプラットフォーム対応を説明している部分です。
そして続いて出てくるのが以下に示したAXWELのサイトで用意されている複数の口座 (アカウント) に関する記述です。
「シルバー」「ゴールド」「アカウント」という3種類の口座 (アカウント) が用意されていることは分かりますが、それ以上の情報がありません。上の画像の下端に見える「詳しく見る」と書かれたリンクボタンをクリックすると「アカウント」のサブページ (https://www.axwel.com/ja/accounts/) が開きますが、3種類のアカウントに関して開示されている情報は以下の画像に示されているだけです。
3種類のアカウントがあって「シルバー」→ 「ゴールド」 → 「プラチナ」という順でスワップ金利やスプレッドが有利になるという設定のようですが、それぞれのアカウントを開設できる条件などが何も示されていません。
そしてこの部分については「検証83」で検証したキャッププレイス (https://www.capplace.com/ja) や「検証87」で検証したBXBマーケット (https://www.bxbmarket.com/ja/) によく似た部分があります。以下にはまずキャッププレイスのサイトの「CapPlaceについて」のサブページにある3種のアカウントに関する説明図です。
このキャッププレイスのサイトではこれら3つのアカウントの取引条件は別のサブページ、「アカウント」というサブページにあります。以下に画像を示します。
さらに以下は「検証87」で検証したBXBマーケット (https://www.bxbmarket.com/ja/) の「アカウント情報」というサブページにある3種のアカウントを説明している部分の画像です。
キャププレイスの場合も、BXBマーケットの場合も「シルバー」「ゴールド」「アカウント」という3種類の口座 (アカウント) が用意されており、それぞれスワップ割引、レバレッジ、最小ロットサイズなどの条件が示されていること、それぞれの項目の具体的な条件も互いに極めてよく似ていることなど非常に一致点が多いです。表現が難しいですが、メタリックな印象があるてるてる坊主みたいなイラストが3種のアカウントの象徴的な意味だと思われますが、使われていることも共通しています。
キャッププレイスやBXBマーケットのサイトは上に示しましたがいずれもコモロ諸島のムワリ国際サービス局で金融ライセンスを取得しているという点、あるいは口座開設画面、サインイン (ログイン) 画面の比較でもAXWEXのサイトと共通点がある、似ていることを指摘したサイトです。そしてキャッププレイスやBXBマーケットのサイトの場合もAXWELの場合と同じでそれぞれのアカウントを開設できる条件などに関する情報が明確に示されていません。
そこで再度AXWELのサイトを調べてみるとメニューバーの「サポートハブ」という項目からリンクされているサブページに「AXWEL ヘルプセンター (FAQ)」というものがあり、よくある質問 (FAQ) のリストが示されています。そして「はじめに」のカテゴリーの中に以下の画像に示した部分があることに気が付きました。
赤枠で囲った部分の記述を以下に書き出します。
>6. 取引を始めるための最低入金額はいくらですか?
>AXWELでライブ口座を開設するための最低入金額は$250です。
最低入金額が250ドルとなっており、AXWELの3種類のアカウントの内、おそらく「シルバー」というアカウントを開設するのに必要な最低入金額が250ドルだと思われます。(キャッププレイスの場合もメニューバーの「サポート」という項目からリンクされているサブページにある「よくある質問」の中によく似た質問があり、やはり最低入金額が250ドルであることが判明しました。BXBマーケットの場合は対応する「サポート・ハブ」のサブページを確認しましたが、最低入金額に関する情報はありません。)
さらに「AXWEL」というサイト名を検索してみると勧誘目的と思われる日本語の動画を1本、英語のYoutube動画を2本発見しました。
▼Axwelは信頼できる? 🚫 コメント2026件 (投稿チャンネル:Revisor de Brokers)
▼AXWEL Review 2026: Is AXWEL a Safe and Reliable Forex Broker? (投稿チャンネル:Top Forex Brokers Review)
▼Axwel Broker Review 2026: What Traders Need to Know (投稿チャンネル:BrokerCheck)
いずれの動画もタイトルなどから分かるようにReview (レビュー) となっていますが、内容的にはほぼ一方的に取引を推奨するような内容になっており、公平な立場でのレビュー動画とは思えません。実際には勧誘目的の動画でまず間違いないでしょう。
以下には最初の日本語の動画とそのスクリーンショット画像を示します。
日本語の動画があるということで日本人を標的にした勧誘が目的と思われます。尚、同じRevisor de BrokersというYouTubeチャンネルからAXWELに関する同じ内容と思われるポルトガル語版、ヒンディー語版、英語版、スペイン語版の動画も投稿されています。
さらに以下には2本目の英語の動画と同じ動画のスクリーンショットを示します。
この動画を見ていくと以下の様な部分が出てきます。
「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」の3種類のアカウントを開設するのに必要な最低入金額がそれぞれ250ドル、500ドル、5000ドルであるという情報が出てきました。もう1本の英語動画でもナレーションだけですが、同じ内容の最低入金額に関する説明が出てきます。やはり最低入金額が異なる3段階のアカウントが用意されているということになります。AXWELのサイトでは最低入金額が250ドルであるという情報しか見つからないのに動画では250ドル、500ドル、5000ドルの3段階であるという情報が動画に出てくるというのもこれらの動画が公平な第三者によるレビューではなく、AXWELの運営自体あるいは運営グループと非常に密接な関係にあるグループによる勧誘動画であることを示しているように思います。
そして最低入金額が異なる複数のアカウントが用意されており、上級のアカウントほどスプレッドなどで優遇されるというのは「検証4」、「検証83」、「検証84」、「検証87」、「検証92」、「検証98」で検証してきた同じグループによると思われる一連のサイトの多くで確認されている状況と合致します。以下にこれまで確認されている一連のサイトのアカウントの種類と最低入金額を比較してみます。
サイト名 アカウントの種類 最低入金額
エックスプロマーケッツ: 5種類 250ドル
エランドロード: 5種類 250ドル
フェニックスリミテッド: 5種類 250ドル
インベサキャピタル 4種類 250ドル
インベストマーケッツ 4種類 250ドル
アジアFXプロ 6種類 不明
FXマグナス: 5種類 250ドル
FXタンパ: 5種類 250ドル
RNインベスティング: 5種類 1000ドル
インベスティコ: 4種類 250ドル
ビッグマーケッツ: 4種類 250ドル
Ventorus: 5種類 250ドル
Azelisファイナンス: 5種類 250ドル
エッジファイナンス: 5種類 250ドル
トレドポール: 5種類 250ドル
ポートレイズ: 5種類 250ドル
ModMount: 5種類 250ドル
Maunto: 5種類 250ドル
ブルマーケッツ: 4種類 250ドル
ニッポンキャピタルFX: 6種類 不明
OYASHIMA FX: 5種類 4万円 (1ドル=160円で250ドル)
ZENマーケッツ 6種類 250ドル
キャッププレイス 3種類 250ドル
KROXIO 5種類 250ドル
アローインベスト 6種類 不明
ファーストECN 3種類 不明
Emarlado 5種類 250ドル
ストーンウォールキャピタル 4種類 250ドルあるいは1万ドル?
lukインベスト 6種類 200ドル
24フォレックスマーケット 4種類 250ドル
fxonet 4種類 250ドル
fxonet (www.fxonet.com) 4種類 250ドル
fxonet (www.fxonet.my) 4種類 250ドル
トレデロ 5種類 250ドル?
サベクサ 5種類 250ドル
ブロックブリッジ 6種類 250ドル
ShihjukuFX 5種類 250ドル?あるいは5000ドル?
シンライ・トレード 5種類 5000ドル
ニホン・マーケッツ 4種類 5000ドル
クイックキャッシュFX 6種類 200ドル
Berrypax 5種類 250ドル
INNVESTER 5種類 250ドル
ブル・オントレード 5種類 不明
BXBマーケット 3種類 不明
BONMOTインベスト 4種類 230ドル
Bullfxo 4種類 250ドル
Skadeva 5種類 250ドル
Neerix 5種類 250ドル
アクシアトレード 5種類 1万ドル
シブヤキャピタル 3種類 250ドル?あるいは5000ドル?
信金証券ジャパン 3種類 1万円?あるいは5000ドル?
ヒカリ証券 3種類 5000ドル?
西松フィナンシャル 3種類 5000ドル
キズナホールディングス 3種類 5000ドル
ショーグンマーケッツ 5種類 5000ドル
Kinto FX 5種類 5000ドル
ブル360 5種類 250ドル
ゼンGTP 5種類 5000ドル
SANONキャピタル 5種類 250ドル
フジマーケッツ 3種類 5000ドル
箱根360 5種類 5000ドル
eTakara 3種類 25000ドル
カワ金融 5種類 5000ドル
ムゲンマーケッツ 5種類 5000ドル
望みマーケッツ 3種類 1万円?あるいは5000ドル?
AXWEL 3種類 250ドル
FxVerge 4種類 250ドル
783fx 4種類 250ドル
VestoFX 4種類 250ドル
Envessaマーケッツ 5種類 250ドル
SPOVA 5種類 250ドル
ミゾラトレード 5種類 250ドル
APEXウェルス 4種類 250ドル
Hellstenキャピタル 5種類 250ドル
最後の8つ、FxVerge、783fx、VestoFX、Envessaマーケッツ、SPOVA、ミゾラトレード、APEXウェルス、Hellstenキャピタルについては以下で検証しています。最近検証したサイトでは最低入金額が5000ドルといった高額になっているケースも多かったのですが、最低入金額がAXWELの場合と同じ250ドルというサイトが最も多いです。さらにそれぞれのサイトで用意されているアカウントの名称についても比較してみます。
サイト名 アカウントの名称
エックスプロマーケッツ: 「クラシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
エランドロード: 「クラシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
フェニックスリミテッド: 「クラシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
インベサキャピタル: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナム」「VIP」
インベストマーケッツ: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナム」「VIP」
31FX: 確認出来ず。
Kyoto FX: 確認出来ず。
アジアFXプロ: 「ベーシック」「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「ダイアモンド」
FXKYOTO: 確認出来ず。
FXマグナス: 「クラシック」「ゴールド」「プラチナ」「ブラック」「VIP」
FXタンパ: 「クラシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
RNインベスティング: 「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
インベスティコ: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナム」「VIP」
ビッグマーケッツ: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナム」「VIP」
Ventorus: 「クラシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
Azelisファイナンス: 「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「ダイヤモンド」
エッジファイナンス: 「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」「プロ」
トレドポール: 「ベーシック」「シルバー」「ゴールド」「ダイヤモンド」「VIP」
ポートレイズ: 「ベーシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「ダイヤモンド」
Azelisファイナンス: 「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「ダイヤモンド」
ModMount: 「クラシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
Maunto: 「クラシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
ブルマーケッツ: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナム」「VIP」
ニッポンキャピタルFX: 「ベーシック」「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「ダイアモンド」
OYASHIMA FX: 「ベーシック」「シルバー」「ゴールド」「VIPプラチナ」「VIPダイアモンド」
Aboveインベスティング: 「ベーシック」「アドバンスト」「VIP」
ZENマーケッツ: 「スターター」「スタンダード」「シルバー」「ゴールド」「プラチナム」「ダイヤモンド」
キャッププレイス: 「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」
KROXIO: 「ルーキー」「エキスパート」「エリート」「デラックス」「タイタン」
アローインベスト: 「スタート」「スタンダード」「シルバー」「ゴールド」「プラチナム」「ダイヤモンド」
ファーストECN: 「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」
Emarlard: 「クラシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
ストーンウォール: 「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」
lukインベスト: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナ」「ダイヤモンド」「エクゼクティブ」「VIP」
24フォレックスマーケット: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナム」「VIP」
fxonet (www.fxonet.com): 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
fxonet (www.fxonet.my): 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
トレデロ: 「スタートアップ」「ブロンズ」「銀」「金」「プラチナ」
サベクサ: 「クラシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
ブロックブリッジ: 「スタート」「スタンダード」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「ダイアモンド」
ShinjukuFX: 「ブロンズ」「銀」「金」「白金」「ダイヤモンド」
シンライ・トレード: 「ブロンズ」「銀」「金」「白金」「ダイヤモンド」
ニホン・マーケッツ: 「ブロンズ」「銀」「金」「白金」
クイックキャッシュFX: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナ」「ダイヤモンド」「エクゼクティブ」「VIP」
Berrypax: 「基本 (ベーシック)」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
INNVESTER: 「ベーシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
ブル・オントレード: 「クラシック」「銀」「金」「白金」「VIP」
BXBマーケット: 「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」
BONMOTインベスト: 「ミニ」「クラシカル」「プロ」「VIP」
Bullfxo: 「ベーシック」「金 (ゴールド)」「プラチナ」「ビップ (VIP)」
Skadeva: 「クラシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
Neerix: 「スタンダード」「プロ」「ウルトラ」「プレスティージュ」「オメガ」
アクシアトレード: 「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」 「ダイヤモンド」
シブヤキャピタル: 「スタンダード」「プロ」「ゴールド」
信金証券ジャパン: 「スタンダード」「プロ」「ゴールド」
ヒカリ証券: 「スタンダード」「プロ」「ゴールド」
西松フィナンシャル: 「スタンダード」「プロ」「ゴールド」
キズナホールディングス: 「スタンダード」「プロ」「ゴールド」
ショーグンマーケッツ: 「ブロンズ」「銀」「金」「白金」「ダイヤモンド」
Kinto FX: 「ブロンズ」「銀」「金」「白金」「ダイヤモンド」
ブル360: 「スターター」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
ゼンGTP: 「ベーシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
SANONキャピタル: 「ベーシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
フジマーケッツ: 「スタンダード」「プロ」「ゴールド」
箱根360: 「ブロンズ」「銀」「金」「白金」「ダイヤモンド」
eTakara: 「スタンダード」「プレミアム」「VIP」
カワ金融: 「ブロンズ=スタンダード」「銀=シルバー」「金=ゴールド」「白金=プレミアム」「ダイヤモンド」
ムゲンマーケッツ: 「ブロンズ」「銀」「金」「白金」「ダイヤモンド」
望みマーケッツ: 「スタンダード」「プロ」「ゴールド」
AXWEL: 「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」
FxVerge: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
783fx: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
VestoFX: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
Envessaマーケッツ: 「クラシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
SPOVA: 「クラシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
ミゾラトレード: 「スターター」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
APEXウェルス: 「基本」「金」「白金」「VIP」
Hellstenキャピタル: 「スタート」「スタンダード「シルバー」「ゴールド」「プラチナム」
最後の8つ、FxVerge、783fx、VestoFX、Envessaマーケッツ、SPOVA、ミゾラトレード、APEXウェルス、Hellstenキャピタルについては次項以降で検証しています。AXWELの場合と同様、「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」という3種類のアカウントが用意されているのはキャッププレイス、ファーストECN、BXBマーケットの3つのサイトです。そしてこれら3つのサイトはいずれもコモロ諸島のムワリ国際サービス局) で金融ライセンスを取得しており、口座開設画面&ログイン (サインイン) 画面が互いに似ているといった共通点があるサイトでもあります。同じグループによるサイトであると考えてまず間違いないでしょう。
次に連絡先情報についてです。トップページと「お問い合わせ」のサブページにそれぞれ以下の画像に示した部分があります。
それぞれメールアドレスと電話番号 (日本、ブラジル、インド) が示されています。
メールアドレス: support@axwel.com
サポートライン: 日本 +815031043889 ブラジル +553232420212 インド +918657938978
これらの電話番号はそれぞれの国の国番号から始まっています。日本の電話番号に日本国内から掛けるならば国番号は必要ありませんから以下の電話番号に掛けることになります。
>050-3104-3889
これは050局番なのでIP電話の電話番号でどこの地域で使われている電話番号なのか分かりません。同じグループによると思われる一連のサイトではしばしばこうした050局番のIP電話の電話番号が連絡先情報として登場しますが、利用されている地域を隠すのが目的ではないかと思われます。
関連して「お問い合わせ」のサブページには以下の様な記述もあります。
>*ご注意: これらの地域に物理的なオフィスは設けていません。
つまり日本国内に「物理的なオフィス」は存在しないということになっています。住所については脚注部分に以下のような記述があります。
本項で最初に取り上げたコモロ諸島のムワリ国際サービス局でライセンスを得ているという記述に加え、「登録住所」が示されています。
>登録住所:Bonovo Road – Fomboni Island of Mohéli – Comoros Union
この住所はムワリ国際サービス局でライセンスを得ている一連のサイトで登録住所として繰り返し登場している住所であり、このコモロ諸島の住所はビッグマーケッツの検証で指摘しましたが、以下に示したMOHELI CORPORATE SERVICE (https://mohelicorpservice.com/) というオフショア会社の拠点の住所とも完全に一致します。
この住所はオフショア会社を利用した名目だけの架空住所でまず間違いありません。日本、ブラジル、インドの電話番号があっても「これらの地域に物理的なオフィスは設けていません。」という注釈があり、一方で唯一示されている住所はコモロ諸島のムワリ国際サービス局で得ているライセンス上、名目上だけの住所ということでAXWEL社の本拠が何処にあるのか全く分かりません。情報開示は明らかに不充分、不適切です。
次に以下に示したのはAXWELのサイトの脚注にリンクがある「法的情報」のサブページの画像です。
「利用規約」、「マネーロンダリング防止方針」、「プライバシーポリシー」、「クッキーポリシー」、「リスク開示ポリシー」、「契約仕様書」と題された6個のPDFファイルがダウンロード出来るようになっています。しかしファイルのタイトルだけでは日本語訳されていますが、これらのファイルは全て英語版のみですし、わざわざPDFファイルをダウンロードしなければならないというのは不親切でむしろ利用条件とか課せられる手数料などの情報を出来るだけ見て欲しくないというつもりなのではないかと疑われます。
そして利用規約などがPDFファイルの形でのみ示されているというのも同じグループによると思われる一連のサイトの多くで共通している特徴です。例えば以下は比較対象としてきたBXBマーケットのサイトの「法務」と題されたサブページ、キャッププレイスのサイトの「法的文書」と題されたサブページにあるPDFファイルのリストです。
BXBマーケットの場合は「AMLポリシー」、「クッキーポリシー」、「ご利用条件」、「リスク開示方針」、「プライバシーポリシー」、「契約仕様」、キャッププレイスの場合は「利用規約」、「プライバシーポリシー」、「AMLおよびKYCポリシー」、「クッキーポリシー」、「リスク開示ポリシー」、「契約仕様」と題された6つのPDFファイルが用意されています。いずれの場合も以前に検証を書いた際には「契約仕様」というファイルが存在しておらず、いつの間にか加えられたようです。ここで「AML」はAnti-Money Laundering (アンチマネーロンダリング) の略ですからこれら2つのサイトのそれぞれ6本のPDFファイルはAXWELの法的文書にある6つのPDFファイルと全く同じ名称ではないものの1:1で対応しているように見えます。
そしてAXWELの6つのPDFファイルの内、特に重要と思われるのは最初の「利用規約」というファイルです。79ページもあるかなり長大なファイルなのですが、これまでの一連のサイトの検証でも問題にしてきた顧客側にとって非常に不利な利用条件、休眠口座に課される休眠手数料に関する規定がファイルの57~58ページにかけて記されていることが確認されました。以下に画像を示します。
英文の内容はこれまでに検証してきたサイトの休眠口座、休眠手数料に関する規定と基本的に同じで30日を超えて取引、入出金などがないと休眠口座と判断され、次の30日では30ドル、さらに次の30日では60ドル、さらに120ドル、240ドル、360ドル、500ドルと30日毎に増え続けるdormancy fee (休眠手数料) を課せられるというシステムになっています。
そして同じグループによると思われる一連のサイトの多くで非常によく似た規定が確認されています。以下は比較対象としてきたBXBマーケットの「ご利用条件」というPDFファイルの56ページから57ページにある休眠口座や休眠手数料に関する規約の部分です。AXWELの休眠口座や休眠手数料に関する規約と極めてよく似ています。休眠口座と判定されてから休眠手数料が30ドル、60ドル、120ドル、240ドル、360ドル、500ドルと上がり続けていくという規定が全く同じです。
同様にこれも比較対象としてきたキャッププレイスの「利用規約」というPDFファイルの25ページにある休眠口座や休眠手数料に関する規約の部分です。やはり30日間取引や入出金がないと休眠口座と判定され、以降は30日毎に休眠手数料が25ドル、60ドル、150ドル、250ドル、350ドル、500ドルと上がり続けていくという規定になっています。休眠手数料の上がり方が少し変わっていますが、やはり非常によく似た規定になっています。
こうした顧客にとって非常不利な規定に関する記述がこんな分かりにくい場所にしかも英語のみでしか示されていないということについては悪意を感じざるを得ません。
AXWELのサイトはこれまでに検証してきたサイトの内、特に「検証83」で検証したCapPlace (キャッププレイス https://www.capplace.com/ja) や「検証87」で検証したBXB Market (BXBマーケット https://www.bxbmarket.com/ja/) といったサイトとコモロ諸島のムワリ国際サービス局でライセンスを得ている、口座開設画面やサインイン (ログイン) 画面のデザインが互いに酷似しているなどサイトデザインで似ている部分が認められる、複数のアカウントが用意されている、最低入金額がいずれも250ドルとなっている、利用規約などが英語のみのPDFファイルという分かりにくい形でのみ示されている、そして利用規約の中に30日以上取引や入出金がないだけで発生する顧客にとって著しく不利な休眠手数料の規定があるといった共通点があり、同じグループによるサイトで間違いないでしょう。コモロ諸島の金融ライセンスに高い信頼性があるとは思えませんし、連絡先情報など情報開示も明らかに不充分、不適切です。
AXWELのサイトでの取引は全く推奨できません。
※付記
YoMotto (夕刊三重電子版 https://yomotto.jp/) というネットニュースのサイトにAXWELでの被害事例に関する記事が出ていました。
●FxVerge (https://www.fxverge.com/ja/)
●783fx (https://www.783fx.com/ja/)
これらのサイトも上で検証したAXWELと同様、コモロ諸島のムワリ国際サービス局のサイト (https://mwaliregistrar.com/) にあるBrokerage Companies のリスト を調べ直すことで見つけてきたサイトです。互いに明らかに似ている部分が多いのでまとめて検証します。結論から言えばこれらのサイトは、「検証4」、「検証83」、「検証84」、「検証87」、「検証92」、「検証98」で検証している同じグループによると思われるサイトの内、特に検証83」で検証したブルマーケッツ (https://www.bullmarkets.com/international/ja/)、「検証84」で検証したFxonet (https://www.fxonet.my/ja/)、「検証4」で検証したインベサキャピタル (https://www.invesacapital.com/international/ja/) などのサイトと同様にムワリ国際サービス局でライセンスを得ていること、用意されているアカウントの名称や取引条件などなど非常に共通点が多く、間違いなく同じグループによるサイトだと考えられます。特にブルマーケッツのライセンス (ライセンス番号:BFX2024046) と783fxのライセンス (ライセンス番号: BFX2025102) の登録上の経営者は同一人物と思われ、間違いなく同じグループによるサイトです。そしてFxVergeと783fxにはそれらのよく似たサイトと同じく利用者にとって非常に不利な規定などが非常に分かりにくい形でのみ示されていて危険です。
まずムワリ国際サービス局のサイト (https://mwaliregistrar.com/) にあるBrokerage Companies のリストで見つけた本項で検証する2つのサイトの情報をまとめて以下に示します。
運営会社: Fxverge Limited
会社番号: HV00725464
ライセンス番号: BFX2025073
ライセンス日付: 2025年7月8日
最高経営責任者: Viktoriia Vainshtein
最高経営責任者住所: Kyiv, Ukraine (ウクライナ・キーウ)
ウェブサイト: https://www.fxvergeltd.com/、https://www.fxverge.com/international/
運営会社: FX783 LTD
会社番号: HV00725472
ライセンス番号: BFX2025102
ライセンス日付: 2025年8月6日
最高経営責任者: Ancuta Adrian
最高経営責任者住所: Iasi, Romania (ルーマニア・ヤシ)
ウェブサイト: https://www.fx783ltd.com/、https://www.783fx.com/international/
まず上のAXWELの検証の中でまとめてありますが、783fxの登録上の最高経営責任者 (CEO) であり、ルーマニアのヤシという町に在住のAncuta Adrianという人物は「検証92」で検証しているBullfxoという同じムワリ国際サービス局でライセンス (ライセンス番号:BFX2024046 )を得ているサイトの登録上の最高経営責任者 (CEO) と同姓同名、居住地も同じルーマニアのヤシということで同一人物と思われます。
そしてFxVerge、783fxいずれの登録情報でも2つのウェブサイトが登録されています、1つ目は英語だけのサイトで2つ目のサイトが日本語を含む複数の言語に対応しているサイトになっています。ここで検証するのはいずれの場合も登録情報の2番目のサイトということになります。それら2つの表題にも示したサイトの画像をまず以下に示します。
▼FxVerge (https://www.fxverge.com/ja/) [表示言語:英語、日本語、韓国語、マレー語、ヒンディー語]
▼783fx (https://www.783fx.com/ja/) [表示言語:英語、ドイツ語、ポルトガル語、アラビア語、日本語、香港語、韓国語、マレー語、ヒンディー語、ベンガル語、インドネシア語、タイ語、ベトナム語]
これら2つのサイトの冒頭部は一見して互いに似ているようには見えませんがよく見ると類似点が見つかってきます。例えばこれらのサイトではメニューバーに並んでいる項目が左から「市場」「学習」「アカウント」そして右側に表示言語を示す国旗アイコン、「会員登録」「ログイン」と書かれたリンクボタンという順で並んでいます。さらに国旗アイコンをクリックすると出てくる表示言語の選択メニューが互いに似ています。比較の為に左下にFxVergeの言語選択メニュー、右下に783fxの言語選択メニューの画像を示します。
この言語選択メニューは明らかに互いに似ていますし、以前に検証してきた幾つかのサイトの言語選択メニューとも似ています。例えば以下は「検証83」で検証したBullMarkets (ブルマーケッツ https://www.bullmarkets.com/international/ja/) の言語選択メニューの画像の再掲です。
さらにブルマーケッツ以外にも「検証4」で検証した以下の4つのサイトの言語選択メニューもFxVergeや783fxのサイトの言語選択メニューと似ています。
▼インベサキャピタル (https://www.invesacapital.com/international/ja/) [閉鎖確認]
▼インベストマーケッツ (https://www.investmarkets.com/international/ja/) [閉鎖確認]
▼インベスティコ (https://www.investico.com/international/ja/) [閉鎖確認]
▼ビッグマーケッツ (https://www.bigmarkets.com/international/ja/)
さらに表題の2つのサイトは口座開設画面、サインイン (ログイン) 画面でもこれまでに検証してきたサイトと明らかに似ています。まずFxVergeの口座開設画面 (https://www.fxverge.com/onboarding/) の画像を左下に、「サインイン」と書かれているリンクボタンから繋がっているサインイン (ログイン) 画面 (https://www.fxverge.com/client-area/) の画像を右下に示します。
同様に783fxの口座開設画面 (https://www.783fx.com/onboarding/personal-details-register) の画像を左下に、「サインイン」と書かれているリンクボタンから繋がっているサインイン (ログイン) 画面 (https://www.783fx.com/client-area/login) の画像を右下に示します。
これらの口座開設画面、サインイン (ログイン) 画面は明らかに上で検証したAXWELのサイトの口座開設画面、サインイン (ログイン) 画面に似ています。以下にAXWELのサイトの口座開設画面、サインイン (ログイン) 画面の画像を比較の為に再掲します。
そしてAXWELの検証で指摘していますが、AXWELの口座開設画面、サインイン (ログイン) 画面はこれまでに検証してきた以下のサイトの口座開設画面、サインイン (ログイン) 画面とも似ています。FxVergeや783fxの口座開設画面、サインイン (ログイン) 画面とも似ているということになります。
「検証83」 Maunto (https://www.maunto.com/ja)
「検証83」 BullMarkets (ブルマーケッツ https://www.bullmarkets.com/international/ja/)
「検証83」 CapPlace (キャッププレイス https://www.capplace.com/ja)
「検証83」 FirstECN (ファーストECN https://www.firstecn.com/ja/)
「検証84」 Emarlado (https://www.emarlado.com/ja/)
「検証84」 Fxonet (https://www.fxonet.my/ja/)
「検証84」 Savexa (サベクサ https://www.savexa.com/ja/)
「検証87」 BXB Market (BXBマーケット https://www.bxbmarket.com/ja/)
「検証92」 Skadeva (https://wwv.skadeva.com/ja/)
ブルマーケッツのサイトは言語選択画面に加えて口座開設画面、サインイン (ログイン) 画面でもFxVergeや783fxのサイトと似ていることになります。同じグループによるサイトであると考えてまず間違いありません。さらに以下で検証している
「検証101」VestoFX (https://www.vestofx.net/ja/)
「検証101」Envessa Markets (Envessaマーケッツ https://www.envessamarkets.com/ja/)
「検証101」SPOVA (https://www.spova.com/ja/)
についても口座開設画面、サインイン (ログイン) 画面が非常によく似ています。それらのサイトの検証を参照してください。
次にFxVerge、783fxのサイトについてトップページの冒頭部に続いて出てくる部分の画像を以下に順に示します。
この部分は共通してロウソクチャートの画像が使われているぐらいで互いに似ているとは言えませんが、「いつでも、どこでも取引できる」という説明内容については互いに似ているようにも思えます。
そしてこの部分に続いて出てくる部分ではFxVergeと783fxのサイトで共通してレバレッジとか最低入金額についての説明が出てきます。以下に順に画像を示します。
いずれのサイトでもレバレッジが1:400、最低入金額が250ドル、300以上の資産を取引可能となっており、数字の一致は偶然ではないでしょう。
次に示すのはメニューバーの「アカウント」という項目の中にある「口座の種類」という選択肢からリンクされているサブページの画像です。やはりFxVerge → 783fxという順で画像を示します。
いずれのサイトでも「ベーシック」「ゴールド」「プラチナ」「ビップ (VIP)」という4種類の口座 (アカウント) が用意されており、最低入金額と思われる金額がそれぞれ250ドル、2万5000ドル、10万ドル、25万ドルとなっています。最低入金額が大きなアカウントの方がスプレッドが狭くなるなど取引条件が有利になるようです。そしてこれとよく似たアカウントの表が「検証4」、「検証83」、「検証84」、「検証87」、「検証92」、「検証98」で検証してきた同じグループによると思われる一連のサイトの多くで確認されています。それらのサイトで確認されているアカウントの名称とか最低入金額などについては上に書いたAXWELの検証の中にありますが、FxVergeや783fxと同様に4種類のアカウントの名称が「ベーシック」「ゴールド」「プラチナ」「ビップ (VIP)」となっており、それぞれの最低入金額が250ドル、2万5000ドル、10万ドル、25万ドルというのは「検証84」で検証した2つのFxonetというサイト、fxonet (https://www.fxonet.com/international/ja/) とFxonet (https://www.fxonet.my/ja/) の場合と全く同じです。以下にFxonet (https://www.fxonet.my/ja/) の「口座の種類」というサブページにある4種のアカウントのまとめの画像を順に示します。
説明するまでもないと思いますがこれらブルマーケッツやFxonet (https://www.fxonet.my/ja/) の4種類のアカウントの条件をまとめた表は上に示したFxVergeや783fxの4種類のアカウントを説明する表と酷似しています。「ベーシック」「ゴールド」「プラチナ」「ビップ (VIP)」という4種類の口座 (アカウント) の名称やそれぞれのアカウントの最低入金額が一致しているだけでなく、ユーロ/米ドル、ポンド/米ドルなど通貨ペア毎のスプレッドの数字なども一致しているようです。上の表の範囲ではレバレッジ上限がFxVergeや783fxでは400倍、ブルマーケッツでは500倍、Fxonetでは200倍になっていることが唯一の違いと思われます。
さらに「ベーシック」「ゴールド」「プラチナ」「ビップ (VIP)」という4種類のアカウントの名称の内、3番目の「プラチナ」が「プラチナム」になっているサイトが6つあります。
サイト名 アカウントの名称
インベサキャピタル: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナム」「VIP」
インベストマーケッツ: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナム」「VIP」
インベスティコ: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナム」「VIP」
ビッグマーケッツ: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナム」「VIP」
ブルマーケッツ: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナム」「VIP」
24フォレックスマーケット: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナム」「VIP」
「プラチナ」も「プラチナム」も白金を意味する英語「Platinum」のカタカナ表記ですから実質的には同じと考えられますし、これらのサイトにある4種類のアカウントを説明する表もFxVergeや783fxのアカウントを説明する表と似ています。例えば以下には「検証4」で検証したインベサキャピタル (https://www.invesacapital.com/international/ja/) と「検証83」で検証しているブルマーケッツ (https://www.bullmarkets.com/international/ja/) のサイトに共通して存在する4種のアカウントを説明する表の画像を再掲します。
これらインベサキャピタルやブルマーケッツのアカウントの表も単にアカウントの名称や最低入金額が一致しているだけでなく、それ以外に示されている通貨ペアの種類やスプレッドの数字、その並び順、表の形式など本項で検証している2つのサイトの表と比べて一致している部分が非常に多いです。これらのサイトの表は同じテンプレートからコピペで量産されているとしか思われず、これらのサイトが同じグループによるサイトであることは確実だと考えます。
次に示すのは表題の2つのサイトの「リーガル」というサブページにある取引規約などが書かれたPDFファイルのリストです。FxVergeの「リーガル」のサブページ → 783fxの「リーガル」のサブページという順で画像を示します。
いずれのサイトでも「クライアント契約」「顧客向け苦情処理手順」「リスク開示」「一般料金」「最大取引サイズ」「取引アラート」「商品とインデックスのコールオーバー情報と計算」「会社情報」「プライバシーポリシー」「利用規約」「証拠金情報」「ボーナス条件」「AMLポリシー」というタイトルの全部で13個のPDFファイルが並んでいます。これまで「検証4」、「検証83」、「検証84」、「検証87」、「検証92」、「検証98」、そして本ページで検証している同じグループによると思われる一連のサイトではしばしばこうした利用規約や手数料体系などに関する説明がPDFファイル、それも英語のみで書かれたPDFファイルで示されています。そしてこれら2つのサイトで示されている13個のサイトのファイル名は互いに全く同じであり、並び順まで同じです。さらにFxVergeや783fxのサイトと他の部分で似ていることが確認された幾つかのサイトの相当する部分と比較してみるとそれらのサイトでもファイル名や並び順の一致が確認されました。以下にはまず「検証83」で検証したブルマーケッツ (https://www.bullmarkets.com/international/ja/) の「法務」のサブページ、「検証84」で検証したFxonet (https://www.fxonet.my/ja/) の「リーガル」のサブページの画像を再掲します。
結論としてブルマーケッツでもfxonetでも「クライアント契約」「顧客向け苦情処理手順」「リスク開示」「一般料金」「最大取引サイズ」「取引アラート」「商品とインデックスのコールオーバー情報と計算」「会社情報」「プライバシーポリシー」「利用規約」「証拠金情報」「ボーナス条件」「AMLポリシー」というタイトルの全部で13個のPDFファイルが並んでいるのは並び順まで含めて全く同じです。
さらに以下には「検証4」で検証したインベサキャピタル (https://www.invesacapital.com/international/ja/) の「法務」のサブページの画像を再掲します。
PDFファイルの数はこのインベサキャピタルの場合もFxVergeや783fx、さらにブルマーケッツやFxonetと同じ13個になっており、ファイル名もかなり似ています。例えば最初の5個のファイル名を比べてみます。
FxVergeなど インベサキャピタル
「クライアント契約」 「顧客契約書」
「顧客向け苦情処理手順」 「顧客向け苦情処理手順」
「リスク開示」 「リスク開示」
「一般料金」 「一般的な手数料」
「最大取引サイズ」 「最大トレードの数値」
2番目の「顧客向け苦情処理手順」と3番目の「リスク開示」についてはインベサキャピタルでも同じファイル名ですし、それ以外の3つのファイルでもファイル名の意味は互いによく似ていますし、同じ名称あるいはよく似た名称のファイルの並び順も同じです。ファイル名の違いは日本語訳の違いだけと考えられる範囲でしょう。
さらに問題はこれらのファイルの内容です。以下にはFxVergeの「一般料金」というPDFファイル、783fxの「一般料金」というPDFファイルの冒頭に出てくるWithdrawal Fees (出金手数料) に関する規定部分の画像を順に示します。
いずれの場合もデビットカード/クレジットカード、電信送金、eWallets (仮想通貨)という3つの出金方法が示されており、表の形でデビットカード/クレジットカードに出金する場合には送金額の3.5%、電信送金では30スイスフラン / 30米ドル / 30ユーロ / 30英国ポンド、eWalletsでは1.5~4.5%とかなり高額の出金手数料が掛かるということが示されています。
さらに上の画像で枠外には以下の様な文章があります。Google翻訳による日本語訳と共に示します。
▼原文
Notwithstanding the aforesaid table, in the following circumstances the Company reserves the right to charge a withdrawal fee at an amount equal to 80 EUR (or the equivalent amount according to the denominated currency of the Client’s Trading Account):
▼日本語訳
>上記の表にかかわらず、以下の状況において、当社は80ユーロ(またはお客様の取引口座の通貨建てに応じた相当額)の出金手数料を請求する権利を留保します。
取引状況などによってはさらに80ユーロもの出金手数料を請求される可能性があるというのです。そしてこの高額な出金手数料に関する規定はこれまで検証してきた同じグループによると思われるサイトの多くで確認されている規定と極めてよく似ています。
例えば以下には「検証83」で検証したブルマーケッツ (https://www.bullmarkets.com/international/ja/) のサイトにある「一般料金」というPDFファイル、「検証84」で検証したFxonet (https://www.fxonet.my/ja/) のサイトにある同じく「一般料金」というPDFファイルの冒頭に出てくる出金手数料に関する規定の部分の画像を順に示します。
ブルマーケッツの場合もFxonet (https://www.fxonet.my/ja/) の場合も出金手数料に関する規定はFxVergeや783fxの出金手数料に関する規定と全く同じです。デビットカード/クレジットカード、電信送金、eWallets (仮想通貨)という3つの出金方法毎の出金手数料率、さらに80ユーロもの追加手数料が課せられるといった規定もそのまま同じです。画像は省略しますが「検証4」で検証したインベサキャピタルなどの規定も全く同じです。
さらに以下にはFxVerge、783fxそれぞれの「一般料金」のPDFファイルで2ページ目に出てくるInactivity/Dormancy Fees (休眠手数料) に関する規定部分の画像を順に示します。
この休眠手数料に関する規定でもFxVergeと783fxの規定は全く同じです。1ヶ月以上取引や入出金が無ければ休眠口座とみなされて1ヶ月毎にInactivity/Dormancy Fees (休眠手数料) が課せられる、休眠期間が長くなれば休眠手数料が増えていくという規定になっています。
休眠期間 月間休眠手数料
0~1ヶ月 0
1~2ヶ月 150ユーロ
2~6ヶ月 200ユーロ
6~12ヶ月 625ユーロ
12ヶ月以上 1000ユーロ
さらに12ヶ月放置すると休眠口座となり、再活性化するには申請と2000ユーロの支払いが必要になるようです。何度も同じことを書いていますが、こういった顧客側にとって著しく不利な規定を英語版しか用意されていないPDFファイルの形でしか示していないというのは情報開示のやり方として著しく不親切であり、悪意を感じざるを得ません。
そしてこの休眠手数料の規定についても「検証83」で検証したブルマーケッツ、「検証84」で検証したFxonet (https://www.fxonet.my/ja/) の規定と極めてよく似ています。以下に相当部分の画像をブルマーケッツ → Fxonet (https://www.fxonet.my/ja/) という順で示します。
要するに休眠手数料に関する規定は本項の検証対象であるFxVerge、783fx、比較対象としたブルマーケッツ、Fxonetの4つのサイトで全く同じです。例えば上で検証したAXWELの場合もよく似た休眠手数料の規定がありますが、その金額などは微妙に異なっており、FxVerge、783fx、ブルマーケッツ、Fxonetといったサイトで金額や既定の文章まで全く同じというのは明らかにこれらのサイトの規定が殆どコピペの産物だと考えて間違いありません。
次に表題の2つのサイトの脚注部分にある金融ライセンスとか連絡先情報が書かれている部分の画像を示します。
いずれのサイトでもまずコモロ諸島のムワリ国際サービス局でライセンスを得ている件についての記述がありますが、このライセンスについては既に本項の冒頭で説明してあります。それ以外には登録事務所の住所が示されていますが、この住所は2つのサイトで共通です。
>コモロ、フォンボニ、ボノボ通り私書箱1257、KM
英語版では
>P.B. 1257 Bonovo Road, Fomboni, Comoros, KM.
となっています。そしてこのコモロ諸島の住所は同様にムワリ国際サービス局でライセンスを得ているサイトの登録住所として繰り返し登場していますし、以下に示したMOHELI CORPORATE SERVICE (https://mohelicorpservice.com/) というオフショア会社の拠点の住所と私書箱番号まで完全に一致します。
上で示しているようにムワリ国際サービス局の登録情報ではFxVerge、783fxのCEO (最高経営責任者) はそれぞれウクライナ、ルーマニア在住の人物であることなども考えるとこのコモロ諸島の住所にFxVergeや792fxの事業実体が実際にあるとは思えません。
脚注の記述以外にはそれぞれの「お問い合わせ」というサブページに電話番号とメールアドレスのみ示されています。まずFxvergeの「お問い合わせ」のサブページに書かれている連絡先情報です。
記されている電話番号、メールアドレスを書き出してみます。
▼FxVerge
>電話 +815031149780
>Eメール info@fxverge.com
日本語版、英語版に記されている電話番号、メールアドレスは全く同じで電話番号は国際電話の日本の国番号 [+81] から始まっています。日本国内から電話を掛けるとすれば
>050-3114-9780
という電話番号に掛けることになります。これは050局番なのでIP電話の電話番号です。日本国内の電話番号であることは確かですが国内の何処の地域で使われている番号なのかは分かりません。英語版でも日本の電話番号が示されていることからすると日本国内にFxVergeの本拠がある可能性さえ考えられますが、783fxの「お問い合わせ」のページを見ると日本の電話番号ではなく、フィリピンの電話番号が示されています。やはり日本語版と英語版の画像を以下に示します。
やはり記されている電話番号、メールアドレスを書き出します。
▼783fx
>電話 +63285402993
>Eメール info@783fx.com
783fxの場合も日本語版、英語版に記されている電話番号、メールアドレスは全く同じで電話番号は国際電話のフィリピンの国番号 [+63] から始まっています。
さらにFxVergeや783fxと似ている部分が多くて比較対象としてきたサイト、例えば「検証83」で検証したブルマーケッツ、「検証84」で検証したFxonet (https://www.fxonet.my/ja/) のサイトにも似た形式で電話番号とメールアドレスを示している部分があります。左下がブルマーケッツ、右下がFxonet (https://www.fxonet.my/ja/) の画像です。
ブルマーケッツの電話番号は[+1]というアメリカあるいはカナダの国番号、Fxonetの電話番号は[+81]という日本の国番号から始まっています。
FxVergeと783fxに加えてブルマーケッツやFxonetには多くの共通点があることから同じグループによるサイトであることは間違いないと思われますが、電話番号は日本、フィリピン、アメリカあるいはカナダに分散していてどこの国に本拠があるのかさっぱり分かりません。コモロの登録上の住所以外に具体的な住所も示されておらず、CEO (最高経営責任者) の住所は最初に示した通り、ウクライナあるいはルーマニアです。 情報開示として極めて不充分、不適切です。
さらに「検証4」、「検証83」、「検証84」、「検証87」、「検証92」、「検証98」、そして本ページで検証してきた同じグループによると思われるサイトに共通する特徴でもあるのですが取引対象に関する情報が非常に少ないです。例えばFX (外国為替) 取引が可能であるらしいことは分かりますが、具体的に取引できる通貨ペアの種類とか取引単位、スワップ金利などFX業者のサイトならば必ず示されているはずの情報が何もありません。リアルタイムの相場情報とかチャートもありません。本当にこのサイトで取引が出来るのかさえ疑問に感じます。また異様に高額な休眠手数料など顧客にとって著しく不利な規定が英語のみ、しかもPDFファイルという分かりにくい形でしか示されていないことにも不審を感じざるを得ません。
これらのサイトでの投資は推奨しません。
●VestoFX (https://www.vestofx.net/ja/)
このサイトは上で検証したFxVergeや783fxのサイトと似ている部分が多く、FxVergeや783fxについて検索していて発見したサイトです。以下の検証で示していきますが「検証83」で検証したブルマーケッツ、「検証84」で検証したFxonet (https://www.fxonet.my/ja/) などFxVergeや783fxのサイトと似ていることが判明したサイトとも共通点が多いです。まずサイト冒頭部の画像を示します。
▼VestoFX (https://www.vestofx.net/ja/) [表示言語: 英語、アラビア語、日本語、マレー語、スペイン語、フランス語、香港語、トルコ語、ポルトガル語、ドイツ語、韓国語、ヒンディー語、ロシア語、イタリア語、タイ語]
このサイト冒頭部は一見してこれまで検証してきたサイトと特に似ているようには見えません。しかし細かい部分を見ていくと似ている部分が見つかってきました。例えば以下はVestoFXのサイトの表示言語の選択メニューの画像です。
この言語選択メニューは「検証84」で検証したFxonet (https://www.fxonet.my/ja/) の言語選択メニューと極めてよく似ています。比較の為に以下に画像を再掲します。
2つのサイトの言語選択メニューを比較するといずれのサイトでも同じ15種類の言語が選択出来るようになっており、国旗のアイコン、その並び順まで全く同じです。
また2つのサイトを比較してみるとメニューバーに並んでいる項目が左から「市場」「学習」「アカウント」の3項目で同じです。さらに上で検証しているFxVergeと783fxでもメニューバーに「市場」「学習」「アカウント」の3項目が並んでいて全く同じです。以下にVestoFX、Fxonet、FxVerge、783fxのメニューバーだけ切り出して比較してみました。右側の「ログイン」「会員登録」と書かれたリンクボタンの順序が分かれているぐらいで左側の「市場」「学習」「アカウント」という項目の並びは同じです。
さらにVestoFXのメニューバー右側にある「会員登録」と書かれたリンクボタンから繋がっている口座開設画面 (https://www.vestofx.net/onboarding/) の画像を左下に、「ログイン」と書かれているリンクボタンから繋がっているサインイン (ログイン) 画面 (https://www.vestofx.net/client-area/) の画像を右下に示します。
ここに示したVestoFXの登録画面、サインイン (ログイン) 画面は上で検証しているAXWEL、FxVerge、783fxなどのサイトの登録画面、サインイン (ログイン) 画面とよく似ています。それら登録画面、サインイン (ログイン) 画面が似ているサイトのリストは上に書いたAXWELのサイトの検証の中にありますが、「検証84」で検証し、言語選択メニューが似ていることを指摘したFxonet (https://www.fxonet.my/ja/) のサイトもその1つです。以下にFxonet (https://www.fxonet.my/ja/) の画像を再掲します。
画像は省略しますが、上で検証し、メニューバーの比較対象にしたFxVerge、783fxの口座開設画面、サインイン (ログイン) 画面も非常によく似ており、同じグループによって同じテンプレートから量産されたサイトである可能性は極めて濃厚と考えられます。
次にVestoFXのサイトの冒頭部に続いて出てくる部分の画像を示していきます。まず以下は「VestoFXでトレーディングの最大化」と題されたサイトの特長を説明している部分の画像です。
「トップCFD資産」「手数料0」「セキュアトレーディング」「24/5サポート」という4項目が挙げられていますが最初の「トップCFD資産」という項目には
>NVIDIA、EURUSD、NASDAQなどの主要資産にアクセス。
という説明文が付いています。NVIDIAはアメリカ企業の株式、EURUSDは通貨ペア、NASDAQはアメリカの株式指数ということで株式、外国為替 (FX)、株式指数に投資できるということだと思われ、メニューバーの「市場」という項目からは「暗号通貨」、「通貨」、「株式」、「商品」、「インデックス」という5つのサブページへのリンクがあります。それぞれの投資対象に関する説明があるのですが、取引対象や取引条件に関する情報開示が極めて乏しいです。例えば以下は「通貨」のサブページの冒頭部の画像です。
上の画像の範囲でも「40以上の通貨ペア」が取引できるといったことが書いてありますが、具体的に取引できる「40以上の通貨ペア」の種類や取引単位、スプレッド、スワップ金利などFXの取引サイトならば必ず示されているべき情報が何もありません。リアルタイムの相場情報とかチャートもありません。こうした取引対象や取引条件に関する情報の開示が乏しいというのは「検証4」、「検証83」、「検証84」、「検証87」、「検証92」、「検証98」そして本ページで検証している同じグループによると思われる一連のサイトに共通する特徴でもありますが、本当にこのサイトで外国為替 (FX) 取引が行えるのかさえ危ういように思われます。
トップページに戻って次に出てくるのは以下に画像を示しましたが「リアルタイムで市場にアクセスし、どこにいてもポートフォリオを管理できる」と題された部分です。スマホ、タブレット、PCなどのデバイスに幅広く対応しているということだと思いますが、この部分で気になるのは左側の画像部分、中でもスマホの画面に映っているローソク足チャートのパターンです。
同じローソク足チャートのパターンが同じグループによると思われる他のサイトの幾つかに登場しているようです。例えば以下は「検証84」で検証したFxonet (https://www.fxonet.my/ja/) のトップページにあるやはりマルチデバイス対応を説明している部分の画像です。
また以下は上で検証したFxVergeのサイト冒頭部の画像の再掲です。
いずれのサイトでもGBPUSD (英ポンド/米ドル) のローソク足チャートが表示されたスマホの画像が含まれていますがその部分だけを切り取って以下に並べてみます。左下から右下に向けてVestoFX → Fxonet → FxVergeのサイトから切り出したスマホ画面です。
並べてみるとGBPUSD (英ポンド/米ドル) のローソク足チャートのパターンが全く同じとしか思えません。これもこれらのサイトが同じグループによるサイトであることを強く示唆しているものと考えます。
次に示すのはメニューバーの「アカウント」という項目の中にある「口座の種類」という選択肢からリンクされているサブページの画像です。
VestoFXのサイトでは「ベーシック」「ゴールド」「プラチナ」「ビップ (VIP)」という4種類の口座 (アカウント) が用意されており、最低入金額と思われる金額がそれぞれ250ドル、2万5000ドル、10万ドル、25万ドルとなっています。例によって最低入金額が大きなアカウントの方がスプレッドが狭くなるなど取引条件が有利になるようです。そしてこれとよく似たアカウントの表が「検証4」、「検証83」、「検証84」、「検証87」、「検証92」、「検証98」で検証してきた同じグループによると思われる一連のサイトの多くで確認されていてそれらのサイトで確認されているアカウントの名称とか最低入金額などについては上に書いたAXWELの検証の中でまとめてありますが、VestoFXと同様に4種類のアカウントの名称が「ベーシック」「ゴールド」「プラチナ」「ビップ (VIP)」となっており、それぞれの最低入金額が250ドル、2万5000ドル、10万ドル、25万ドルというのは「検証84」で検証した2つのFxonetというサイト、fxonet (https://www.fxonet.com/international/ja/) とFxonet (https://www.fxonet.my/ja/)、さらに上で検証しているFxVergeと783fx、計4つのサイトと全く同じです。さらに3番目の「プラチナ」が「プラチナム」となっているパターンのサイトも幾つか確認されています。「プラチナ」も「プラチナム」も英語の「Platinum」を日本語読みしたものでしょうから実質的には同じです。以下にこのいずれかのパターンのアカウントが用意されているサイトのまとめを以下に示します。
サイト名 アカウントの名称
fxonet (www.fxonet.com): 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
fxonet (www.fxonet.my): 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
FxVerge: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
783fx: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
VestoFX: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
インベサキャピタル: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナム」「VIP」
インベストマーケッツ: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナム」「VIP」
インベスティコ: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナム」「VIP」
ビッグマーケッツ: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナム」「VIP」
ブルマーケッツ: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナム」「VIP」
24フォレックスマーケット: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナム」「VIP」
以下にはこれらのサイトの内、「検証84」で検証したFxonet (https://www.fxonet.my/ja/) の「口座の種類」というサブページ、「検証83」で検証したブルマーケッツ (https://www.bullmarkets.com/international/ja/) の「口座の種類」というサブページにある4種のアカウントのまとめの画像を順に示します。
「ベーシック」「ゴールド」「プラチナ (あるいはプラチナム)」「ビップ (VIP)」という4種類のアカウントの名称や最低入金額が一致しているだけでなく、それ以外に示されている通貨ペアの種類やスプレッドの数字、その並び順、表の形式など本項で検証しているVestoFXのサイトの表と極めてよく似ています。この部分が複数のサイトで使い回されていることは間違いありません。
次にVestoFXの「リーガル」のサブページの画像を示します。
「クライアント契約」「顧客向け苦情処理手順」「リスク開示」「一般料金」「最大取引サイズ」「取引アラート」「商品とインデックスのコールオーバー情報と計算」「会社情報」「プライバシーポリシー」「利用規約」「証拠金情報」「ボーナス条件」「AMLポリシー」というタイトルの全部で13個のPDFファイルが並んでいます。
これまで「検証4」、「検証83」、「検証84」、「検証87」、「検証92」、「検証98」、そして本ページで検証してきた同じグループによると思われる一連のサイトではしばしばこうした利用規約や手数料体系などに関する説明がPDFファイル、それも英語のみで書かれたPDFファイルで示されていますがVestoFXのサイトで示されている13個のPDFファイルの名称とその並び順は「検証84」で検証した2つのFxonetのサイトや上で検証しているFxVerge、783fxのサイトの「リーガル」のサブページで示されているPDFファイルの名称や並び順と全く同じです。以下に比較の為にFxonet (https://www.fxonet.my/ja/) の「リーガル」のサブページの画像を再掲します。
さらにVestoFXとFxonet (https://www.fxonet.my/ja/) や上で検証しているFxVerge、783fxのPDFファイルで一致しているのはファイルの名称だけではなく、内容も一致しているようです。例えば以下に示すのはVestoFXの13個のPDFファイルの内、「一般料金」というファイルの冒頭に出てくるWithdrawal Fees (出金手数料) に関する規定の部分です。
まず枠で囲まれた部分ではデビットカード/クレジットカード、電信送金、eWallets (仮想通貨)という3つの出金方法が示されており、表の形でデビットカード/クレジットカードに出金する場合には送金額の3.5%、電信送金では30スイスフラン / 30米ドル / 30ユーロ / 30英国ポンド、eWalletsでは1.5~4.5%とかなり高額の出金手数料が掛かることが説明されています。
さらに上の画像で枠で囲まれた部分よりも下の部分には取引状況などによってはさらに80ユーロもの出金手数料を請求される可能性があるといったことが書いてあります。そしてこうした法外とか思えないような出金手数料に関する説明は同じグループによると思われる一連のサイトで頻繁に登場してきますが、VestoFXの出金手数料に関する規定は
「検証83」 ブルマーケッツ
「検証84」 fxonet (www.fxonet.com)、Fxonet (www.fxonet.my)
上で検証したFxVerge、783fxの各サイトでやはりPDFファイルの形でのみ示されている出金手数料の規定と全く同じです。例えば以下はFxonet (https://www.fxonet.my/ja/) の出金手数料に関する規定の再掲です。画像上端の社名の部分が異なるだけでそれ以外は全く同じです。
さらにVestoFXの「一般料金」というファイルで出金手数料の規定に続いて出てくるのは以下の画像に示すInactivity/Dormancy Fees (休眠手数料) に関する規定です。
結論から言えばこの休眠手数料に関する規定も
「検証83」 ブルマーケッツ
「検証84」 fxonet (https://www.fxonet.com/international/ja/)、Fxonet (https://www.fxonet.my/ja/)
上で検証したFxVerge、783fxの各サイトの休眠手数料に関する規定と全く同じです。1ヶ月以上取引や入出金が無ければ休眠口座とみなされて1ヶ月毎にInactivity/Dormancy Fees (休眠手数料) が課せられる、休眠期間が長くなれば休眠手数料が増えていくという規定になっています。
休眠期間 月間休眠手数料
0~1ヶ月 0
1~2ヶ月 150ユーロ
2~6ヶ月 200ユーロ
6~12ヶ月 625ユーロ
12ヶ月以上 1000ユーロ
さらに12ヶ月放置すると休眠口座となり、再活性化するには申請と2000ユーロの支払いが必要になるようです。非常によく似た休眠手数料に関する規定は「検証4」以下で検証してきた同じグループによると思われるサイトでしばしば確認されていますが、月間の休眠手数料の額などは必ずしも同じではありません。ブルマーケッツ、Fxonet、FxVerge、783fxの各サイトの休眠手数料に関する規定は毎月の休眠手数料の金額や既定の文章に至るまで全く同じです。以下には比較の為にFxonet (https://www.fxonet.my/ja/) の「一般手数料」のPDFファイルにある休眠手数料に関する規定を再掲します。
そして何度も同じことを指摘していますが、顧客側にとって著しく不利なこうした規定を英語版しか用意されていないPDFファイルの形でしか示していないというのは情報開示のやり方として著しく不親切であり、逆に出来るだけ気づかれないようにという意図を感じざるを得ません。
次に示すのはVestoFXの脚注部分の画像です。南アフリカの金融ライセンス、登録住所などに関する記述があります。
この部分の記述を以下に書き出します。
>会社情報:本ウェブサイト「VestoFX」は、南アフリカの投資会社であるFAIRMONT FINANCIAL SERVICES (PTY) LTDによって運営されています。当社は、南アフリカ金融セクター行動規制庁(FSCA)の認可および規制を受けており、金融サービスプロバイダー(FSP)ライセンス番号は51766です。 FAIRMONT FINANCIAL SERVICES (PTY) LTDは、南アフリカ共和国に登録されており、登録番号は2020/789026/07です。FAIRMONT FINANCIAL SERVICES (PTY) LTDの登録住所および所在地は、南アフリカ共和国西ケープ州サマーセット・ウェスト、ファガン・ストリート5番地(7130)です。
>FAIRMONT FINANCIAL SERVICES (PTY) LTDは「VestoFX」ブランドを所有・運営しています。
>Everton LtdはFairmont Financial Services (PTY) Ltd(登録番号16775559)の英国支払代理店です。
ここまでVestoFXのサイトとブルマーケッツ、2つのFxonet、FxVerge、783fxといったサイトが多くの点で明らかに似ていることを示してきましたが、それらのサイトはいずれもコモロ諸島のMwali International Services Authority (ムワリ国際サービス局 https://mwaliregistrar.com/) で金融ライセンスを得ているとなっていたのに対して (2つのFxonetに関する金融ライセンスは停止済み)、VestoFXの場合は運営会社であるFAIRMONT FINANCIAL SERVICES (PTY) LTD (https://www.fairmont-srv.com/) が南アフリカの南アフリカ金融セクター行動規制庁 (Financial Sector Conduct Authority (FSCA) https://www.fsca.co.za/) で金融ライセンスを得ているとなっています。ちなみにこれまで「検証4」以下で検証してきた同じグループによると思われるサイトの中には同様にFSCAで金融ライセンスを取得しているというサイトが幾つかあります。具体的には以下のサイトでFSCAのライセンスを取得していることが主張されており、FSCAのサイトでライセンスの取得を確認出来ています。
「検証4」 エックスプロマーケッツ (https://xpromarkets.com/ja/)
「検証4」 エックスプロマーケッツ (https://xpromarkets.website/ja/)
「検証4」 エランドロード (https://www.ellandroadcapital.com/ja/)
「検証4」 インベサキャピタル (https://www.invesacapital.com/international/ja/)
「検証4」 インベスティコ (https://www.investico.com/international/ja/)
「検証84」 ストーンウォールキャピタル (https://www.stonewall.capital/jp)
そこでこれらのサイトの検証で行ったのと同様にFSCAのサイトでライセンスの確認を試みようとしましたが、FSCAのサイトの改訂があったようで以前に利用した登録情報の検索ページが利用できなくなっており、同じ役割を担うと思われる「FSP Search」というサブページが機能しません。VestoFXの運営会社であり、ライセンスを保有しているとされるFAIRMONT FINANCIAL SERVICES (PTY) LTDが本当にFSCAのライセンスを取得しているかどうか確認出来ません。現状ではライセンスを取得していると確認することも取得していないと断言することもできない状況です。但しFSCAでライセンスを得ているとしても実際に南アフリカにVestoFXの事業実体が存在するかどうかは疑問です。この検証で示してきたようにVestoFXのサイトは特にブルマーケッツ、2つのFxOnet、FxVerge、783fxといったサイトと似ており、それらのサイトと同じグループによるサイトとしか思えませんが、それらのサイトでは南アフリカに拠点があるといった記述は見つかりません。また南アフリカの登録上の住所として
>南アフリカ共和国西ケープ州サマーセット・ウェスト、ファガン・ストリート5番地 (7130)
英語版では
>5 Fagan Street, Somerset West, 7130 Western Cape Province, South Africa.
という住所が示されているのですが、この住所を検索してみるとEmma Pardoe (https://www.emmapardoe.co.za/) という会計事務所の住所と一致することが判明しました。以下にこのEmma Pardoeという会計士事務所のサイトの冒頭部と連絡先情報の部分の画像を示します。
VestoFXの運営会社であるFAIRMONT FINANCIAL SERVICES (PTY) LTDの住所
>5 Fagan Street, Somerset West, 7130 Western Cape Province, South Africa.
とEmma Pardoeの住所 (2つの住所が記されていますが、1つ目の住所)
>5 Fagan Street, Somerset West, South Africa, 7130
は全く同じ住所でしょう。そしてこのEmma Pardoeという会計事務所のサイトのメニューバーにある「Expertise (専門分野)」という項目からリンクされているサブページに業務内容に関する説明があり、CLIENT ACCOUNTING (会計業務)、AUDITING (監査業務)、TAX (税務)といった項目と並んでCOMPANY SECRETARIAL SERVICES (会社秘書役サービス) という項目があり、さらにその中身の説明としてFormation and registration of companies (会社の設立と登記) とかShelf Companies (休眠法人の売買) といった項目があります。いわゆるペーパーカンパニーの設立や維持などオフショアと言われる業務を行っているということだと思われます。そしてこの会計事務所と住所を共有しているVestoFXの運営会社であるFAIRMONT FINANCIAL SERVICES (PTY) LTDはEmma Pardoeという会計事務所が事実上管理しているペーパーカンパニーの疑いが濃厚と考えます。
こうした状況から仮にFAIRMONT FINANCIAL SERVICES (PTY) LTDが南アフリカのFSCAの金融ライセンスを取得しているとしても信頼性は疑わしいです。また本文で指摘したように異様に高額な出金手数料、休眠手数料が課される規定になっていること、さらにそれら顧客にとって非常に不利な規定が非常に分かりにくいPDFファイルに英語のみでしか示されていないといった点からも不審を抱かざるを得ません。またVestoFXは「検証83」で検証したブルマーケッツ、「検証84」 で検証した2つのfxonet、上で検証したFxVerge、783fxといったサイトと明らかな共通点が複数認められ、同じグループによるサイトとしか思われませんが、ブルマーケッツについては日本国内での被害報告が出ていること、2つのfxonetについてはコモロ諸島のムワリ国際サービス局から得ている金融ライセンスが理由は不明ですが停止されていることなどから考えても安心して利用できるサイトとは思えません。VestoFXでの投資は推奨しません。
●VestoFX (https://vesto-fx.live/jp/)
●BitVanta (https://bitvanta.sbs/jp/)
●Meltriona (https://meltriona.org/jp/)
●Evorax (https://evorax.company/jp/)
最初のVestoFXについては上で検証したVestoFX (https://www.vestofx.net/ja/) について検索していて存在に気が付いた同名のサイトです。上で検証したVestoFXのサイトとURLアドレスもサイトの見かけも全く異なり、仮想通貨を主な投資対象としてFXは主要な取引対象ではないサイトのようですが、同じグループによるサイトの可能性が高いのでここで検証します。2番目以降の3つのサイトについては最初のVestoFXと酷似したサイトであり、まとめて検証します。
まず本項で検証する4つのサイトの内、最初のVestoFXについて冒頭部の画像を以下に示します。
▼VestoFX (https://vesto-fx.live/jp/) {表示言語:英語、ドイツ語、フランス語、スロベニア語、ハンガリー語、日本語}
既に書いたようにこのVestoFXというサイトは上で検証したVestoFX (https://www.vestofx.net/ja/) のサイトとは全く見かけは異なります。また上の画像でも「暗号資産の世界への入り口。」と書いてあることから分かるように主な取引対象は仮想通貨 (暗号資産) となっているようです。そしてこのサイトについて調べてみると同じデザインのサイトが大量に、おそらく既に閉鎖されたサイトも含めて100を超えるような非常によく似た同じテンプレートからコピペで量産されたと思われるサイトが見つかってきました。それらの中には日本語に対応したサイトも含まれており、それが表題の2~4番目のサイトです。表題2番目のBitVantaと3番目のMeltrionaについてもサイト冒頭部の画像を以下に示します。(表題4番目のEvoraxというサイトは冒頭部に変わっている部分があるので後で示します。)
▼BitVanta (https://bitvanta.sbs/jp/) {表示言語:クロアチア語、英語、ドイツ語、フランス語、スロベニア語、ハンガリー語、日本語}
▼Meltriona (https://meltriona.org/jp/) {表示言語:クロアチア語、英語、ドイツ語、フランス語、スロベニア語、ハンガリー語、日本語、スペイン語、イタリア語}
これらのサイトと非常によく似た日本語には対応していないサイトも大量に見つかります。例えば以下のようなサイトです。
▼Imediat Vlantis 7P (https://imediat7p-vlantis.com/) [表示言語:英語]
▼Borsenvolkz (https://borsenvolkz.net/) [表示言語:ドイツ語]
見つかってきた日本語に対応していないサイトは複数の表示言語に対応しておらず、上に示した英語、ドイツ語専用のサイト以外にフランス語、スペイン語、オランダ語、ポルトガル語、イタリア語、チェコ語、スロバキア語、クロアチア語、ルーマニア語のサイトも確認されました。そしてこれらのサイトは上に画像を示したサイト冒頭部だけでなく、サイト全体がここで検証しているVestoFX (https://vesto-fx.live/jp/) などのサイトに非常によく似ています。文章もGoogle翻訳で訳してみると内容は基本的に同じです。さらに検索で見つかってきた非常によく似たサイトが何の告知もなく既に閉鎖されている、あるいはこの検証を書いている間に閉鎖されたというケースも確認されました。こうした非常によく似たサイトが大量に存在しており、しかも告知なしで閉鎖されることが続いているというだけで明らかにまともなサイトとは思えません。
次に示すのはVestoFX (https://vesto-fx.live/jp/) の登録欄の画像です。「ファーストネーム」「ラストネーム」「メール」そして電話番号の記入欄が並んでいます。電話番号の記入欄は日本国旗のアイコンと国際電話の日本の国番号である[+81] の後に電話番号を付け加える形になっています。
表題2番目のBitVanta、3番目のMeltrionaについても非常によく似た個人情報記入欄があります。以下に画像を示します。
ここで表題4番目のEvoraxのサイト冒頭部の画像を示します。
▼Evorax (https://evorax.company/jp/) {表示言語:クロアチア語、英語、ドイツ語、フランス語、スロベニア語、ハンガリー語、日本語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語}
このEvoraxのサイト冒頭部は表題1~3番目のVestoFX、BitVanta、Meltrionaの3つのサイトの冒頭部に個人情報の記入欄を入れ込んだような形になっています。上の画像の左半分に記されている文章を以下に書き出してみます。
>Evoraxの独自性とは?これは日本でよりスマートに投資するチャンスです。信頼できるAI搭載取引プラットフォームが、情報に基づいた判断と自信を持ったリスク管理をサポートします。Evorax AIの可能性を発見してください。
>2,804人以上の満足したユーザーから4.7つ星の評価
そしてこの文章はVestoFXなど3つのサイトの相当部分に記されている文章とそっくりです。VestoFXの文章を以下に比較の為に同様に書き出してみます。
>VestoFXの独自性とは?これは日本でよりスマートに投資するチャンスです。信頼できるAI搭載取引プラットフォームが、情報に基づいた判断と自信を持ったリスク管理をサポートします。VestoFX AIの可能性を発見してください。
>2,804人以上の満足したユーザーから4.7つ星の評価
サイト名の部分が入れ替わっているだけでそれ以外は全く同じ文章です。高評価を与えた「満足したユーザー」の人数、「2,804人以上」まで全く同じです。この部分だけ見ても表題の4つのサイトが同じグループによるサイトであることは間違いないでしょう。
そしてこれらのサイトに共通して存在する個人情報の記入欄とよく似た記入欄が姉妹サイトの「検証151」、同じく姉妹サイトの「検証152」、姉妹サイトの「検証162」で検証した仮想通貨投資のサイトの多くで確認されています。例えば以下は姉妹サイトの「検証162」で検証したSATOSHI ZIORA (https://ja.satoshiziora.com/) という既に閉鎖されている仮想通貨投資のサイトの冒頭部の画像です。
サイト全体の見かけは全く異なりますが、個人情報の記入欄だけ見るとVestoFX (https://vesto-fx.live/jp/) の場合と同じで4つの記入欄があり、上から「名」「姓」「メールアドレス」そして電話番号の記入欄となっています。電話番号の記入欄は日本国旗のアイコンと国際電話の日本の国番号である[+81] の後に電話番号を付け加える形になっています。姓名の記入欄が「ファーストネーム」「ラストネーム」という英語表記になっているか、「名」「姓」という日本語表記になっているかの違いはあっても似ているのです。
さらには姉妹サイトの「検証162」で説明していますが、SATOSHI ZIORA (https://ja.satoshiziora.com/) というサイトについても同じテンプレートからコピペで量産されたような非常によく似たサイトが大量に確認されています。VestoFX (https://vesto-fx.live/jp/) について上で示したように非常によく似たサイトが多数見つかるのと同じ状況です。そしてこれも姉妹サイトの「検証162」で説明していますが、SATOSHI ZIORA (https://ja.satoshiziora.com/) についてはYahoo知恵袋にインフルエンサーのひろゆき氏 (西村博之氏) の名前や画像を盗用したニセ記事広告で勧誘が行われていたという質問投稿が出ています。VestoFX (https://vesto-fx.live/jp/) についても有名人の名前や画像を盗用したニセ記事広告で勧誘が行われる可能性が考えられます。
次に表題の4つのサイトについて「どのように機能しますか?」と題された部分の画像を以下に順に示します。
VestoFXの記述の一部を以下に書き出します。
>独自のソフトウェアが複数の取引プラットフォームを同時に監視し、利用可能な価格差を特定します。
>VestoFXはある市場で安く購入し、別の市場で高く売却して裁定取引の機会を活用します。このアプローチは、小さな価格変動からのリターンの蓄積により利益を生み出すことができます。
他の3つのサイトの記述もサイト名の部分が入れ替わっているだけで全く同じです。そしてこの部分の文章からVestoFX以下の4つのサイトでは複数の仮想通貨取引所での相場を監視していわゆるアービトラージ (裁定) 取引を自動で繰り返すことによって利益を出すことが出来ると主張しているようです。しかし一般的にスプレッドが広く、複数の取引所の間で仮想通貨の送金を行えばそれなりに送金手数料が必要な仮想通貨のアービトラージ取引で安定的かつ高利回りの運用が実現可能かどうかは極めて疑問です。姉妹サイトの「検証62」で検証しているプランスゴールド、ジュビリーエース、ジェンコといった案件ではVestoFXと同様に仮想通貨のアービトラージ取引で高利回り運用を実現すると主張していた案件ですが、いずれも多くの被害者を産んだ詐欺案件であったことが確定しています。ちなみにVestoFXなど4つのサイトには具体的な運用利回りの実績などに関する情報が全く見当たりません。
取引対象、取引の内容については4つのサイトのいずれについても「暗号資産オファー」と題された部分が存在しており、断片的な情報が記されています。4つのサイトの画像を表題と同じ順、VestoFX → BitVanta → Meltriona → Evoraxという順で以下に示します。
この部分でも4つのサイトの記述はサイト名の部分が入れ替わっているだけで基本的に同じです。そして取引対象については「グローバル資産取引」という項目では「株価やその他の試算」について、「Forex取引」という項目では外国為替に関して言及があります。株式とか外国為替 (FX) 取引についても扱いがあるのではないかとも思われるのですが、暗号資産 (仮想通貨) についても株式や外国為替 (FX) についても具体的に取引できる銘柄、通貨ペアなどに関する情報は何もありません。例えば外国為替 (FX) 取引が出来るならば取引できる通貨ペアとかスプレッド、取引単位、スワップ金利などの情報は必ず開示されているべきだと思いますが、そういった情報が何もないのです。またリアルタイムの相場情報とかチャートもありません。本当にこれら4つのサイトで暗号資産 (仮想通貨) や株式や外国為替 (FX) が取引出来るのか、あるいは自動売買での運用が可能なのか極めて疑問です。
次に4つのサイトのいずれについても顧客の声を集めたような部分があるので以下に画像を示します。但しこの部分は4つのサイトで全く同じなのでVestoFXの画像のみ示します。
4つのサイトで全く同じ顧客 (田中 37歳、佐藤 42歳、鈴木 45歳、山本 34歳) の全く同じ内容の評価が示されているというのは明らかにおかしいです。これら4人の顧客は4つのサイトの全てで取引を行っているのでしょうか?田中、佐藤、鈴木、山本といった名字がありふれた名字ではあるものの年齢やコメントまで一致しているのは異様です。
さらに上で日本語以外の英語、ドイツ語などにのみ対応したよく似たサイトが多数見つかることを指摘しましたが、それらのサイトにも対応する顧客が高評価する証言を集めたような部分があります。それらの証言の内容についても顧客の声の内容が非常に似通っているのです。例えば以下は上でサイト冒頭部の画像を示したImediat Vlantis 7Pという英語サイトの相当部分の画像です。
さらにこの英語の部分をGoogle翻訳で日本語訳してみると以下のようになります。
VestoFXなど4つのサイトでは田中 37歳、佐藤 42歳、鈴木 45歳、山本 34歳
Imediat Vlantis 7Pではマルコ 37歳、ジュリア 42歳、ソフィア 45歳、ルカ 34歳
と各4名の評価を掲載しているのですが、それぞれの評価の内容が完全に対応しています。例えば「田中 37歳」と「マルコ 37歳」の評価の内容が明らかに似通っています。また4名の名前は異なっていても各4名の評価者の年齢は見事に一致しています。名前を変えただけで掲載しているとしか思えません。これらの高評価の意見は実際の顧客の評価であるとは到底思えません。
さらに以下はやはり表題の4つのサイトで共通して存在する「チーム」というサブページの画像です。やはり4つのサイトで全く同じ人物、役職の6名の画像が並んでいるので以下に示すのはVestoFXのサイトの「チーム」というサブページの画像です。
6名の運営幹部とされる人物が写真付きで紹介されていますがこれらの人物の名前が異様です。
名前 役職
堀越 誠 最高経営責任者(CEO)
丸山 陸 パートナー兼事業開発副社長
河野 伊織 パートナー兼最高財務責任者(CFO)
馬場 俊介 マネージングパートナー
藤田 真人 最高技術責任者(CTO)
早川 杏 プロダクトディレクター
表題の4つのサイトで紹介されている6名の経営陣が同じであることに加え、画像の人物たちはいずれも画像を見る限り欧米系の外国人としか思えないのに全て日本人としか思えないような名前が並んでいることに強い違和感があります。さらにVestoFXのサイトでは上で示したように英語、ドイツ語、フランス語、スロベニア語、ハンガリー語、日本語から表示言語を選択できます。例えば英語表示を選択してみるとこれらの経営陣の名前が全く変わってしまうことに気が付きました。以下に同じVestoFXのサイトの「チーム」というサブページについて表示言語を英語に切り替えた場合の画像を示します。
これら6名の画像は日本語版でも英語版でも同じですが、それぞれの名前が英語版では以下のように変わります。
名前 役職
Marko Horvat Chief Executive Officer (CEO)
Luka Marić Partner and Vice President of Business Development
Ivan Kovač Partner and Chief Financial Officer (CFO)
Stjepan Babić Managing Partner
Mateo Vidović Chief Technology Officer (CTO)
Ana Brkić Product Director
写真と役職名は変わらないのに名前が全く変わるというのは異様です。さらに例えば6名の中で左上のCEO (最高経営責任者) という肩書の人物の名前はドイツ語表示ではMarkus Hoffmannとされています。フランス語、スロベニア語、ハンガリー語を選択した場合には英語版と同じMarko Horvat となります。これら6名の経営者の情報も全く信頼出来ません。
次に表題の4つのサイトで連絡先情報を探しましたが殆ど情報がありません。各サイトに「お問い合わせ」というサブページがあるのですが、示されている連絡先情報はメールアドレスのみです。しかも以下に表題の4つのサイトで示されているメールアドレスの画像を示しますが、が4つのサイトで示されているメールアドレス (support@bravermereai.com) が4つのサイトで共通です。
4つのサイトでメールアドレスが同一ということでこれらのサイトが同じグループによるサイトであることは100%間違いないでしょう。連絡先情報がメールアドレスのみ、金融ライセンスに関する情報も皆無ということだけでもこれらのサイトの信頼性は疑わしいです。
総合的に判断してこれらのサイトでの投資は非常に危険と考えざるを得ません。
●Envessa Markets (Envessaマーケッツ https://www.envessamarkets.com/ja/)
上で検証したAXWEL (https://www.axwel.com/ja/) と同じ勧誘用と思われるBrokerCheckというYouTubeチャンネルで取り上げられていたサイトです (以下の画像参照)。AXWELなどと同じグループによるサイトである可能性があるということで取り上げてみました。
▼Envessaマーケッツ (https://www.envessamarkets.com/ja/) [表示言語:日本語、英語、フランス語、ヒンディー語、ベンガル語、マレー語、インドネシア語、タイ語、フィリピン語、ベトナム語]
このサイト冒頭部や以下に示した言語選択メニューはこれまで検証してきたサイトの冒頭部や言語選択メニューと特に似ているようには思われません。
しかし左下に示したEnvessaマーケッツの口座開設画面や右下に示したサインイン (ログイン) 画面は明らかに上で検証したAXWEL、FxVerge、783fx、VestoFXなどのサイトの口座開設画面、サインイン (ログイン) 画面に似ています。
比較の為にAXWELの口座開設画面、サインイン (ログイン) 画面の画像を以下に再掲します。
この口座開設画面、サインイン (ログイン) 画面は上に書いたAXWELの検証の中で比較、説明していますが、上で検証したAXWEL、FxVerge、783fx、VestoFX (https://www.vestofx.net/ja/)、以下で検証しているSPOVA、さらに「検証83」で検証したMaunto やブルマーケッツ、「検証84」で検証したEmarlado、Fxonet、サベクサ などのサイトの口座開設画面、サインイン (ログイン) 画面とも明らかに似ています。
次に示すのは「無限の取引機会」と題された取引対象について説明している部分の画像です。
FX (外国為替)、インデックス、株式、コモディティ、暗号通貨、金属の6つの取引対象が挙げられていてそれぞれ代表的な取引銘柄について短い説明が付いています。しかし同じグループによると思われる一連のサイトに共通する特徴ともなっているのですが、取引条件、例えば取引単位とかスプレッドなどに関する情報が充分に示されていません。スワップ金利については「スワップ手数料」というサブページにそれらしい情報が示されているのですが、まず「スワップ金利」ではなく、「スワップ手数料」という言い方に違和感があります。ちなみに表示言語を英語にすると「スワップ手数料」は「Swap Fees」となり、やはり「金利」ではなく、「手数料」という扱いになっています。以下の説明文によれば、「スワップ手数料」はポジションを保有している間、
>(スワップ) 手数料が口座に加算あるいは減算されます
となっています。また「スワップ手数料」はポジションのロット数が増えればそれだけ増加する説明になっています。
「スワップ手数料」という言い方は聞き慣れないけれどもロット数に比例して「加算あるいは減算」されるのならばこれは「スワップ金利」の意味だと考えたのですが、示されている「スワップ手数料」の数字がおかしいとしか思えないのです。以下に「スワップ手数料」の表の冒頭部の画像を示します。
AUDCAD (豪ドル/カナダドル)、AUDCHF (豪ドル/スイスフラン)、AUDJPY (豪ドル/日本円)、AUDNZD (豪ドル/ニュージーランドドル)、AUDUSD (豪ドル/米ドル) といった通貨ペアの「ロング (買いポジション)」と「ショート (売りポジション)」の「スワップ手数料」が示されているのですが「ロング」も「ショート」も全てマイナスになっています。豪ドル買い/スイスフラン売り、豪ドル買い/日本円売りのような低金利通貨を売って高金利通貨を買うようなポジションならばスワップ金利はプラスに、豪ドル売り/スイスフラン買い、豪ドル売り/日本円買いのような高金利通貨を売って低金利通貨を買うようなポジションならばスワップ金利はマイナスになるはずです。実際に日本のFX業者のスワップ金利の表を確認しましたが「豪ドル買い/スイスフラン売り」や「豪ドル買い/日本円売り」のスワップ金利はプラスに、「豪ドル売り/スイスフラン買い」や「豪ドル売り/日本円買い」のスワップ金利はマイナスになっています。
しかしここに示されているEnvessaマーケッツの「スワップ手数料」の表では全てがマイナスになっているのです。上の画像では5つの通貨ペアの「スワップ手数料」しか確認出来ませんがこの表で示されている46種類の通貨ペアで「スワップ手数料」がプラスになっている通貨ペアは1つもありません。
>(スワップ) 手数料が口座に加算あるいは減算されます
と書いてあっても加算される通貨ペアは1つもありません。またスワップ金利ならば各国通貨の金利変動によって頻繁に変動するはずですが、ここで示されている「スワップ手数料」は変動している様子がありません。一体「スワップ手数料」とは何なのでしょうか?スワップ金利とは全くの別物なのでしょうか?別物だとすればスワップ金利はどうなっているのでしょうか?疑問だらけです。いずれにしろポジションを持っていれば継続的に課される「スワップ手数料」は顧客側にとってかなりの不利な要因でしょう。
そしてこれと非常によく似た「スワップ金利」ならぬ「スワップ手数料」についてはこれまで検証してきたサイト、あるいは以下で検証しているサイトの幾つかでも存在していることが確認されました。具体的には少なくとも以下のサイトで非常によく似た「スワップ手数料」の表が確認されました。
「検証4」 Phoenix LTD (フェニックスリミテッド https://www.ltdphoenix.com/ja/)
「検証84」 Emarlado (https://www.emarlado.com/ja/)
「検証92」 Skadeva (https://wwv.skadeva.com/ja/)
「検証84」 Savexa (サベクサ https://www.savexa.com/ja/)
「検証101」 SPOVA (https://www.spova.com/ja/)
例えば以下は「検証84」 で検証したEmarlado (https://www.emarlado.com/ja/) のスワップ手数料の表の冒頭部分の画像です。
EnvessaマーケッツとEmarladoのスワップ手数料の表では同じ46の通貨ペアについてスワップ手数料が示されており、スワップ手数料が全てマイナスになっていて数字も小数点以下までおそらく同じであり、通貨ペアの並び順なども一致しているようです。
次に示すのはメニューバーの「取引」という項目から選択出来る「アカウントの種類」というサブページに示されている5種類のアカウントの情報をまとめた表の画像です。
「クラシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」という5種類のアカウントが存在しており、上級のアカウントではスプレッドが有利になるようですがそれ以外の条件はほぼ同じです。そしてこうした複数のアカウントが用意されていて上級のアカウントほどスプレッドなどで優遇されるというのは「検証4」、「検証83」、「検証84」、「検証87」、「検証92」、「検証98」で検証してきた同じグループによると思われる一連のサイトの多くで確認されている状況と合致します。これまで検証してきた同じグループによると思われるサイトで用意されているアカウントの名称については上に書いたAXWELの検証の中にありますが、Envessaマーケッツと同じ名称の5種類のアカウントが以下の11個のサイトで用意されています。
エックスプロマーケッツ: 「クラシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
エランドロード: 「クラシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
フェニックスリミテッド: 「クラシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
FXタンパ: 「クラシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
Ventorus: 「クラシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
ModMount: 「クラシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
Maunto: 「クラシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
Emarlard: 「クラシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
サベクサ: 「クラシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
Skadeva: 「クラシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
「検証101」
SPOVA: 「クラシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
そしてEnvessaマーケッツで5種類のアカウントを開設できる条件、おそらく最低入金額に関する情報が見当たらないのですが、メニューバーの「教育」という項目の中にある「ヘルプセンタ」の「入金」というカテゴリーに最低入金額 250ドルという記述があります。以下に画像を示します。
Envessaマーケッツで用意されている5種類のアカウントはおそらく最低入金額が異なるのだと思われるのですが、この「ヘルプセンタ」の記述から初心者向けとされている「クラシック」アカウントは最低入金額が250ドルだと思われます。
ちなみに最低入金額が250ドルであることがこうした「よくある質問」とか「FAQ」のサブページにのみ示されているというサイトとして以下が確認されています。
「検証4」 Ventorus (https://www.ventorus.com/ja)
「検証83」 CapPlace (キャッププレイス https://www.capplace.com/ja)
「検証83」 Maunto (https://www.maunto.com/ja)
「検証84」 Emarlado (https://www.emarlado.com/ja/)
「検証84」 Savexa (サベクサ https://www.savexa.com/ja/)
「検証92」 Skadeva (https://wwv.skadeva.com/ja/)
「検証92」 Neerix (https://neerix.com/jp/index)
「検証101」 AXWEL (https://www.axwel.com/ja/)
「検証101」 Envessa Markets (Envessaマーケッツ https://www.envessamarkets.com/ja/)
「検証101」 SPOVA (https://www.spova.com/ja/)
次に示すのはメニューバーの「会社情報」という項目から選択出来る「法的情報」のサブページにある利用規約とか手数料体系などを説明している10個のPDFファイルのリストの画像です。
ここに記されているWithdrawal Fees (出金手数料) とInactivity Fees (休眠手数料) に関する規定についても同じグループによる一連のサイトの多くで非常によく似た規定が確認されています。
まず出金手数料に関する規定についてですが、Google 翻訳で日本語訳すると以下のようになります。
>初回出金は、口座の本人確認が完了し、かつ少なくとも1回の取引が成立している場合に限り、手数料無料となります。これらの条件を満たさない場合、10米ドル(または、その時点の適用為替レートに基づき、口座通貨での相当額)の出金手数料が適用されます。
>2回目以降の出金には、以下の手数料が適用されます。
>出金方法 適用手数料
>クレジットカード 3.5%
>デビットカード
>プリペイドカード/電子ウォレット
>銀行振込 30米ドル(または相当額)
本人確認と少なくとも1回の取引が完了していないと出金できないと書いてありますが、本人確認は口座開設の時点では必要ないのでしょうか?順序がおかしいと感じます。そして初回出金は手数料無料ですが、以降はクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードへの払い戻しという形で出金する場合には3.5%、銀行振込での出金では30ドルの出金手数料が掛かるようです。
そしてEnvessaマーケッツの場合も最も問題が大きいのはInactivity Fees (休眠手数料) に関する規定でしょう。やはりGoogle翻訳で規定を日本語訳してみた結果を以下に示します。
>6. 非アクティブ手数料:
>入金、出金、取引などの取引活動が1ヶ月以上継続して行われていない場合、アカウントは非アクティブとみなされます。
>アカウントが非アクティブと判断された場合、当社は、取引プラットフォームおよび関連サービスへのアクセス維持にかかる継続的な費用を賄うため、月額非アクティブ手数料を請求する権利を有します。
>お客様は、以下の手数料に同意し、口座残高から差し引かれることに同意するものとします。
>口座の非アクティブ期間 月額非アクティブ手数料
>0~1ヶ月 手数料なし
>1~2ヶ月 100米ドルまたは相当額
>2~6ヶ月 250米ドルまたは相当額
>6~12ヶ月 500米ドルまたは相当額
>12ヶ月以降 毎月 500米ドルまたは相当額
>当社のボーナス制度規約に基づき、当社は、口座が非アクティブになった場合、有効なボーナスの全額および関連する利益を口座残高から差し引く権利を留保します。
入出金や取引が1ヶ月ない状態が続くだけで「非アクティブ口座 (休眠口座)」と判断され、2ヶ月目は100ドル、3ヶ月~6ヶ月では250ドル、6ヶ月を超えて12ヶ月までは500ドル、12ヶ月以降は500ドルが毎月、口座ざんっ高から差し引かれるという恐ろしい規定になっています。そしてこうした「非アクティブ口座 (休眠口座)」からかなり高額の休眠手数料が徴収されるという規定についても同じグループによると思われる一連のサイトで多く確認されています。しかもこうした非常に顧客側にとって不利な規定が英文のみのPDFファイルでしか示されていないという点には情報開示の仕方として極めて不適切で悪意を感じざるを得ません。
次に連絡先情報を探しましたが開示されている情報は少ないです。「お問い合わせ」のサブページには以下に画像を示しましたが電話番号が1つとメールアドレスがあるだけで住所は示されていません。
>国際サポート電話番号:+447441908591
>サポート support@envessamarkets.com
>コンプライアンス compliance@envessamarkets.com
電話番号は[+44]というイギリスの国番号から始まっているのでイギリスの電話番号ということになりますが、次が「7」になっています。調べてみると国番号の次が(0)7になっているのは携帯電話の電話番号のようでFX業者のサポートの電話番号としては違和感があります。連絡先情報の開示は明らかに不充分で信頼性を欠いています。
次にライセンス情報ですが、サイトの脚注部分に以下の画像に示した記述があります。
ライセンスに関する記述を書き出します。
>会社情報: Prototech Online Ltd(登録番号:16168、登録住所:Boulevard de Coalancanthe, Mutsamudu, Anjouan, Union of Comoros)は、コモロ連合のアンジュアン・オフショア金融庁(Anjouan Offshore Finance Authority)により認可および規制されており、国際仲介および清算業務ライセンス(ライセンス番号:L16168/PTO)を保有しています。
運営会社となっているPrototech Online Ltdがコモロ諸島のAnjouan (アンジュアン) 島にあるAnjouan Offshore Finance Authority (アンジュアン・オフショア金融庁 https://anjouanoffshorefinancialauthority.org/) でライセンスを取得していると書いてあるので確認を試みました。登録確認出来るページで運営会社名の「Prototech Online Ltd」とかサイト名の「Envessa Markets」、ライセンス番号 (L16168/PTO) を入力して調べてみたのですが、いずれの場合も該当なしという結果になります。以下はライセンス番号 (L16168/PTO) を入力して検索してみた結果ですが、「No licences found (ライセンスは見つからない)」という結果になっています。
このアンジュアン・オフショア金融庁のサイトでは登録業者のリストを公開するのではなく、ライセンスを検索できるページを用意しているという形でのみライセンス情報を開示しているということになっているのですが、非常に不親切な情報公開のやり方としか思えません。こうしたライセンスが見つからないという結果だけでは本当にライセンスが存在しないのか、それともこの検索ページが機能していないとか使い方に問題があったのか分かりません。
ちなみに「検証98」で検証した
BULL360 (ブル360 https://bull360.com/ja/)
ZenGTP (ゼンGTP https://zengtp.com/ja/)
の共通する運営会社であるNeon FXもAnjouan Offshore Finance Authority (アンジュアン・オフショア金融庁) でライセンスを取得していると主張されているのですが、やはりアンジュアン・オフショア金融庁の登録確認出来るページで登録の確認を試みても「No licences found (ライセンスは見つからない)」という結果になっていますし、以下で検証しているSPOVAやミゾラトレードの場合もやはりアンジュアン・オフショア金融庁でライセンスを主張しているものの確認出来ない状況です。
それから上で説明したように電話番号がイギリスの国番号 [+44]からEnvessaキャピタルの運営がイギリスに存在することが示唆されていましたが、脚注の記述で運営会社名 (Prototech Online Ltd) が判明したことでイギリスに法人登録が存在するかもしれないと考えてイギリスの法人登録を検索できるサイトで「Prototech Online Ltd」や「Envessa Markets」の法人登録を探してみましたが該当がありません。
本項の最初に書いたようにEnvessaマーケッツのサイトは「検証4」以降で検証してきた同じグループによると思われるサイトの幾つか、特に「検証84」で検証したEmarladoやサベクサ、「検証92」で検証したSkadevaなどのサイトと似ている部分が多く、同じグループによるサイトだと考えられす。そして連絡先情報などの開示は著しく不充分、不適切であり、どこの国に本拠があるのかさえ分かりません。さらにコモロ諸島のアンジュアン島にあるAnjouan Offshore Finance Authority (アンジュアン・オフショア金融庁) で金融ライセンスを取得しているという主張も確認出来ません。スワップ手数料とか法外としか思えないInactivity Fees (休眠手数料) など顧客側にとって著しく不利な規定も確認されます。
このサイトでの取引は全く推奨できません。投資を勧誘されても決して応じるべきではありません。
※付記
以下で検証しているSPOVA (https://www.spova.com/ja/)、 Mizora Trade (ミゾラトレード https://mizoratrade.com/ja/) でもAnjouan Offshore Finance Authority (アンジュアン・オフショア金融庁) でライセンスを取得しているという主張がされていますが、Envessaマーケッツの場合と同様、ライセンスを確認することが出来ません。またSPOVAとミゾラトレードのサイトはライセンス以外にもEnvessa マーケッツのサイトと記載内容やアカウントの名称、取引規定など共通点があります。特にSPOVAとEnvessa マーケッツのサイトの共通点は多く、明らかに同じグループによるサイトです。以下の検証を参照してください。
●SPOVA (https://www.spova.com/ja/)
これも上で検証したAXWEL (https://www.axwel.com/ja/) やEnvessaマーケッツ (https://www.envessamarkets.com/ja/)と同様、BrokerCheckというYouTubeチャンネルから勧誘目的と思われる動画がアップされていたサイトです (以下の画像参照)。
尚、このBrokerCheckというYouTubeチャンネルからは他にもこれまで検証してきた同じグループによると思われる以下のサイトに関する勧誘動画もアップされています。
「検証84」 Emarlado (https://www.emarlado.com/ja/) → 勧誘動画
「検証84」 Savexa (サベクサ https://www.savexa.com/ja/) → 勧誘動画
「検証92」 Skadeva (https://wwv.skadeva.com/ja/) → 勧誘動画
このYouTubeチャンネルの運営とこれらのサイトの運営の間に組織的な繋がりがあるのかもしれません。ともかくこの動画で取り上げられていたSPOVAというサイトにアクセスしてみると以下の様な告知が出てきます。
記述を以下に書き出します。
>Important information:
>Thank you for visiting Spova
>Please note that Spova does not accept traders from your country
> I confirm that I am not a resident of Japan [Proceed]
Google翻訳による日本語訳は以下のようになります。
>重要なお知らせ:
>Spovaをご訪問いただきありがとうございます。
>Spovaでは、お客様のお住まいの国からのトレーダーの受け入れを行っておりません。
>私は日本居住者ではないことを確認します。[続行]
要するに日本在住なら口座開設できないというのですが実はこれと同じ告知は上で検証したEnvessaマーケッツのサイトにアクセスした場合にも出ていましたが、その後何の説明もなく告知が出なくなりました。そして以下で説明していきますが、SpovaのサイトはEnvessaマーケッツのサイトとこの告知以外でも明らかに似ている部分が複数あり、同じグループによるサイトで間違いありません。だとすればSpovaの日本在住なら口座開設は出来ないという告知も将来的に取り下げられて日本在住であっても口座が開設できるようになる可能性は充分にあると思われます。そして上の告知で「私は日本在住ではない」という部分のチェックボックスにチェックを入れて「Proceed (続行)」と書かれた部分をクリックすれば普通にサイトを見ることが出来ますし、日本語表示にも対応しています。
まずはともかくサイト冒頭部の画像を以下に示します。
▼SPOVA (https://www.spova.com/ja/) [表示言語:日本語、英語、ヒンディー語、インドネシア語、ベンガル語、韓国語、マレー語、タガログ語、タイ語、ベトナム語、フランス語]
以下は表示言語の選択メニューの画像ですが、特にこれまで検証してきたサイトの言語選択メニューと似ているようには思われません。
しかし左下に示した登録画面 (https://www.spova.com/onboarding/personal-details-register) や右下に示したログイン画面 (https://www.spova.com/client-area/login/) は上で検証した
この口座開設画面、ログイン画面は上で検証したAXWEL、FxVerge、783fx、VestoFX (https://www.vestofx.net/ja/)、 Envessaマーケッツなどに加え、「検証83」で検証したMaunto やブルマーケッツ、「検証84」で検証したEmarlado、Fxonet、サベクサ などのサイトの口座開設画面、ログイン画面とも明らかに似ています。それらのサイトの口座開設画面、ログイン画面については上に書いたAXWELの検証を参照してください。以下には比較の為にAXWELの口座開設画面、サインイン (ログイン) 画面の画像を再掲します。Spovaの口座開設画面、ログイン画面と明らかに似ています。
SPOVAのサイトで冒頭部に続いて次に出てくるのは取引対象を説明している以下の画像に示した部分です。
「FX」「コモディティ」「インデックス」「株式」「暗号資産CFD」「貴金属」という6つの取引対象が挙げられていますが、こうした取引対象もこれまで「検証4」以下で検証してきた同じグループによると思われる一連のサイトの取引対象のパターンと似ています。さらに160以上の銘柄を取引出来ると書いてありますが、具体的に取引できる銘柄、例えばFXならばどんな通貨ペアが取引出来るのか具体的に示されていませんし、取引単位やスプレッド、スワップ金利といった情報も示されていません。例えばFXで取引できる通貨ペアについてはトップページには以下の画像に示しますが、EURUSD (ユーロ/米ドル)、GBPUSD (英ポンド/米ドル)、USDJPY (米ドル/日本円)、AUDUSD (豪ドル/米ドル) の4種類の通貨ペア、スライドバーを動かすと5番目の通貨ペアとしてEURGBP (ユーロ/英ポンド) が出てくるだけです。
上の画像の下端に「詳細を見る」というリンクボタンがあるのでこのリンクボタンから6つの取引対象や取引条件に関する情報が網羅されたサブページにリンクされているのかと考えてクリックしてみたのですが、口座開設画面にリンクされています。つまり取引対象の詳細や取引条件に付いて知りたければまず口座を開設しろということなのだと思われますが、口座を開設しないと詳細な情報を見ることが出来ないというのは明らかに異様です。
取引対象についてはメニューバーの「市場」という項目の中に6種類の取引対象それぞれに対応したサブページがあるので確認してみました。例えばFXのサブページにも上の画像に示したのと非常によく似た取引できる通貨ペアの表があります。
こちらはスライドバーを動かすと全部で47種類 (?) の通貨ペアが出てきますが、 取引出来る通貨ペアがそれで全部なのか分かりませんし、スライドバーを動かしていかないと通貨ペアリストを見ることが出来ないのはあまりにも不親切です。また取引条件に関する情報はサブページにもありませんし、「詳細を見る」と書かれたリンクボタンをクリックすると口座開設ページにリンクされている、つまり口座を開設しないと「詳細」を見ることが出来ないのは同じです。取引対象や取引条件などに関する情報開示が極めて不充分なのは「検証4」以下で検証してきた同じグループによると思われる一連のサイトの多くで共通する特徴となっています。
次に示すのはメニューバーの「アカウント」という項目から選択出来る「スワップ手数料」というサブページにある「スワップ手数料とは?」と題された部分の画像です。
「スワップ金利」ではなく「スワップ手数料」という聞き慣れない言葉が出てきたことで気が付きましたが、「スワップ手数料」という意味が分からない手数料は上で検証したEnvessaマーケッツなど同じグループによると思われる一連のサイトの幾つかに登場しており、その説明内容などが非常によく似ています。以下はEnvessaマーケッツの「スワップ手数料」のサブページにある「スワップ手数料について」と題された部分の画像の再掲ですが、上に示したばかりのSPOVAの「スワップ手数料」というサブページにある「スワップ手数料とは?」と題された部分とかなり似ています。
さらに以下はSPOVA、Envessaマーケッツの同じサブページにある「外国為替スワップ手数料」の表の冒頭部分、AUDCAD (豪ドル/カナダドル)、AUDCHF (豪ドル/スイスフラン)、AUDJPY (豪ドル/日本円)、AUDNZD (豪ドル/ニュージーランドドル)、AUDUSD (豪ドル/米ドル) という5種類の通貨ペアの「ロング (買いポジション)」と「ショート (売りポジション)」の「スワップ手数料」が示されている部分の画像です。SPOVA → Envessaマーケッツ (再掲) という順で2枚の画像を示します。
2つのサイトの「スワップ手数料」を比較してみると表の最初に登場している5種類の通貨ペアとその並び順、さらにロング、ショートのスワップ手数料の数値に至るまで全く同じです。そしてEnvessaマーケッツの検証でも指摘しましたが、ロングでもショートでも「スワップ手数料」は全てマイナスになっています。スワップ金利ならば低金利通貨、例えば日本円とかスイスフランをショートしてオーストラリアドルのような高金利通貨をロングすれば必ずプラスになるはずですからここで示されている「スワップ手数料」は「スワップ金利」とは別物としか思えませんが、どんな通貨ペアをロングあるいはショートしても常に課せられる「スワップ手数料」はかなり高額であり、顧客にとって著しく不利な要素だとしか思えません。
ちなみにEnvessaキャピタルの検証にも書きましたが以下のサイトでも非常によく似た「スワップ手数料」の表が確認されています。
「検証4」 Phoenix LTD (フェニックスリミテッド https://www.ltdphoenix.com/ja/)
「検証84」 Emarlado (https://www.emarlado.com/ja/)
「検証92」 Skadeva (https://wwv.skadeva.com/ja/)
「検証84」 Savexa (サベクサ https://www.savexa.com/ja/)
次に示すのはSPOVAのメニューバーのやはり「アカウント」という項目から選択出来る「取引口座」のサブページにある5種類の口座 (アカウント) を比較する表の画像です。
「CFD」などの項目の意味が分からないのですが「クラシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」という5種類のアカウントが存在していて上級と思われるアカウントの方がスプレッドなどが有利になるようです。「スプレッド割引」というのは上で説明した「スプレッド手数料」が割り引かれるという意味かと思われますが割引率は不明です。
そしてこうした複数のアカウントが用意されていて上級のアカウントほどスプレッドなどで優遇されるというのは「検証4」、「検証83」、「検証84」、「検証87」、「検証92」、「検証98」で検証してきた同じグループによると思われる一連のサイトの多くで確認されている状況と同じです。そして上に示したSPOVAの5種類のアカウントの一覧表は「検証84」で検証したサベクサや「検証92」で検証したSkadevaのアカウントの一覧表に明らかに似ています。以下には「検証84」で検証したサベクサ (https://www.savexa.com/ja/) の「取引口座」のサブページにある一覧表の画像を示します。
「クラシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」という5種類のアカウントの名称、最大レバレッジ400倍などの項目もSPOVAの5種類のアカウントの一覧表と比べると全て同じではないにしても非常によく似ています。
5つのアカウントの名称については上に書いたAXWELの検証の中にありますが、これまで検証してきた同じグループによると思われるサイトの内、以下の11個のサイトでSPOVAと同じ「クラシック」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」という5種類のアカウントが確認されています。
エックスプロマーケッツ、エランドロード、フェニックスリミテッド、FXタンパ、Ventorus
ModMount、Maunto
Emarlard、サベクサ
Skadeva
「検証101」
Envessaマーケッツ
例えば上で検証したEnvessa マーケッツについて5種類のアカウントの表をSPOVAのアカウント一覧表と比較してみると5つのアカウントの名称が一致しているだけでなく、例えばFXのレバレッジが400倍、スプレッドが5つのアカウントで順に2.5、2.5、1.8、1.4、0.9Pipsになっていることなど偶然とは考えにくい一致があるようです。
そしてSPOVAでもEnvessa マーケッツでもあるいはサベクサの場合でもこれらの表には5種類のアカウントを開設できる条件、おそらく最低入金額に関する情報が見当たらないのですが、SPOVAの場合はメニューバーの「会社」という項目の中にある「よくある質問」の「預金」というカテゴリーに最低入金額 250ドルという記述があります。以下に画像を示します。
おそらく最もグレードが低いクラシックアカウントを開設するのに必要な最低入金額が250ドルだと思われます。他の4つのアカウントについてはどういう条件を満たせば開設出来るのか情報がありません。そしてこれと同様に最低入金額が250ドルであることが「よくある質問」とか「FAQ」のサブページにのみ示されているというサイトとして以下が確認されています。
「検証4」 Ventorus (https://www.ventorus.com/ja)
「検証83」 CapPlace (キャッププレイス https://www.capplace.com/ja)
「検証83」 Maunto (https://www.maunto.com/ja)
「検証84」 Emarlado (https://www.emarlado.com/ja/)
「検証84」 Savexa (サベクサ https://www.savexa.com/ja/)
「検証92」 Skadeva (https://wwv.skadeva.com/ja/)
「検証92」 Neerix (https://neerix.com/jp/index)
「検証101」 AXWEL (https://www.axwel.com/ja/)
「検証101」 Envessa Markets (Envessaマーケッツ https://www.envessamarkets.com/ja/)
「検証101」 SPOVA (https://www.spova.com/ja/)
SPOVAとサベクサやEnvessa マーケッツは最低入金額が250ドルであることが「よくある質問/FAQ」のサブページにのみ記されているという点でも一致しているのです。
次に示すのはメニューバーの「法律上」という項目から選択出来る「法務書類」のサブページにある利用規約や手数料などの規定を示す10個のPDFファイルのリストの画像です。
これとよく似たPDFファイルのリストは同じグループによると思われる一連のサイトの多くで確認されています。そしてこのPDFファイルのリストについても上で検証したEnvessa マーケッツの場合とファイル名やそれぞれのファイルの中身が互いに明らかに似ています。まずいずれのサイトでも10個のPDFファイルが用意されており、それらのファイルの名称が互いに似通っています。
SPOVAのPDFファイル Envessa マーケッツのPDFファイル
プライバシーポリシー プライバシーおよびCookieポリシー
これらのファイルは日本語のタイトルが付けられていますが、全て中身は英語で書かれており、英語のタイトルや中身を比較するとさらに2つのサイトに用意されているファイルが互いに似ていることが分かります。例えばSPOVAの「AMLおよびCFTポリシー」というファイルとEnvessa マーケッツの「AMLポリシー」というファイルはファイル自体を確認すると英語のタイトルがいずれも「AML & CFT POLICY」となっています。SPOVAの10個のPDFファイルはEmbassa キャピタルの10個のPDFファイルと全て1:1で対応していると考えて間違いありません。
そしてSPOVAのサイトの「一般手数料 (英語タイトルはGeneral Fees)」というファイルには以前に検証したサイトの多くで確認された顧客にとって著しく不利なWithdrawal Fees (出金手数料) やInactivity Fees (非アクティブ手数料/休眠手数料) に関する規定があることが確認されました。以下に画像を示します。
そしてこのWithdrawal Fees (出金手数料) やInactivity Fees (非アクティブ手数料/休眠手数料) に関する規定の部分は以下に画像を再掲したEmbassa キャピタルの「一般手数料」のファイルの中にあるWithdrawal Fees (出金手数料) やInactivity Fees (非アクティブ手数料/休眠手数料) に関する規定と極めてよく似ています。
この部分の記述は2つのサイトでほぼ同じであり、SPOVAについてもかなり高額の出金手数料、1ヶ月以上取引しないだけで課されてしまう非常に高額の休眠手数料が課されることになっています。手数料の額や手数料の額などEnvessa マーケッツの場合と全く同じなので詳細はEnvessa マーケッツの検証を参照してください。特に1ヶ月間、入出金や取引がないだけで課される休眠手数料は休眠期間が長くなっていくと月額100ドルから始まって月額250ドル、月額500ドルと増額されることになっており、利用者にとって極めて不利で論外のレベルです。しかもこうした非常に不利な規定が英文のみのPDFファイルでしか示されていないという点には情報開示の仕方として極めて不適切で悪意を感じざるを得ません。
次にSPOVAの連絡先情報を探しましたが開示されている情報は少ないです。「お問い合わせ」のサブページには以下に画像を示しましたが電話番号とメールアドレスが各1つあるだけで住所は示されていません。
>またはメールでお問い合わせください: support@spova.com
>国際サポート電話番号: +441224076565
電話番号は[+44]というイギリスの国番号から始まっているのでイギリスの電話番号ということになります。Envessa マーケッツの「お問い合わせ」のサブページに記されている連絡先情報もイギリスの国番号から始まるイギリスの電話番号とメールアドレスのみで住所は示されていません。以下がEnvessa マーケッツのお問い合わせのページに記されている電話番号とメールアドレスですがSPOVAの電話番号とは全く異なります。
>国際サポート電話番号:+447441908591
>サポート support@envessamarkets.com
>コンプライアンス compliance@envessamarkets.com
Envassa マーケッツのイギリスの電話番号はEnvassa マーケッツの検証で書いたように携帯電話の番号だと思われますが、SPOVAのイギリスの電話番号は市外局番のリストからアバディーン市内の固定電話の電話番号と判断されます。但しこの電話番号が実際に使われているかどうかは分かりません。
連絡先情報にも関連しますが、サイトの脚注には以下の様な金融ライセンスや金融ライセンス上の登録住所に関する記述があります。
ライセンスに関する記述の部分を以下に書き出します。
>会社情報: Metaloft Technologies Ltdは、コモロ連合において登録番号15955で設立された有限責任会社であり、登録事務所所在地をHamchako, Mutsamudu, Autonomous Island of Anjouan, Union of Comorosに置いています。また、アンジュアン・オフショア金融庁(Anjouan Offshore Finance Authority)より、ライセンス番号L15955/MTに基づく国際ブローカレッジおよびクリアリングハウスライセンスを取得しています。
SPOVAの場合もEnvassa マーケッツの場合とよく似ていて「Hamchako, Mutsamudu, Autonomous Island of Anjouan, Union of Comoros」という登録住所は同じです。おそらくこの登録住所は名目だけのものであり、事業実体がこの住所にあるとは思えません。ともかく運営会社であるMetaloft Technologies Ltdがコモロ諸島のAnjouan (アンジュアン) 島にあるAnjouan Offshore Finance Authority (アンジュアン・オフショア金融庁 https://anjouanoffshorefinancialauthority.org/) でライセンスを取得していると書いてあるので確認を試みました。アンジュアン・オフショア金融庁の登録を確認出来るページで運営会社名の「Metaloft Technologies Ltd」とかサイト名の「SPOVA」、ライセンス番号 (L15955/MT) を入力して調べてみたのですが、いずれの場合も該当なしという結果になります。以下はライセンス番号 (L15955/MT) を入力して検索してみた結果ですが、「No licences found (ライセンスは見つからない)」という結果になっています。
ちなみに本サイトで検証しているサイトの内、アンジュアン・オフショア金融庁 (https://anjouanoffshorefinancialauthority.org/) でライセンスを取得していると主張しているサイトとしてSPOVAや以下で検証しているミゾラトレードを含めて以下の5つが確認されています。
サイト名 運営会社 ライセンス番号
「検証98」 ブル360 Neon FX L15876/NF
「検証98」 ゼンGTP Neon FX L15876/NF
「検証101」 Envessaマーケッツ Prototech Online Ltd L16168/PTO
「検証101」 SPOVA Metaloft Technologies Ltd L15955/MT
「検証101」 ミゾラトレード Mizora Trade Ltd L16363/MT
しかしいずれの場合もライセンスの確認を試みたものの「該当なし」という結果になっています。そもそもコモロ諸島のアンジュアン・オフショア金融庁でライセンスを取得していたとしても厳重な審査が行われているとは到底思えませんから信頼出来ると判断は出来ませんが、ライセンスを検索しても「該当なし」という結果になるのは理解が難しいです。
それから上で説明したように電話番号がイギリスの国番号 [+44]から始まっていることからSPOVAの運営がイギリスに存在することが示唆されていましたが、脚注の記述で運営会社名 (Metaloft Technologies Ltd) が判明したことでイギリスに法人登録が存在するかもしれないと考えてイギリスの法人登録を検索できるサイトで「Metaloft Technologies Ltd」や「SPOVA」の法人登録を探してみましたが該当がありません。SPOVAの運営が何処の国にあるのかさえ分かりません。
本項の最初に書いたようにSPOVAのサイトは「検証4」以降で検証してきた同じグループによると思われるサイトの幾つか、特に上で検証したEnvassa マーケッツとか「検証84」で検証したサベクサのサイトと特に似ている部分が多く、やはり同じグループによるサイトだと考えられす。そして連絡先情報などの開示は著しく不充分、不適切であり、どこの国に本拠があるのかさえ分かりません。さらにコモロ諸島のアンジュアン島にあるAnjouan Offshore Finance Authority (アンジュアン・オフショア金融庁) で金融ライセンスを取得しているという主張も確認出来ません。スワップ手数料とか法外としか思えないInactivity Fees (休眠手数料) など顧客側にとって著しく不利な規定も確認されます。
このサイトでの取引は全く推奨できないという結論にならざるを得ません。
※付記
口コミ情報を掲載しているWikiFX (https://www.wikifx.com/ja/) という口コミ情報を掲載しているサイト にSPOVAで取引したところ、最初は少額の出金には応じていたがその後、出金できなくなり、数万ドルを失ったという香港在住の利用者からの投稿が出ています。投稿の日付は2026年5月13日になっています。
▼詐欺警告:SPOVAが私の全財産を奪った
https://www.wikifx.com/ja/dealer/1652051201.html
https://www.wikifx.com/ja/exposure/detail/COG20260513144220828653482.html
やはりSPOVAは危険な業者である疑いが濃厚です。
●Mizora Trade (ミゾラトレード https://mizoratrade.com/ja/)
これは上で検証したEnvessaマーケッツがコモロ諸島・アンジュアン島のAnjouan Offshore Finance Authority (アンジュアン・オフショア金融庁 https://anjouanoffshorefinancialauthority.org/) から金融ライセンス (国際仲介および清算業務ライセンス) を取得していると主張していることから「アンジュアン・オフショア金融庁」を検索していて存在に気が付いたサイトです。調べてみると英語と日本語にしか対応していないことや連絡先情報として日本国内の電話番号が示されていること、さらにサイト自体にも日本人向けと思われる記述があることから特に日本人を主要な標的としていると考えられました。さらにこのサイトについても最低入金額が異なる複数のアカウントが用意されていることなど「検証4」、「検証83」、「検証84」、「検証87」、「検証92」、「検証98」そして本ページで検証してきた同じグループによると思われるサイトと共通する部分が認められ、特に「検証98」で検証したBULL360 (ブル360 https://bull360.com/ja/) のサイトとかなりの共通点が確認されたことから同じグループによるサイトの可能性が高いと判断してここで検証することにしました。
まず以下にサイト冒頭部の画像を示します。
▼ミゾラトレード (https://mizoratrade.com/ja/)
上の画像の右下の部分に表示言語を選択出来るプルアップメニューが見えていますが、既に書いたように選択肢は英語と日本語のみです。英語と日本語にしか対応していないということで日本人を標的にしているサイトなのではないかとも考えられました。さらに日本人を標的にしているのではないかと思われる部分が以下に画像を示した「ミゾラトレードの特徴とは 4つの基準。近道はなし。」と題された部分にもあります。
「セキュリティ」「市場」「サポート」「スピード」という4項目がミゾラトレードの特徴として列挙されていますが気になるのは「市場」という項目で日本地図のイラスト、東京の部分に赤丸が付いて強調されている日本地図のイラストが使われていることです。しかも表示言語を英語に切り替えても以下の画像に示したように日本地図のイラストが使われている状況は同じです。
日本語版で日本地図のイラストが使われていることは別に不思議ではありませんが、英語版でも日本地図のイラストが使われていることにはかなり違和感があります。
次に示すのは取引対象を説明している部分の画像です。このサイトでは「外国為替」「株式指数」「株式」「仮想通貨」「商品」「貴金属」の6つを取引対象としているようで以下に示しているのは「外国為替」と「株式指数」を説明している部分の画像です。
さらにメニューバーの「市場」という項目に6種類の取引対象について個別で説明しているサブページへのリンクがあるのですが、それらのサブページを見ても充分な情報が示されているとは言えません。例えば外国為替のサブページを見ても取引できる通貨ペアの種類、取引単位、スプレッド、スワップ金利といった基本的な情報が明示されていません。取引できる通貨ペアについては以下に示した画像の形で示されているのですが画像の形で示されても一体何種類の通貨ペアを取引出来るのかなど分かりませんし、スプレッドやスワップ金利の情報は示されていません。
「外国為替」以外の「株式指数」「株式」「仮想通貨」「商品」「貴金属」といった投資について説明しているサブページについても同様に具体的な取引対象や取引条件に関する情報の開示は明らかに不足しています。こうした取引対象や取引条件に関する情報の開示が不充分、不適切というのは「検証4」以下で検証してきた同じグループによると思われる一連のサイトの多くに共通する特徴と一致します。
次に示すのは「トレーダーの体験談 トレーダーが語るMizora Trade」と題された顧客の評価を紹介している部分の画像です。この部分ではスライドショー形式で全部で4人の顧客の評価が画像付きで入れ替わり示されていますが以下はそれら4人の顧客の内の1人、横浜在住だという「Haruto Nakamura」という人物の評価の画像です。
違和感があるのは4名の顧客の名前と所在地です。以下に書き出します。
▼Haruto Nakamura、Yokohama、Japan
▼Aiko Suzuki、Nagoya、Japan
▼Kenji Tanaka、Tokyo、Japan
▼Yuki Sato、Osaka、Japan
4名全員が日本国内在住の日本人と思われる名前の人物なのです。それなのに上の画像でも確認出来るように個人の評価は英語で書かれています。意見については4名の顧客のいずれの場合も基本的にポジティブ評価です。そして表示言語として英語を選択しても同じ日本人4名の意見が示されます。
しかしこれら4名の日本人顧客が実在の人物なのかについては疑問があります。4名の人物の画像を画像検索に掛けると非常によく似た画像、同じ画像ではなくても同じ人物の同じ服装の画像がネット上に見つかるのです。例えば上に示した「Haruto Nakamura」の画像を画像検索するとiStock (https://www.istockphoto.com/) という素材画像を販売するサイトで以下の「アジアITスペシャリスト」と題された素材画像を発見しました。
ミゾラトレードのサイトで横浜在住の「Haruto Nakamura」という顧客として紹介されている人物の画像と比較すると人物と背景の位置関係などが微妙に異なるので全く同じ画像ではないのですが、明らかに同じ人物が同じ服装、同じ場所で撮影された画像です。同じ人物の似たような画像がネット上に複数見つかるのでミゾラトレードの「Haruto Nakamura」という顧客として紹介されている画像も同じ機会に撮影された素材画像と考えてまず間違いありません。
他にも例えば以下はミゾラトレードのサイトでは大阪在住のYuki Satoという顧客として紹介されている女性の画像と同じ画像を画像検索に掛けてMagnific (https://www.magnific.com/) という素材画像のサイトで見つかってきた同じ女性のものと思われる画像の比較です。
同じ画像ではありませんが、同じ女性の画像であることは間違いありません。同様にミゾラトレードのサイトで紹介されている他の2名の顧客の画像も画像検索に掛けてみると同一人物の画像がネット上に見つかります。ミゾラトレードの複数の顧客が素材画像のモデルをやっているという事態は極めて考えにくいでしょう。またミゾラトレードのサイトのWho Is 情報を調べてみると以下に画像で黄色の枠で囲った部分に記されているようにサイトの登録・開設日が2026年6月12日となっていることが分かりました。
この検証は2026年9月上旬に書いているのでサイトの登録・開設から3ヵ月も経過していません。サイトが開設されてから3ヶ月未満なのに複数のユーザーが高い評価を与えるレビューを寄せているということが有り得るでしょうか?ミゾラトレードのサイトで紹介されている4名の日本人ユーザーは架空の人物である可能性が高いと考えざるを得ません。
次に示したのはメニューバーの「口座の種類」という項目からリンクされている「口座の種類」のサブページにある5種類のアカウントを説明する表の画像です。
5種類のアカウントについて示されている最低入金額と最大レバレッジを以下にまとめてみます。
アカウントの名称 最低入金額 最大レバレッジ
スターター 250ドル 最大25倍
シルバー 1万ドル 最大25倍
ゴールド 5万ドル 最大50倍
プラチナ 10万ドル 最大50倍
VIP カスタム 最大50倍
こうした最低入金額が異なる複数のアカウントが用意されていて最低入金額が高額な上級のアカウントの方が取引条件が有利に設定されているというのは「検証4」、「検証83」、「検証84」、「検証87」、「検証92」、「検証98」で検証してきた同じグループによると思われる一連のサイトの多くで確認されている状況と合致します。用意されているアカウントの名称や最低入金額などについては上に書いたAXWELの検証の中にある表にまとめてありますが、最低入金額が250ドルというのは最も多いパターンです。また用意されているアカウントの名称が「スターター」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」の5種類で「スターター」アカウントの最低入金額が250ドルというのは「検証98」で検証したBULL360 (ブル360 https://bull360.com/ja/) の場合と全く同じです。以下にブル360のサイトの5種類のアカウントに関する説明の部分を比較の為に再掲します。
ブル360のサイトの5種類のアカウントの名称、最低入金額、最大レバレッジについて比較の為に以下にまとめてみます。
アカウントの名称 最低入金額 最大レバレッジ
スターター 250ドル 最大25倍
シルバー 1万ドル 最大25倍
ゴールド 5万ドル 最大50倍
プラチナ 10万ドル 最大50倍
VIP マネージャーに連絡 最大50倍
ミゾラトレードの5種類のアカウントの名称、最低入金額や最大レバレッジが互いに非常によく似ています。唯一の違いは最もグレードが高いと思われる「VIP」アカウントの最低入金額がミゾラトレードでは「カスタム」、ブル360では「アカウント・マネージャーに連絡する」となっていることですが内容的には同じでしょう。
さらにミゾラトレードには以下の画像で確認出来るように「共同口座」「法人アカウント」「イスラム口座」といった口座 (アカウント) が存在するようです。
そしてブル360の場合も同様に「共同アカウント」「法人口座」「イスラム口座」といった口座 (アカウント)が存在します。
ミゾラトレードとブル360は同じグループによるサイトである可能性が濃厚と考えます。
次にミゾラトレードの利用規約などに関してです。「検証4」以降で検証してきた同じグループによると思われる一連のサイトの多くでは利用規約などがPDFファイル、しかも英語のみのPDFファイルという分かりにくい形でのみ提示されているという特徴があります。例えば上で検証してきたAXWEL、FxVerge、783fx、VestoFX (https://www.vestofx.net/ja/)、Envessaマーケッツの場合もまさに英文のPDFファイルでのみ手数料の説明を含む利用規約などが提示されています。ミゾラトレードではどうなっているのか調べてみるとPDFファイルではないのですが、非常に分かりにくい形で利用規約などが示されていることが分かりました。具体的には以下の画像で示した脚注部分にあるサブページへのリンク集の中にリンクがあります。
上の画像で左下の赤枠で囲って強調した部分にある「法的文書」という項目をクリックすると以下の画像に示した「法務文書」というサブページにたどり着くことが出来ます。
「プライバシーポリシー」「一般的なリスクに関する開示」「利益相反に関する方針」「苦情対応方針」「利用規約」という5つの文書へのリンクが並んでいるのですが、これら5つの文書の並びは上でアカウントの名称や取引条件で似ていることを指摘した「検証98」で検証したBULL360 (ブル360 https://bull360.com/ja/) の法的文書と似ています。以下にブル360の法的文書のリストの画像を再掲します。
5つの文書の名称は全く同じというわけではありませんが、それぞれ以下のように対になる文書があるように思われます。
ミゾラトレードの文書 ブル360の文書
「プライバシーポリシー」 「プライバシーポリシー」
「一般的なリスクに関する開示」 「リスク開示」
「利益相反に関する方針」 「利益相反」
「苦情対応方針」 「苦情処理方針」
「利用規約」 「クライアント契約」
個々のファイルの中身まで見ると互いに酷似しているとは言えないのですが、構成が似ていることは確かです。但しブル360の場合はこうした文書が日本語のPDFファイルの形で示されているのに対してミゾラトレードの場合はこれらの文書が日本語のサブページの形で示されています。
そして一連のサイトでは入出金や取引をしない期間が1ヶ月を超えるだけで「Inactivity Fees (非アクティブ手数料)」とか「Dormant Fees (休眠手数料)」などと称するかなり高額の手数料が課される規定になっていることが多く、ブル360の場合も非アクティブ手数料の規定があることを「検証98」で説明しましたが、ミゾラトレードの場合も「利用規約」 のサブページを見ていくと以下の画像に示した「取引不活動手数料/休眠手数料」に関する規定があることを確認しました。
活字が小さいので以下に書き出します。
>1. 取引不活動手数料
>顧客は、取引口座の維持には、継続的な業務上、管理上、規制上およびコンプライアンス関連の費用が発生することを了承するものとします。
>以下の期間、お客様の取引口座で取引活動が行われていない場合、当社は休眠手数料を課す権利を留保します。
>適用される休眠手数料は、以下の通り請求されます:
>・利用がない場合の1ヶ月目および2ヶ月目:月額50米ドル;
>・活動がない状態が3ヶ月目および4ヶ月目:月額100米ドル;
>・5か月目および6か月目の休眠期間:月額200米ドル。
>当社は、該当する休眠口座手数料を、お客様の取引口座残高から直接差し引くことがあります。
>当社は、利用停止期間ごとに、毎月利用停止手数料を課す権利を留保します。
取引がない期間が1ヶ月を超えるだけで月額50米ドル、2ヶ月を超えると月額100米ドル、4ヶ月を超えると月額200米ドルという取引不活動手数料/休眠手数料が課されるようです。6ヶ月を超えた場合については記述がありません。ちなみにブル360の場合も以下の再掲した画像に示されている非常によく似た規定があります。
ブル360の非アクティブ手数料は取引がない期間が1ヶ月を超えるだけで月額50ユーロ/米ドル/英ポンド、2ヶ月を超えると月額100ユーロ/米ドル/英ポンド、4ヶ月を超えると月額200ユーロ/米ドル/英ポンド、6ヶ月を超えると月額300ユーロ/米ドル/英ポンドとなっています。ミゾラトレードの場合は通貨単位が米ドルに限定されていること、取引がない期間が6ヶ月を超えた場合の規定が示されていないという違いがありますが、それ以外は一致していて非常によく似た規定になっています。
この様な顧客側にとって非常に不利な、かなり高額の手数料に関する規定が非常に分かりにくい形でのみ示されているのは明らかに不適切、不公正なやり方でしょう。そしてミゾラトレードとブル360のサイトには互いに非常によく似た部分があることから同じグループによるサイトであると考えて間違いないでしょう。
さらにミゾラトレードとブル360の共通点として挙げられるのがいずれの場合もコモロ諸島のAnjouan (アンジュアン) 島にあるAnjouan Offshore Finance Authority (アンジュアン・オフショア金融庁 https://anjouanoffshorefinancialauthority.org/) でライセンスを取得していると主張していることです。以下にサイト脚注部にあるライセンスに関する記述の画像を示します。日本語版だと住所の部分がカタカナ表記になってしまうので日本語版と英語版の画像を以下に示します。
▼日本語版の記述
>MizoraTradeは、コモロ連合に登録番号16363で登録されているMizora Trade Ltdによって運営されています。当社は、アンジュアン・オフショア金融庁(AOFA)よりライセンス番号L16363/MTで発行されたライセンスを保有しており、登録事務所をコモロ連合アンジュアン島ムツサムドゥのブールバード・ド・コアランカンテに置いています。
▼英語版の記述
>MizoraTrade is operated by Mizora Trade Ltd, a company registered in the Union of Comoros under Registration Number 16363. The Company holds an Licence issued by the Anjouan Offshore Finance Authority (AOFA) under Licence Number L16363/MT and maintains its registered office at Boulevard de Coalancanthe, Mutsamudu, Anjouan, Union of Comoros.
運営会社となっているMizora Trade Ltdがコモロ諸島のAnjouan (アンジュアン) 島にあるAnjouan Offshore Finance Authority (アンジュアン・オフショア金融庁 https://anjouanoffshorefinancialauthority.org/) でライセンスを取得しており、ライセンス番号がL16363/MTであるとなっています。そこでアンジュアン・オフショア金融庁の登録確認出来るページで運営会社名の「Mizora Trade Ltd」とかライセンス番号 (L16363/MT) を入力して調べてみたのですが、いずれの場合も「No licences found (該当なし)」という結果になります。以下はライセンス番号を入力してみた結果の画像です。
ちなみにこれまで検証してきたサイトの内、アンジュアン・オフショア金融庁 (https://anjouanoffshorefinancialauthority.org/) でライセンスを取得していると主張しているサイトとしてミゾラトレードを含めて以下の5つが確認されています。
サイト名 運営会社 ライセンス番号
「検証98」 ブル360 Neon FX L15876/NF
「検証98」 ゼンGTP Neon FX L15876/NF
「検証101」 Envessaマーケッツ Prototech Online Ltd L16168/PTO
「検証101」 SPOVA Metaloft Technologies Ltd L15955/MT
「検証101」 ミゾラトレード Mizora Trade Ltd L16363/MT
しかしいずれの場合もライセンスの確認を試みたものの「該当なし」という結果になります。何しろライセンス取得業者のリストが公開されているという形ではなく、ライセンス業者を検索できるページが用意されているだけなのでライセンスが見つからないという結果だけでは本当にライセンスが存在しないのか、それともこの検索ページが機能していないとか使い方に問題があったのか分かりません。しかし仮にライセンスが取得されていたとしてもコモロ諸島のアンジュアン・オフショア金融庁のライセンスが厳密な審査を経ている信頼できるライセンスであるとは思えません。
サイト脚注には登録事務所の住所として
>Boulevard de Coalancanthe, Mutsamudu, Anjouan, Union of Comoros.
という住所も書いてありますが、これはEnvessaマーケッツのサイトでも登録住所として示されていた住所です。単に登録の名目上の住所であるとしか思えません。
連絡先情報についてはメニューバーにある「お問い合わせ」の項目からリンクされているサブページに以下の画像に示したような記述があります。日本語版と英語版の両方を示します。
>メールアドレス support@mizoratrade.com
>電話 +81 50 3094 8302
>住所: Boulevard de Coalancanthe Mutsamudu Anjoan コモロ連合
注目すべきは日本語版でも英語版でも電話番号が日本の国番号 [+81] から始まる日本の電話番号しか書かれていないことでしょう。上で示したように顧客の声を紹介する部分で登場する4名の顧客 (おそらく実際には架空の人物) がいずれも日本在住の日本人として紹介されていること、そもそもミゾラトレードのサイトが英語と日本語にしか対応していないことなどと併せ、ミゾラトレードのサイトは日本人を標的に立ち上げられたサイトである可能性が高いです。電話番号が日本国内の電話番号ということで国税庁法人番号公表サイトで「Mizora Trade (ミゾラトレード)」の法人登録がないか検索してみましたが該当なしです。
ミゾラトレードの情報開示は極めて不充分、不適切ですし、記述内容の信頼性も極めて低く、金融ライセンスも確認出来ません。さらにしばらく取引しないだけで「取引不活動手数料/休眠手数料」なるかなり高額の手数料が課されるなど非常に顧客にとって不利な規定になっていること、「検証4」以下で検証してきた同じグループによると思われるサイトの多くで出金できないといった被害報告が確認されていること、それらのサイトで何の告知もなくサイトが続々と閉鎖されていることなど考えればミゾラトレードでの取引は危険であり、全く推奨できません。ミゾラトレードでの投資を勧誘されても決して応じないことを強く推奨します。
※付記
ミゾラトレードでの投資を勧誘する目的と思われる動画をYouTubeで発見しました。Lyndsie Howard (https://www.youtube.com/@LyndsieHoward) というYouTubeアカウントから2本の日本語動画がアップされています。
動画では東京タワーなど東京の風景が流れ、ナレーションも日本語ですが、まず間違いなく日本人ではない人物によるナレーションです。日本語の勧誘動画が用意されていることも日本人を勧誘の標的にしていることを示していると考えます。
●APEX WEALTH (APEXウェルス https://apexwealthcorp.com/)
他のサイトについて検索していて見つけたサイトですがこのサイトも「検証4」、「検証83」、「検証84」、「検証87」、「検証92」、「検証98」で検証してきた同じグループによると思われるサイトと明らかに似ている部分があり、特に「検証84」で検証したFxonet (https://www.fxonet.my/ja/)、上で検証しているFxVerge、783fx、VestoFX (https://www.vestofx.net/ja/) といったサイトと共通点が多く、同じグループによるサイトの一角だと思われます。
まず以下にはサイト冒頭部の画像を示します。
▼APEXウェルス (https://apexwealthcorp.com/) [表示言語:中国語、香港語、英語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ロシア語、日本語、アラビア語、ヒンディー語、韓国語、オランダ語など]
このサイトは上の画像の左下に見えるプルアップメニューから選択出来る50を超える多くの言語での表示に対応しています。
この冒頭部に続いて出てくるのは以下の画像に示した取引対象について説明している部分です。以下の画像では「株式」「暗号通貨」「外国為替」の3項目しかカバーされていませんが、他にも「商品」「指数」も取引対象になっているようです。
そしてこれら5つの取引対象についてはメニューバーの「市場」という項目からリンクされている5つの取引対象それぞれに対応するサブページにも説明があります。以下に示すのは5つのサブページの内、「通貨 (外国為替)」のサブページの冒頭部の画像です。
このサブページを見ても「通貨 (外国為替)」に関する充分な情報が示されているとは言えません。具体的に取引できる通貨ペアについては「最も人気のある通貨ペア7つ」としてユーロ/米ドル、米ドル/日本円、英ポンド/米ドル、米ドル/スイスフラン、オーストラリアドル/米ドル、米ドル/カナダドル、ニュージーランドドル/米ドルの7つの通貨ペアが示されているだけで他にどんな通貨ペアが取引出来るのか、取引単位、スプレッド、スワップ金利などの情報がありません。何度も同じことを書いていますが、取引対象や取引条件に関する情報の開示が非常に限定されているというのは「検証4」以下で検証してきた同じグループによると思われるサイトの多くに共通する特徴です。そしてこのサブページの記述は以下に画像を示しますが、「検証84」で検証したFxonet (https://www.fxonet.my/ja/) というサイトの「通貨 (外国為替)」のサブページの記述と極めてよく似ています。
画像の範囲で2つのサイトの記述は全く同じです。この検証を書いている2026年9月中旬時点でFxonet (https://www.fxonet.my/ja/) は既に何の告知もなくアクセス出来なくなっているので直接2つのサイトを比較できないのですが、Fxonet (https://www.fxonet.my/ja/) の残っている画像とAPEXウェルスのサイトを比べてみると他にも非常に似ている部分があることに気が付きました。
例えば以下はAPEXウェルスのメニューバーにある「学ぶ」という項目から選択出来る「NFP (非農業部門雇用者数)」というサブページの冒頭部の画像です。「NFP」は「NonFarm Payrolls (非農業部門雇用者数)」の略称でNFPが為替などの相場に与える影響について説明しているようです。
そしてFxonet (https://www.fxonet.my/ja/) のサイトにもこのサブページとよく似たサブページが存在していたことが確認されています。但しサブページのタイトルはNFPではなく、「新進党」となっていました。以下に取得しておいた画像を示します。英語のNFP (NonFarm Payrolls 非農業部門雇用者数) をおそらく翻訳ソフトで日本語訳する際に1994年から1997年に存在していた日本の政党、新進党 (New Frontier Party) と誤訳したのだと思われます。
タイトルが「新進党」になっているのは英語のNFP (NonFarm Payrolls 非農業部門雇用者数) をおそらく翻訳ソフトで日本語訳する際に1994年から1997年に存在していた日本の政党、新進党 (New Frontier Party) と誤訳したのだと思われます。そしてAPEXウェルスの「NFP」のサブページとFxonet (https://www.fxonet.my/ja/) の「新進党」のサブページの記述は一字一句同じではないものの非常によく似ています。さらに示されている文章は少なからず変わっていますが、「新進党」と題されたサブページが上で検証した783fxやVestoFX (https://www.vestofx.net/ja/) のサイトにも存在します。以下にはVestoFX (https://www.vestofx.net/ja/) の「新進党」と題されたサブページの画像を示します。
さらに以下にはAPEXウェルスのメニューバーにある「アカウント」という項目から選択出来る「詐欺にご注意ください」と題されたサブページの冒頭部の画像を示します。
そしてこれとよく似たサブページが幾つかのサイトで確認されています。以下の3つのサイトの相当するサブページの画像を以下に順に示します。
「検証84」 Fxonet (https://www.fxonet.my/ja/)
「検証92」 Bullfxo (https://www.bullfxo.com/international/ja/)
「検証101」 VestoFX (https://www.vestofx.net/ja/)
これらのサイトの記述は一字一句同じというわけではありませんが、明らかに互いに似ています。
さらに以下はAPEXウェルスのメニューバーにある「アカウント」という項目から選択出来る「アカウントの種類」と題されたサブページの画像です。
「基本」「金」「白金」「VIP」という最低入金額が異なる4種類のアカウントが用意されており、最低入金額が大きな上級のアカウントの方がスプレッドなどで有利になる、最もグレードが低いアカウントの最低入金額が250ドルというシステムになっているようです。こうした複数のアカウントが用意されているというパターンは「検証4」以降で検証してきた同じグループによると思われるサイトの多くで確認されているパターンと同じです。一連のサイトで確認されている複数のアカウントの名称や最低入金額については上に書いたAXWELの検証の中にあるので参照してください。尚、APEXウェルスの4種類のアカウントの名称は以下に示した英語版を見ると「BASIC」「GOLD」「PLATINUM」「VIP」となっています。
英語版の「BASIC」「GOLD」「PLATINUM」「VIP」という4つのアカウントの名称をどう日本語に訳するか、例えば「PLATINUM」を日本語訳するとすれば「プラチナ」「プラチナム」「白金」といった複数のパターンが考えられるということを考えると「検証4」以降でこれまで検証してきた同じグループによると思われるサイトの内、以下のサイトの4つのアカウントの名称は事実上、同じと考えていいと思われます。
インベサキャピタル: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナム」「VIP」
インベストマーケッツ: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナム」「VIP」
インベスティコ: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナム」「VIP」
ビッグマーケッツ: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナム」「VIP」
ブルマーケッツ: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナム」「VIP」
24フォレックスマーケット: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナム」「VIP」
fxonet (www.fxonet.com): 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
fxonet (www.fxonet.my): 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
Bullfxo: 「ベーシック」「金 (ゴールド)」「プラチナ」「ビップ (VIP)」
「検証101」
FxVerge: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
783fx: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
VestoFX: 「ベーシック」「ゴールド」「プラチナ」「VIP」
そしてこれら4つのアカウントの名称が一致しているサイトのリストにはこれまで他の部分でAPEXウェルスのサイトと似ていることを指摘してきたサイトが含まれており、それらのサイトの4種類のアカウントを説明する表もAPEXウェルスの4種類のアカウントの一覧表と似ています。以下に比較の為に
「検証84」 Fxonet (https://www.fxonet.my/ja/)
「検証92」 Bullfxo (https://www.bullfxo.com/international/ja/)
「検証101」 VestoFX (https://www.vestofx.net/ja/)
のサイトのアカウントの一覧表の画像を順に再掲します。
これらのサイトの4つのアカウントの一覧表は一見して互いに非常によく似ていますし、4つのアカウントの名称、最低入金額がそれぞれ250ドル、2万5000ドル、10万ドル、25万ドルになっている、ユーロ/米ドルのスプレッドがそれぞれのアカウントで3.0 PIPS、2.7 PIPS、2.1 PIPS、1.6 PIPSになっているなど細かい数字を比較しても全て一致しています。ここでは画像を省略しますが「BASIC」「GOLD」「PLATINUM」「VIP」という4つのアカウントの名称が一致している以下のサイトについても4つのアカウントの一覧表はやはり酷似しています。
「検証4」 インベサキャピタル、インベストマーケッツ、インベスティコ、ビッグマーケッツ
「検証83」 ブルマーケッツ
「検証84」 24フォレックスマーケット、fxonet (www.fxonet.com)
「検証101」 FxVerge、783fx、VestoFX
それぞれのサイトの検証を参照してください。これらのサイトのアカウントの一覧表が同じテンプレートからコピペで作られている、そしてこれらのサイトが全て同じグループによるサイトであることはまず間違いありません。
さらに以下はAPEXウェルスの「法律上の」と題されたサブページの画像です。
同じグループによると思われるサイトでは英文のPDFファイルへのリンクが並んでいるパターンが多いのですが、APEXウェルスの場合は以下の3つのサブページへのリンクが示されています。
利用規約 (https://apexwealthcorp.com/terms/)
プライバシーポリシー (https://apexwealthcorp.com/privacy/)
リスク開示 (https://apexwealthcorp.com/risk-disclosure/)
そして利用規約のサブページを見ていくと以下の画像に示した部分が出てきます。
活字が小さいので以下に記述を書き出します。
>5.5. 少なくとも3ヶ月間取引活動がない場合、当社は、顧客口座に十分な資金があることを前提として、口座維持のための管理手数料を適用する権利を留保します。手数料は、当社のウェブサイト上の取引条件に常に掲載されます。顧客口座の資金が不足しており、3ヶ月間活動がない場合、当社は、管理費用を賄うために少額の手数料を請求し、口座を閉鎖する権利を留保します。
>5.6. 当社ウェブサイトに指定された期間、取引活動が全くない場合、当社はクレジットアウトルールを適用し、顧客の取引口座にある取引クレジットをすべて削除する権利を留保します。クレジットアウトルールの条件は、当社ウェブサイトの取引条件に常時掲載されています。
説明が明らかに足りないのですが3か月間取引がない状況が続くと「口座維持のための管理手数料」が徴収される可能性があるようです。怖いのは金額が明示されていないことです。
>手数料は、当社のウェブサイト上の取引条件に常に掲載されます。
と書いてありますが、探しても見つからないので口座開設しないと「取引条件」は示されないのではないかと思われます。さらに口座残高が少ない場合でも「少額の手数料」を請求される可能性があるとなっていますが「少額の手数料」が幾らなのか示されていません。そしてこの規定は「検証4」以降で検証してきた同じグループによると思われるサイトの多くで英文のPDFファイルの形で示されていた「Inactivity Fees (非アクティブ手数料)」とか「Dormant Fees (休眠手数料)」などと称する手数料が徴収されるという規定と似ています。取引しないだけで徴収される手数料、しかも金額が明示されていない手数料というのは明らかに顧客側にとって不利な規定であり、非常に危険と考えざるを得ません。このような顧客にとって著しく不利な規定を非常に分かりにくいサブページの中にのみ示しているという時点で悪意を感じざるを得ません。
次に連絡先情報や金融ライセンス情報を探しましたが、開示されている情報は非常に少ないです。「お問い合わせ」と題されたサブページがあるのですが、示されているのは以下の画像に示すようにメールアドレス (support@apexwealthcorp.com) のみです。
さらにサイトの脚注部分には以下のような記述があります。
>会社情報:このウェブサイト(www.apexwealthcorp.com)は、Apex Wealth Corp Ltd によって運営されています。
>Apex Wealth Corp Ltdは、「Apex Wealth」ブランドを所有・運営しています。
運営会社の名称 (Apex Wealth Corp Ltd) が分かるだけで住所とか電話番号といった連絡先情報は示されていませんし、金融ライセンスに関する情報もありません。「Apex Wealth Corp Ltd」を検索してみましたが、本項で検証しているAPEXウェルスのサイトが見つかるだけです。情報開示は極めて不充分であり、これでは話になりません。
APEXウェルスの情報開示は極めて不充分、不適切で住所や電話番号といった連絡先情報も見当たらず、どこの国に運営本体が存在するのかさえ分かりません。金融ライセンスも確認出来ません。さらにしばらく取引しないだけで金額不明の手数料が課されるなど非常に顧客にとって不利な規定になっていること、「検証4」以下で検証してきた同じグループによると思われるサイトの多くで出金できないといった被害報告が確認されていること、それらのサイトで何の告知もなくサイトが続々と閉鎖されていることなど考えればAPEXウェルスでの取引は危険であり、全く推奨できません。本項でAPEXウェルスのサイトと4種類のアカウントの名称や取引条件などで一致が見られた同じグループによる可能性が極めて濃厚なサイトとして以下のサイトを挙げました。
「検証4」 インベサキャピタル、インベストマーケッツ、インベスティコ、ビッグマーケッツ
「検証83」 ブルマーケッツ
「検証84」 24フォレックスマーケット、fxonet (www.fxonet.com)、Fxonet (www.fxonet.my)
「検証92」 Bullfxo
「検証101」 FxVerge、783fx、VestoFX
これらのサイトの内、この検証を書いている2026年9月中旬時点でアクセス出来るのはビッグマーケッツとFXVergeの2つのみで他の10個のサイトは全て何の告知もなく、アクセス出来なくなっています。APEXウェルスについても何の告知もなく突然アクセス出来なくなってしまう可能性が充分に考えられます。APEXウェルスでの投資を勧誘されても応じないことを強く推奨します。
▼Hellstenキャピタル (https://hellstencapital.org/) [表示言語:日本語、英語、フランス語、トルコ語]
まずこのサイトで気になったのはURLアドレスです。日本語、英語、フランス語、トルコ語の4つ表示言語を選択出来るのですが、表示言語を変えるとURLアドレスが以下のようになります。
日本語サイト: https://hellstencapital.org/
英語サイト: https://hellstencapital.org/en
フランス語サイト: https://hellstencapital.org/fr
トルコ語サイト: https://hellstencapital.org/tr
英語、フランス語、トルコ語のサイトのURLアドレスは日本語サイトのURLアドレスに英語表示を意味すると思われる「en」など表示言語を指定する部分が付加されたような形になっています。つまり日本語サイトが基本になっているようです。しかし以下で示していきますが、日本語の文章にはかなり不自然な部分があり、日本人が運営しているサイトとは思えません。海外のグループが日本人を主な標的として立ち上げたサイトである可能性が高いように思われます。
それから上の画像の中には顧客数について触れている記述があります。上の画像では活字が小さくなって読みにくいので以下にその部分だけ拡大した画像を示します。
>172,000人以上の顧客から信頼されている
>Hellsten Capital
17万2,000人以上の顧客を抱えているというのですが、このサイトへのアクセス状況を調べてみると以下の様な結果になります。
1日当たりの独立訪問者数、月間のアクセス数といった数字が検出限界以下になっています。とてもではありませんが、「172,000人以上の顧客」を抱えているサイトとは思えません。「Hellsten Capital」について検索してみてもネット上に見つかる情報はとても少なく、やはり「172,000人以上の顧客」を抱えているという主張は信じ難いです。
次に示すのは「金融市場の世界にお飛び込みに」という非常に不自然な日本語の表題が付いた投資対象を説明している部分の画像です。既にこのサイトにはかなり違和感のある日本語の記述がしばしば出てくるので、サイトを運営しているのは海外のグループである可能性が高いと書きましたが、この表題などはその一例です。
そしてこの部分では「株価と指数」「外国為替」「コモディティ」が取引対象として取り上げられています。さらに上の画像の下端に並んでいる3つの項目のそれぞれに「詳細はこちら」と書かれたリンクがあり、3つの取引対象を説明するサブページに繋がっています。メニューバーの「マーケット」という項目の中にも3つの取引対象を説明するサブページへのリンクがあります。しかしそれらのサブページを見ても具体的な取引対象とか取引単位、取引条件などに関する情報は全く示されていません。例えば以下は「外国為替」のサブページの冒頭部の画像ですが、外国為替の取引で利益が出せる可能性があるなどと書いてあるだけで具体的に取引できる通貨ペアとか取引単位、スプレッドやスワップ金利といったFX業者のサイトならば必ず示されているべき情報が殆どありません。辛うじてEURUSD (ユーロ/米ドル) など11個の通貨ペアが示されていますが、取引できる通貨ペアが11個のみとは考えにくいです。
「スタート」「スタンダード「シルバー」「ゴールド」「プラチナム」という5種類の口座 (アカウント) が用意されており、それぞれのアカウントの説明には250ドル、5000ドル、1万ドル、2万ドル、5万ドルという金額が示されています。これらの金額の意味が示されていないのですがおそらく5種類の口座を開設するのに必要な最低入金額を示しているものと考えられます。
そしてこうした最低入金額が異なる複数の口座 (アカウント) が用意されていて特に最も最低入金額が少ない口座の最低入金額が250ドルというパターンは「検証4」、「検証83」、「検証84」、「検証87」、「検証92」、「検証98」そして本ページで検証してきた同じグループによると思われる一連のサイトの多くで確認されている状況と似ています。但し、これまで検証してきたサイトの多くでは最低入金額が大きな上級の口座 (アカウント) で優遇されるのはスプレッドの部分であったのに対してHellstenキャピタルの場合は各口座 (アカウント) のスプレッドは示されておらず、最大レバレッジが上級の口座 (アカウント) になるほど25倍 → 80倍 → 100倍 → 150倍 → 200倍と順に大きくなるという条件になっていることです。
次に示すのはメニューバーの「弊社」という項目から選択出来る「法的文書」のサブページにあるPDFファイルのリストの画像です。
利用規約などを説明する9つのPDFファイルへのリンクが並んでいます。ファイル名は日本語になっていますがそれぞれのファイルは全て英文のみになっています。
マネーロンダリング対策 (https://hellstencapital.org/terms/AML.pdf)
リスク開示 (https://hellstencapital.org/terms/Risk_disclosure.pdf)
貿易ポリシー (https://hellstencapital.org/terms/Trading_policy.pdf)
クッキー・ポリシー (https://hellstencapital.org/terms/cookie_policy.pdf)
お客様を知る (https://hellstencapital.org/terms/Know_your_client.pdf)
プライバシー・ポリシー (https://hellstencapital.org/terms/Privacy_policy.pdf)
規約と条件 (https://hellstencapital.org/terms/Terms_and_conditions.pdf)
返品と返金 (https://hellstencapital.org/terms/Refund_policy.pdf)
入出金 (https://hellstencapital.org/terms/Deposit_and_withdrawal.pdf)
規約などに関する説明が英文のPDFファイルの形でのみ示されているというのも「検証4」、「検証83」、「検証84」、「検証87」、「検証92」、「検証98」そして本ページで検証してきた同じグループによると思われる一連のサイトの多くで共通する特徴です。そしてこれらのファイルの幾つかを眺めてみましたが「入出金」のファイルの中にあるCommissions and Additional Expenses (手数料及び追加費用) という部分に非常に気になる記述、規定を見つけました。以下に画像を示します。
非常に気になる、問題となりそうなのは上の画像の3番目、最後の文節の部分です。英語原文を以下に書き出し、さらにGoogle翻訳による日本語訳も示します。
>There may be an inactivity fee associated with your trading account. Commissions will be deducted from your account balance on a monthly basis until you start using your account or until the balance reaches zero. Please contact your personal manager for more detailed information.
>取引口座に対して、口座維持手数料(休眠口座手数料)が適用される場合があります。口座のご利用が再開されるか、または口座残高がゼロになるまで、毎月、口座残高から手数料が差し引かれます。詳細については、担当マネージャーにお問い合わせください。
取引せずに口座を放置していると口座維持手数料 (休眠口座手数料) が徴収される可能性があるとなっています。これは「検証4」以降で検証してきた同じグループによると思われる一連のサイトでしばしば確認されている取引しない期間が続くとInactivity Fees (非アクティブ手数料) とかDormant Fees (休眠手数料) などと称して口座からお金が徴収されるという規定とよく似ています。但しここに記されているHellstenキャピタルの口座維持手数料(休眠口座手数料) の規定はどれほどの期間取引がないと発動するのか、どれほどの金額が口座から差し引かれるのか具体的な情報が示されていません。これは非常に危険としか思われません。例えば3日間取引がないというだけで口座残高全てが口座維持手数料 (休眠口座手数料) として徴収されてしまってもおかしくないのです。そもそもこうした顧客にとって著しく不利な規定を分かりにくい場所にある英文のみのファイルにのみ示しているというだけで悪意を感じざるを得ませんし、発動条件も金額も示していないというのは極めて危険としか思われません。
次に連絡先情報や金融ライセンス情報を探しましたが殆ど開示されていません。サイト冒頭部の左上や脚注部分にメールアドレスが書いてあり、以下の画像は脚注部分に記されているメールアドレス (help@hellstencapital.org) の部分です。しかし開示されている連絡先情報はこのメールアドレスだけのようです。また金融ライセンスに関する情報は全く見当たりません。
連絡先情報がメールアドレス1つだけ、金融ライセンス情報は皆無というのは論外でしょう。サイトの信頼性は著しく低いと判断せざるを得ません。また発動条件も課せられる金額も不明な口座維持手数料(休眠口座手数料)など顧客側にとって非常に不利で危険な規定が非常に分かりにくい形でのみ示されているなど極めて危険と思われる部分があります。この業者での取引は推奨できません。