「牛乳」というのは “種類” があるそうです。
ご存知の方も多いと思いますが、
「種別」という所に書いてあります。
「牛乳」「加工乳」「乳飲料」…。
私はこの3つでは悩みませんが、
「牛乳」という種別の中では戸惑うこともあります。
「130度で2~3秒殺菌」とか
「65度で30分殺菌」など、
どちらの牛乳を買おうか迷ってしまう時があります。
「低温殺菌牛乳」の方が確かに美味しいのですが、
若干値段は上がります。
みなさんは牛乳を買うとき、
どこを見てから買われていますでしょうか?
「値段!」という方もいるでしょう。
「味!」という方もいるでしょう。
「私は低脂肪じゃないと…」という方もいらっしゃるでしょう。
普段から買っている「いつもの味」
というのをお持ちの方も多いかと思います。
10年くらい前ですが、
「牛乳、もっと飲んで!」というニュースが流れました。
最近の “健康ブーム” によって牛乳の消費量が減り、
100万リットルもの量を廃棄処分しているという話しでした。
「もったいない」話しです。
マータイさんが聞いたらなんと言うでしょう!
担当者の方は牛乳が飲まれなくなった原因について
「 “太る” という意識が広まったから…」と話していましたが、
本当にそれだけなのでしょうか?
豆乳をはじめ、野菜ジュース、
その他の健康飲料の人気が上がる中で
牛乳の存在が薄れてしまったのは、
単に “太る” というイメージだけのせいでしょうか?
昔は牛乳くらいしかなかったのに、
「豆乳」や「にがり」に代表されるように、
買う側の人々が『より良いものがある』ということを知った、
気づいたということではないでしょうか。
“太る” という認識はずっと前からありました。
でもそこに、『もっと良いモノたち』が出てきたので
そちらに人気が移り、お金も流れた…。
あまりにも簡単な言い方ですが、そういうことだと思います。
もちろん、他にも理由はたくさんあるでしょう。
いつもと同じモノ、
普段からやっている事というのはそれだけで妙に “安心” します。
しかし他にもっとおいしい「牛乳」があっても、
それに目をつむってしまう危険性もあるのです。
「英語教育」というのも正にその通りの現実があるのではないかと、
ずっと感じてきました。