前のページでは、韓国の方が書いた
英語に関する本との出会いについてお話ししました。
それは『英語は絶対、勉強するな!』(サンマーク出版)という本です。
「なんだ!そのタイトルは?」と思ったあなた!
それは “正常” な感覚です。正直、私も最初はそう思いました(笑)
最近はまったく見かけることはなくなりましたが、
発売からの数年間は、
この本を本屋さんで見ないことはないという状態だったので、
ご覧になった方もいらっしゃると思います。
でも、私はこの本を見たとき、
読む前から簡単に切り捨てました。
このタイトルの意味に「ピン」と来なかった
ということだと今では思っています。
その後、大学受験に失敗し、
高校を卒業する数ヶ月前から
某「駅前」英会話スクール(笑)に通うようになり、
本屋さんでこの本と再会しました。
実際に読んでみて、迷わず買ってしまいました。
心が「ズキン!」としました。
そしてウキウキしました。
私が “なんとなく” 感じていたことが、
そっくりそのまま文字となっていたのです…。
●鄭 讃容(チョン チャンヨン)(2001)
『英語は絶対、勉強するな!』サンマーク出版
●鄭 讃容(チョン チャンヨン)(2001)
『英語は絶対、勉強するな!②』サンマーク出版
アマゾンなどで見てみるとお分かりになると思いますが、
非常に賛否両論の激しい本です(^_^;)。
書評というのは「その人の感じたこと」なので、
ご自分で読んでから判断しても遅くはないと思います。
私も、色々迷ったこともありました。
正直、この本を “疑った” こともありました。
でも、最終的に私が思ったことは、
この人(筆者)は英語が「できる」、自分は英語が今は「できない」…。
そんな自分がこの人を否定しようとしても意味がないな…
ということでした。
この人が立っているところからは
自分には見えない「何か」が見えているのだろう…。
そう信じることにして、
なるべく忠実に、そして謙虚に、
この本に書いてある方法を実践していきました。
この本については言いたいことが山ほどありますが、
それについては焦らず少しずつ、
このサイトでお話させていただきたいと思っています。
この本を通して痛感したのは、
一読者が話せること、というのは「ほんの一部分だけである」ということです。
なんだかんだ言っても、
筆者の言葉を実際に読んでいただくのが、
一番手っ取り早い方法だと感じています。