前回は、「読む」という行為の良い点についてお話しいたしました。
そして、「読む」作業を続けていくうちに、
発音も良くなっていくらしいという話をしました。
「どうしてかなぁ?」と考えたりするのですが、
要するに、「カンタンだから」ということではないか、と個人的には感じています。
『英絶』に出会うまでは “英語の発音はむずかしい”というイメージを持っていたのですが、
できてしまえば特別に “むずかしい” と感じるほどではないものです。
それはちょうど、自転車に乗れるようになるのと同じようなことです。
乗れてしまえば “むずかしい” と感じるほどではなくなってしまいます。
ここだけの話し、“英語の発音はむずかしい” というのは
「植え付けられたイメージ」だったのではないかと感じています。
私も「良い発音」「カッコイイ発音」に関しては「憧れ」のようなものがありましたが、
出来るようになってくると、その方が “カンタン” というか、
明らかに『言いやすい!』ということに気が付きました。
英語の発音というのは地域によって様々ですが、
ネイティブの発音というのは、どれも長い年月をかけて発展してきたものです。
日本語の発音だってそうだと思います。
毎日生活上で使っているものなので、わざわざ「むずかしく」するはずはないのです。
無意識のうちに、より「言いやすく」そして「使いやすく」していくのが、人間というもの。
「ネイティブの発音」というのは、実は最も「言いやすく」、
「その言葉の意味するところ」を最も良く表現している『音』なのだろう、と思います。
では、「良い発音」とはどういうものなのでしょうか?
それについては、また次回にお話させていただきます。