前のページでは、英会話スクールに通い出してから
『英語は絶対、勉強するな!』(以下、『英絶』)
という本に再会した、というお話をしました。
その時の自分には
「ものスゴイことが書かれている!!」
という衝撃が走りました。
高校まで6年間も勉強しているのに
『まったく話せない』のはなぜなのか、
そして『どうしてそんな勉強方法が未だに続いているのか』
ということを考え始めるキッカケを、この本は与えてくれました。
『英絶』には「5つのステップ」があるのですが、
自分でも実際にやってみました。
信じて頂けないかもしれませんが、
それから毎日、『英絶』を読んでいました。
1年間くらい、毎日ずっと読んでいたと思います。
その時の自分にはそれが必要でした。
1度や2度読んだだけでは「本当に分かる」
という状態には到底なれませんでした。
「本」というのはそういうものだと、
今では痛感しています。
この本も『英語は絶対、勉強するな』
と同じ時期に読んだ本でした。
セインはテレビでも有名な方ですし、
他にも数冊本を出しているので、
読んだ方もいらっしゃるかもしれませんが、
この本でも本当に救われました。
実際に英語を話せるセインのような方が、
「話す」「communicateする」
ということを中心に書いていている本ですが、
「受験英語」を始め日本の英語教育について、
やさしい語り口調の文章で、丁寧に書かれています。
セイン・カミュの“歴史”も分かる1冊です。おすすめ!