前回は、英絶の「第5ステップ」についてお話し、
『話せれば読める』という話をさせて頂きました。
おかしな言い方に感じるかもしれませんが、
母語であれば、小さい頃からそうしてきたのではないかと思います。
母語の場合、遅くとも小学生くらいになると文字を読む機会が増えていきますが、
それまでにまったく話せないということはないからです。
改めて英絶の5つのステップを確認してみて、
この方法を忠実に続けていけば、本当に英語を「話せる」ようになるだろうと実感できるようになりました。
実際、始めた頃の自分よりも断然話せている自分がいます。
そして第5ステップが見えるところまで来てみると、
英絶の筆者が言っているこの方法が、
どこまでも「話せる」ようになるため、「使える」ようになるための方法なのだなぁと、
痛いほど感じるようになりました。
第2ステップの書き取り・音読、
第3ステップでの英英辞典の書き取り・音読、
映画を使った第4ステップの書き取り・音読というのは、
第5ステップを無理せず円滑に取り組むための「段階」であり、
文字通りそれぞれのステップにおいて第5ステップで必要となる “技術”
(文章をスラスラ読んだり、ペラペラ話したり)を身に付けるための事前準備、
あるいは準備体操のようなものなのだなぁ…と感じるようになりました。